(前記事からの続き)
【いつものお約束】
レポート前のお断り。
以下に書く出演者・参加者の言動は、私の記憶・印象を元にしたものであり、事実とは著しく異なる場合があります。
また、私はSplashStar信者なので妄想と現実を混同しがちですが、大前提としてこのライブは「プリキュア」公式イベントではありません。
あくまで、花っぽい人や鳥っぽい人が出るアニメで共演された方たちによる自主イベントです。
勢いで妙な記述をするかもしれませんが、いつもの私の誇張表現なので誤解しないでください。
…版権上の問題があるので、ここは明言しとかないと、ね。
【会場内その1】
マーベラスエンターテイメントさまが物販やってた。
ちょ!前段で必死にフォローした私の立場は…。
決して「プリキュア」イベントではない。でも公的に権利持ってる会社がしれっと紛れ込んでやがる。
その根性はとっても好きです。CDとは「売れる」ものではない。自分から「売る」ものなんだ。
過酷なレジスタンス話だった「SplashStar」。その戦いは今もなお続いている。
【会場内その2】
会場はオールスタンディング。でも今回はお子様用の座席も完備されていました。
(昼)
なんと2、3人来てた!やった!SplashStar大人気!
昨日に夢っぽい人の映画が公開されたばかりなのに、こっちに来るなんて。
そんな選択をしたこの娘らのためにも、美翔さんはきちんと最後まで憧れのヒロインさまでいてあげて欲しいです。
(夜)
現役女児さま、まさかのゼロ。
悲しい顔した美翔さんにより座席は撤去され、その分前に列が詰められました。
3、4列分あった座席列を、まずは1列残して撤去。開演ぎりぎりで遂に諦めて全撤去。
美翔さん…。その、夜でしたしね…。ほら夜遊びさせちゃダメですからね。。
【会場内その3】
昼は100人弱、夜は200人ほどの客入りでした。
特に夜は大入り満員状態。
会場の横幅が比較的小さめだったので、面積よりも狭く感じました。
その分一体感が素晴らしい。
ライブはこれくらいの規模が一番いい気がする。
【3曲目:HAPPY! SMILE! HELLO!】
相も変らぬ雨女ぶりを披露する榎本さん。本日は会場入り前に天気雨。
榎本さん:
「バンドが死んじゃう歌」「みんなも死んじゃう歌」(昼)
「3曲目にこれを歌うのは初めてです」(夜)
予想の範囲の外の選曲でした。
(なんとなく「Keep on Going」か「ココロレーダー」かと思ってた)
歌うのは、かつて日曜朝にナージャ先輩と泥沼の戦いを展開したこともある猫娘アニメの主題歌です。
榎本さん、「玩具が売れなくて玉砕」したアニメにここでも関わってたんだな…。
【5曲目:青空の果てへ(昼)】
今年の夏コミで販売した、「グレンラガン」のオリジナルイメージソング。
言うまでもなく「グレンラガン」は、夢見るプリキュアの直撃裏番組です。
そんな番組のイメージソングを作って歌うなんて、さすがSSチーム。(明らかに間違った読みですが気にしない)
【6曲目:夢、ひとひら】
樹元さん:
「『プリキュア』と同じく『ひとひら』は子供にも楽しんでもらえる作品で…」(昼)
「ひとひら」は深夜枠が主力だったと思うのですが、気にしない。
あと、このとき初めて「プリキュア」という単語が出てきました。(除く歌詞)
6曲目になるまで一切その名を口にせず、その割には周知の事実として「プリキュア」を比較項目として出してくるあたりが、このライブの暗黙の了解具合をよく物語ってる。
また前回と同じく、5人になった何かや偉大な諸先輩方には、昼夜通じて全く言及しませんでした。
映画が昨日公開で、今日は本放送日だというのに完全無視。
彼女たちの固い結束を垣間見た。
【7曲目:にたものどうし】
樹元さんの作文を元に五條さんが作詞、うちやえさんが作曲を行って出来上がった曲。
日向さんのイメージソング第3弾。フラッピへのメッセージを込めたお歌です。
樹元さん:
「咲ちゃんが、フラッピを見ながら歌ってるイメージで作りました」
さりげなく、とんでもないよそれ。恐怖、自力でイメージソングを生産できてしまうSSチーム。
「今回のライブで樹元さんが歌いそうな曲」といえば「海が見えたら」「海に月」および「ひとひら」くらいだよなぁ、と思ってたんですが、発想が甘かった。
曲が他にないのなら、自分たちで作ってしまおう。
これが「作る側」と「消費するだけの側」の発想の差か。日向さんやばいよ。彼女のタフさは半端ない。
歌はギター伴奏を山口さんが担当。
(昼)
山口さん:
「(演奏開始)1,2,3…」
樹元さん:
「あ、ちょっと待って!」
既に演奏体勢に入ってるところで「待った」。
樹元さんは相変わらず謎の小動物でした。
止めた理由は「曲名を言うのを忘れてた」。
(夜)
山口さん:
「(演奏開始)1,2,3…」
「1万年と2千年前から愛してるー♪」
樹元さん:
「う!?ぅえあ?」
昼の報復代わりに、いきなり違う曲。あ、悪質などっきりだ…。
日向さん:
「弟ときどきお兄ちゃん稀にお父さん的な~♪」
「どうしてじっとしてないの?」
「ときどきムッ!とする!!」
思いっきり感情のこもったこの歌は、日向さん&フラッピのイメージソングであると同時に、樹元さん&山口さんの歌でもあった。
【トークコーナー】
昼夜ともにゲーム。解答者5人に、1人1文字で5文字になる単語を答えてもらいます。
(昼)
問:日向咲の妹の名前は?
答:「日」「向」「な」「の」「り」
フ、フラッピ…。確かに彼女の前から逃げ惑ってばかりで、交流することはなかったわけですが…。
(夜)
問:美翔舞の父の名前は?
そ れ は 私 も 分 か ん ね ぇ 。
解答者一同パニック。
会場2階の関係者席には、監督をはじめSSスタッフも来ておられました。
これで間違えたら総スカンです。
「でも意外と監督も忘れてたりして」
誰かの発言で、ライトが関係者席へ。1階からは見えませんでしたが…
千葉さん:
「今、監督もスタッフも慌てて席に座ったのが見え…」
答えを知ってる関係者、おらず。美翔さん父…。
そんな中、実質ノーヒントで答えにたどり着いたのは樹元さんでした。
さすが日向さんは違うぜ。
その他、ことごとく問題を間違い続けたのが、うちやえさん。
今回の彼女は数々の新曲を作成され、「できるスマートなお姉さん」だったはずなのに…。
「発言の8割は流したほうがいい」(五條さん)の言葉どおり、最初から最後まで謎トークを展開しておられました。
【8曲目:海が見えたら】
榎本さんの「(ステージ上で)じっとしてないで歩いてもいいんだよ」のアドバイス(昼)を受け、樹元さんが歩く!
(昼)頑張って歩いた!…でも…
(夜)
樹元さん:
「歌のリズムに合わせて歩かないとなんだか変なことになって…」
その反省を踏まえ、夜はしっかり動いてました。
それどころか最後の締め部分でエアギターまで。
最後はばっちりポーズを決めて終了。そして照れ隠しに即行舞台から走って逃げた。
【9曲目:奇跡の雫】
うちやえさんは作曲可能でお歌もうまい格好いいお姉さん。
そんな彼女による「奇跡の雫」。
「奇跡の雫」=「大切なものを守り抜いた証」という構成はとても素敵です。
(昼)うちやえさん:
「それでは聴いてください」
(前奏)
(前奏)
(前奏終了)
「あ。」(出だしを忘れて悶)
せっかくの格好いい場面だったのに…。
【10曲目:A message of wind】
(夜)
直前に歌った、うちやえさんと入れ替わるために、榎本さんが舞台へ。
うちやえさん:
「あっちゃん、かんぱーい」
榎本さん:
「か、んぱい?」
打ち鳴らされるマイクとマイク。
そしてぎこちなく入れ替わる、歌唱用マイク(うちやえさん使用)とトーク用予備マイク(榎本さん持参)。
榎本さん:
「……マイク交換をスムーズにやりたかったんだよね。。」
でもなんで「乾杯」。
『この人、もういやだ』な顔をした榎本さんが、歌えるまでに立ち直るのにはしばしの時間がかかりました。
【11曲目:エガオノチカラ】
(夜)
五條さん:
「この歌は、SplashStarには珍しい戦いの歌」
まぁ明らかにこの曲は、白い人や黒い人のイメージで作成されてますからね…。
例によって固い結束を誇るSSチームは、そんなことには露ほども触れませんでしたが。
(昼)
お歌の終了後。
コールの「ハッ!」をうちやえさんが歌舞伎のポーズでナチュラルにやっていたと、五條さんは散々いじりまくり。
(夜)
そのブームは2部になっても終わらず。やっぱりうちやえさんをいじりまくり。
五條さん:
「どうすれば『ハッ!』がこう(歌舞伎的な)なるのか」
…ところで「エガオノチカラ」を聴いたことのある人は分かるかと思いますが、この曲はコールを入れるのが微妙に難しいです。
全く同じメロディだけど「ハッ!」を言うところと言わないところがある。
(コールを入れるのは、基本的に「エガオノチカラ!」の後のみ)
で、樹元さんは見事に間違えた。
樹元さん:
「私、恥ずかしいことに『ハッ!』を間違え…」
五條さん:
「それで、やえどんは『ハッ!』を両手でやっててね!おかしいよ!」
樹元さん:
「あ、あう…」
日向さん、完全スルー。せ、せっかくボケたのに。
私どうしたらいいの?な顔して樹元さんがとても可愛かったです。
それと、状況をただ一人把握し、「これは私がフォローすべきなんだろうか」と悩める表情になった榎本さんにときめいた。
その後。
ボケを回収すべきかどうか、樹元さんが微妙にもじもじしてたところに五條さんから。
五條さん:
「そういえばスルーしてたけど…!」
嗚呼、良かった。樹元さんが期待に満ちた目をしている。
五條さん:
「さっきのエアギター!(注:8曲目)」
そっちか。一瞬虚を突かれた樹元さんの表情は最高に可愛かった。
五條さん:
「もう後ろのバンドの人たちがニヤニヤしてて…!」
「(ギター担当の方)なんて、もうガン見して」
樹元さん:
「なんか後ろからプレッシャーは感じてたんですよー」
「海が見えたら」はテンポのいい歌だけど、コールが上がるタイプの歌ではなく。
でも歌い終わってからそれなりに演奏は続くので、微妙に間が持たない。
苦肉の策で、昼の部ではとっさに動いてみたそうですが…
樹元さん:
「みんなから地団駄踏んでる見たいだって言われて…」
確かに。そこがとても良かったけれど。
樹元さん:
「(夜は)エアギターやれって言われてやってみました」
去年のライブからは考えられない大成長。
でも言われたとおりにやったのに、みんなからニヤニヤ笑いで迎えられた樹元さん。
こういう出演者同士でも、お互いの出番を遊びまくって楽しんでる感じはとても良いなぁ。
【12曲目:Girl's Work(昼)】
榎本さん、歌ってる最中にマイクの柄がすっぽ抜ける。
樹元さん:
「ずっこけたり、トラブったりめげちゃう日もある~♪」
「なんどもやり直し、それを勇気と呼んでいる!」
その後、15曲目でもやっぱりすっぽ抜け。
10年の芸暦の中での初体験が2度も。
なお夜の部では、執拗なまでにビニールテープでマイクを補強しておられました。
【12曲目:my growing days(夜)】
トークが盛り上がりすぎて収拾がつかなくなり、唯一の突っ込み役・榎本さんが全てを投げた。
仕方がないので、山口さん・千葉さんもステージへ。
そのままなし崩しで、前回のラストソング「my growing days」。
一連のトークによれば、リハの際に非常に厳しいダメだしを連発した五條さんは「番長」と呼ばれ畏怖の対象と化したそうです。
今度から五條さんのことは「番長」と呼びましょう。
【13曲目:STStars】
うちやえさん:
「TEUCHIライブをイメージして作りました」
作曲できるってなんて素敵。
トークはボケてても、無敵のスキルを擁するうちやえさん。
「ST」は「SUPER☆TEUCHI」の略だそうです。「SplashStarTeam」の略でもいいような気がする。
【14曲目:ガンバランスdeダンス】
榎本さん:
「歌なんて歌いません」
今回も当然あった脅威の一発芸。
EDを実写で再現してみせる出演者さまに心底感動。
【15曲目:まかせて★スプラッシュ☆スター★】
うちやえさん:
「ふたりはプリキュア?」
スプラッシュスター!!
嗚呼、叫んでいて心地よい。
貴方が大好きって、誰かが想ってる。誰もが想ってる。
この番組を好きでよかった。
【出演者様】
私は「彼氏彼女の事情」のころから榎本さんのファンです。
当時の悪知恵の働くダンプカーのような彼女の印象が強いだけに、ちゃんと場をコントロールしようとする榎本さんの姿に妙に感激。
前から計算づくで暴走する頭の良い娘さんでしたが、ちゃんと場の流れをライブとして成立させるべく制御してる様が頼もしいです。
今日の服装は白で、樹元さん(赤)とは色違いのペアルック。
もちろん、花鳥を意識されてたんだと思います。
髪型もあの二人に酷似したものにセットされていました。
前回と同じく、そのことには一言も触れませんでしたが、とても嬉しかったです。
SSは愛されてる幸せものだなぁ。
【おわりに】
トークの合間で「TEUCHI3」の単語が一瞬ネタに上がりました。
流れで出た言葉かもしれないですけれど、ぜひ開催して欲しいです。
(エアギターに発奮した樹元さんに対し、「できるのは今年までだしよく頑張った」と声をかけられていたのが気になりますが…)
実現したら、また絶対に行こう。
今回何よりビビったのは、日向さんの新曲が出てきたこと。
確かに既存曲でも、うちやえさん作曲とか普通にあったよなぁ…。
でもまさか、新作SS分を補給できるなんて夢にも思いませんでした。
次はチョッピを引きずってきて、美翔さんさんverに期待したいです。
曲を作れてしまうことに感動。作ってくれることにも感動。
番組が終了して1年弱になるのに、こういうライブを開いてくれること自体にも感動。
「SS」の愛されぶりが、ファンの一人としてとても嬉しくてしょうがない。
ていうかもう、この面子で第2期始めようよ。
主題歌作って歌える人がいて、ヒロインとマスコットと敵キャラが揃ってるんだから、でっちあげられるじゃないか。
版権がネックになるのなら、榎本舞と日向オリエの大冒険とかさ。性質の悪い寸劇ができてしまう。
やっぱり本物は凄いなぁ。このすさまじいパワーと愛を感じることができただけでもライブに行った甲斐があったと思う。
(後日、榎本さんの公式ページからの引用)
>またいい具合の時期に企画するので、そのときは遊びに来てね!
絶対に行こう。そしてまた、この幸せな時間を共有したいと思った。
【お土産】
【いつものお約束】
レポート前のお断り。
以下に書く出演者・参加者の言動は、私の記憶・印象を元にしたものであり、事実とは著しく異なる場合があります。
また、私はSplashStar信者なので妄想と現実を混同しがちですが、大前提としてこのライブは「プリキュア」公式イベントではありません。
あくまで、花っぽい人や鳥っぽい人が出るアニメで共演された方たちによる自主イベントです。
勢いで妙な記述をするかもしれませんが、いつもの私の誇張表現なので誤解しないでください。
…版権上の問題があるので、ここは明言しとかないと、ね。
【会場内その1】
マーベラスエンターテイメントさまが物販やってた。
ちょ!前段で必死にフォローした私の立場は…。
決して「プリキュア」イベントではない。でも公的に権利持ってる会社がしれっと紛れ込んでやがる。
その根性はとっても好きです。CDとは「売れる」ものではない。自分から「売る」ものなんだ。
過酷なレジスタンス話だった「SplashStar」。その戦いは今もなお続いている。
【会場内その2】
会場はオールスタンディング。でも今回はお子様用の座席も完備されていました。
(昼)
なんと2、3人来てた!やった!SplashStar大人気!
昨日に夢っぽい人の映画が公開されたばかりなのに、こっちに来るなんて。
そんな選択をしたこの娘らのためにも、美翔さんはきちんと最後まで憧れのヒロインさまでいてあげて欲しいです。
(夜)
現役女児さま、まさかのゼロ。
悲しい顔した美翔さんにより座席は撤去され、その分前に列が詰められました。
3、4列分あった座席列を、まずは1列残して撤去。開演ぎりぎりで遂に諦めて全撤去。
美翔さん…。その、夜でしたしね…。ほら夜遊びさせちゃダメですからね。。
【会場内その3】
昼は100人弱、夜は200人ほどの客入りでした。
特に夜は大入り満員状態。
会場の横幅が比較的小さめだったので、面積よりも狭く感じました。
その分一体感が素晴らしい。
ライブはこれくらいの規模が一番いい気がする。
お花:SSスタッフと松来さんから |
【3曲目:HAPPY! SMILE! HELLO!】
相も変らぬ雨女ぶりを披露する榎本さん。本日は会場入り前に天気雨。
榎本さん:
「バンドが死んじゃう歌」「みんなも死んじゃう歌」(昼)
「3曲目にこれを歌うのは初めてです」(夜)
予想の範囲の外の選曲でした。
(なんとなく「Keep on Going」か「ココロレーダー」かと思ってた)
歌うのは、かつて日曜朝にナージャ先輩と泥沼の戦いを展開したこともある猫娘アニメの主題歌です。
榎本さん、「玩具が売れなくて玉砕」したアニメにここでも関わってたんだな…。
【5曲目:青空の果てへ(昼)】
今年の夏コミで販売した、「グレンラガン」のオリジナルイメージソング。
言うまでもなく「グレンラガン」は、夢見るプリキュアの直撃裏番組です。
そんな番組のイメージソングを作って歌うなんて、さすがSSチーム。(明らかに間違った読みですが気にしない)
【6曲目:夢、ひとひら】
樹元さん:
「『プリキュア』と同じく『ひとひら』は子供にも楽しんでもらえる作品で…」(昼)
「ひとひら」は深夜枠が主力だったと思うのですが、気にしない。
あと、このとき初めて「プリキュア」という単語が出てきました。(除く歌詞)
6曲目になるまで一切その名を口にせず、その割には周知の事実として「プリキュア」を比較項目として出してくるあたりが、このライブの暗黙の了解具合をよく物語ってる。
また前回と同じく、5人になった何かや偉大な諸先輩方には、昼夜通じて全く言及しませんでした。
映画が昨日公開で、今日は本放送日だというのに完全無視。
彼女たちの固い結束を垣間見た。
【7曲目:にたものどうし】
樹元さんの作文を元に五條さんが作詞、うちやえさんが作曲を行って出来上がった曲。
日向さんのイメージソング第3弾。フラッピへのメッセージを込めたお歌です。
樹元さん:
「咲ちゃんが、フラッピを見ながら歌ってるイメージで作りました」
さりげなく、とんでもないよそれ。恐怖、自力でイメージソングを生産できてしまうSSチーム。
「今回のライブで樹元さんが歌いそうな曲」といえば「海が見えたら」「海に月」および「ひとひら」くらいだよなぁ、と思ってたんですが、発想が甘かった。
曲が他にないのなら、自分たちで作ってしまおう。
これが「作る側」と「消費するだけの側」の発想の差か。日向さんやばいよ。彼女のタフさは半端ない。
歌はギター伴奏を山口さんが担当。
(昼)
山口さん:
「(演奏開始)1,2,3…」
樹元さん:
「あ、ちょっと待って!」
既に演奏体勢に入ってるところで「待った」。
樹元さんは相変わらず謎の小動物でした。
止めた理由は「曲名を言うのを忘れてた」。
(夜)
山口さん:
「(演奏開始)1,2,3…」
「1万年と2千年前から愛してるー♪」
樹元さん:
「う!?ぅえあ?」
昼の報復代わりに、いきなり違う曲。あ、悪質などっきりだ…。
日向さん:
「弟ときどきお兄ちゃん稀にお父さん的な~♪」
「どうしてじっとしてないの?」
「ときどきムッ!とする!!」
思いっきり感情のこもったこの歌は、日向さん&フラッピのイメージソングであると同時に、樹元さん&山口さんの歌でもあった。
【トークコーナー】
昼夜ともにゲーム。解答者5人に、1人1文字で5文字になる単語を答えてもらいます。
(昼)
問:日向咲の妹の名前は?
答:「日」「向」「な」「の」「り」
フ、フラッピ…。確かに彼女の前から逃げ惑ってばかりで、交流することはなかったわけですが…。
(夜)
問:美翔舞の父の名前は?
そ れ は 私 も 分 か ん ね ぇ 。
解答者一同パニック。
会場2階の関係者席には、監督をはじめSSスタッフも来ておられました。
これで間違えたら総スカンです。
「でも意外と監督も忘れてたりして」
誰かの発言で、ライトが関係者席へ。1階からは見えませんでしたが…
千葉さん:
「今、監督もスタッフも慌てて席に座ったのが見え…」
答えを知ってる関係者、おらず。美翔さん父…。
そんな中、実質ノーヒントで答えにたどり着いたのは樹元さんでした。
さすが日向さんは違うぜ。
その他、ことごとく問題を間違い続けたのが、うちやえさん。
今回の彼女は数々の新曲を作成され、「できるスマートなお姉さん」だったはずなのに…。
「発言の8割は流したほうがいい」(五條さん)の言葉どおり、最初から最後まで謎トークを展開しておられました。
【8曲目:海が見えたら】
榎本さんの「(ステージ上で)じっとしてないで歩いてもいいんだよ」のアドバイス(昼)を受け、樹元さんが歩く!
(昼)頑張って歩いた!…でも…
(夜)
樹元さん:
「歌のリズムに合わせて歩かないとなんだか変なことになって…」
その反省を踏まえ、夜はしっかり動いてました。
それどころか最後の締め部分でエアギターまで。
最後はばっちりポーズを決めて終了。そして照れ隠しに即行舞台から走って逃げた。
【9曲目:奇跡の雫】
うちやえさんは作曲可能でお歌もうまい格好いいお姉さん。
そんな彼女による「奇跡の雫」。
「奇跡の雫」=「大切なものを守り抜いた証」という構成はとても素敵です。
(昼)うちやえさん:
「それでは聴いてください」
(前奏)
(前奏)
(前奏終了)
「あ。」(出だしを忘れて悶)
せっかくの格好いい場面だったのに…。
【10曲目:A message of wind】
(夜)
直前に歌った、うちやえさんと入れ替わるために、榎本さんが舞台へ。
うちやえさん:
「あっちゃん、かんぱーい」
榎本さん:
「か、んぱい?」
打ち鳴らされるマイクとマイク。
そしてぎこちなく入れ替わる、歌唱用マイク(うちやえさん使用)とトーク用予備マイク(榎本さん持参)。
榎本さん:
「……マイク交換をスムーズにやりたかったんだよね。。」
でもなんで「乾杯」。
『この人、もういやだ』な顔をした榎本さんが、歌えるまでに立ち直るのにはしばしの時間がかかりました。
【11曲目:エガオノチカラ】
(夜)
五條さん:
「この歌は、SplashStarには珍しい戦いの歌」
まぁ明らかにこの曲は、白い人や黒い人のイメージで作成されてますからね…。
例によって固い結束を誇るSSチームは、そんなことには露ほども触れませんでしたが。
(昼)
お歌の終了後。
コールの「ハッ!」をうちやえさんが歌舞伎のポーズでナチュラルにやっていたと、五條さんは散々いじりまくり。
(夜)
そのブームは2部になっても終わらず。やっぱりうちやえさんをいじりまくり。
五條さん:
「どうすれば『ハッ!』がこう(歌舞伎的な)なるのか」
…ところで「エガオノチカラ」を聴いたことのある人は分かるかと思いますが、この曲はコールを入れるのが微妙に難しいです。
全く同じメロディだけど「ハッ!」を言うところと言わないところがある。
(コールを入れるのは、基本的に「エガオノチカラ!」の後のみ)
で、樹元さんは見事に間違えた。
樹元さん:
「私、恥ずかしいことに『ハッ!』を間違え…」
五條さん:
「それで、やえどんは『ハッ!』を両手でやっててね!おかしいよ!」
樹元さん:
「あ、あう…」
日向さん、完全スルー。せ、せっかくボケたのに。
私どうしたらいいの?な顔して樹元さんがとても可愛かったです。
それと、状況をただ一人把握し、「これは私がフォローすべきなんだろうか」と悩める表情になった榎本さんにときめいた。
その後。
ボケを回収すべきかどうか、樹元さんが微妙にもじもじしてたところに五條さんから。
五條さん:
「そういえばスルーしてたけど…!」
嗚呼、良かった。樹元さんが期待に満ちた目をしている。
五條さん:
「さっきのエアギター!(注:8曲目)」
そっちか。一瞬虚を突かれた樹元さんの表情は最高に可愛かった。
五條さん:
「もう後ろのバンドの人たちがニヤニヤしてて…!」
「(ギター担当の方)なんて、もうガン見して」
樹元さん:
「なんか後ろからプレッシャーは感じてたんですよー」
「海が見えたら」はテンポのいい歌だけど、コールが上がるタイプの歌ではなく。
でも歌い終わってからそれなりに演奏は続くので、微妙に間が持たない。
苦肉の策で、昼の部ではとっさに動いてみたそうですが…
樹元さん:
「みんなから地団駄踏んでる見たいだって言われて…」
確かに。そこがとても良かったけれど。
樹元さん:
「(夜は)エアギターやれって言われてやってみました」
去年のライブからは考えられない大成長。
でも言われたとおりにやったのに、みんなからニヤニヤ笑いで迎えられた樹元さん。
こういう出演者同士でも、お互いの出番を遊びまくって楽しんでる感じはとても良いなぁ。
【12曲目:Girl's Work(昼)】
榎本さん、歌ってる最中にマイクの柄がすっぽ抜ける。
樹元さん:
「ずっこけたり、トラブったりめげちゃう日もある~♪」
「なんどもやり直し、それを勇気と呼んでいる!」
その後、15曲目でもやっぱりすっぽ抜け。
10年の芸暦の中での初体験が2度も。
なお夜の部では、執拗なまでにビニールテープでマイクを補強しておられました。
【12曲目:my growing days(夜)】
トークが盛り上がりすぎて収拾がつかなくなり、唯一の突っ込み役・榎本さんが全てを投げた。
仕方がないので、山口さん・千葉さんもステージへ。
そのままなし崩しで、前回のラストソング「my growing days」。
一連のトークによれば、リハの際に非常に厳しいダメだしを連発した五條さんは「番長」と呼ばれ畏怖の対象と化したそうです。
今度から五條さんのことは「番長」と呼びましょう。
【13曲目:STStars】
うちやえさん:
「TEUCHIライブをイメージして作りました」
作曲できるってなんて素敵。
トークはボケてても、無敵のスキルを擁するうちやえさん。
「ST」は「SUPER☆TEUCHI」の略だそうです。「SplashStarTeam」の略でもいいような気がする。
【14曲目:ガンバランスdeダンス】
榎本さん:
「歌なんて歌いません」
今回も当然あった脅威の一発芸。
EDを実写で再現してみせる出演者さまに心底感動。
【15曲目:まかせて★スプラッシュ☆スター★】
うちやえさん:
「ふたりはプリキュア?」
スプラッシュスター!!
嗚呼、叫んでいて心地よい。
貴方が大好きって、誰かが想ってる。誰もが想ってる。
この番組を好きでよかった。
【出演者様】
私は「彼氏彼女の事情」のころから榎本さんのファンです。
当時の悪知恵の働くダンプカーのような彼女の印象が強いだけに、ちゃんと場をコントロールしようとする榎本さんの姿に妙に感激。
前から計算づくで暴走する頭の良い娘さんでしたが、ちゃんと場の流れをライブとして成立させるべく制御してる様が頼もしいです。
今日の服装は白で、樹元さん(赤)とは色違いのペアルック。
もちろん、花鳥を意識されてたんだと思います。
髪型もあの二人に酷似したものにセットされていました。
前回と同じく、そのことには一言も触れませんでしたが、とても嬉しかったです。
SSは愛されてる幸せものだなぁ。
【おわりに】
トークの合間で「TEUCHI3」の単語が一瞬ネタに上がりました。
流れで出た言葉かもしれないですけれど、ぜひ開催して欲しいです。
(エアギターに発奮した樹元さんに対し、「できるのは今年までだしよく頑張った」と声をかけられていたのが気になりますが…)
実現したら、また絶対に行こう。
今回何よりビビったのは、日向さんの新曲が出てきたこと。
確かに既存曲でも、うちやえさん作曲とか普通にあったよなぁ…。
でもまさか、新作SS分を補給できるなんて夢にも思いませんでした。
次はチョッピを引きずってきて、美翔さんさんverに期待したいです。
曲を作れてしまうことに感動。作ってくれることにも感動。
番組が終了して1年弱になるのに、こういうライブを開いてくれること自体にも感動。
「SS」の愛されぶりが、ファンの一人としてとても嬉しくてしょうがない。
夜の部終了後、会場遠景 |
ていうかもう、この面子で第2期始めようよ。
主題歌作って歌える人がいて、ヒロインとマスコットと敵キャラが揃ってるんだから、でっちあげられるじゃないか。
版権がネックになるのなら、榎本舞と日向オリエの大冒険とかさ。性質の悪い寸劇ができてしまう。
やっぱり本物は凄いなぁ。このすさまじいパワーと愛を感じることができただけでもライブに行った甲斐があったと思う。
(後日、榎本さんの公式ページからの引用)
>またいい具合の時期に企画するので、そのときは遊びに来てね!
絶対に行こう。そしてまた、この幸せな時間を共有したいと思った。
【お土産】