毎年この時期のニチアサさんは頭おかしいけれど、今年は特におかしい気がする。
■侍戦隊シンケンジャー 第四十六幕「激突大勝負」
侍戦隊・シンケンジャー。
圧倒的に強い殿様と、その下に集った4人の侍さんのお話。
いよいよクライマックスに突入。
何せ殿は強いので、「部下を危険に晒したくない」と一人で戦うことに拘ったり。
でも健気についてくる部下の姿に、少し頼ってみたり。
だけどやっぱり弱いので、最後は結局自分で戦うしかなかったり。
そんな葛藤や成長を乗り越えて、殿と部下の絆も確かになってみた。
結果、敵の首領であるところのドウコクさんも、最終回1ヶ月以上も前に撤退。
もはや勝ちは決まったかに思えたところに、大どんでん返し。
桃姐さん:
「(殿は)あの女の子の、影武者ですか」
殿が、殿じゃなかった!
敵の目を欺くために、影武者として立てられた殿。
仕事は完璧に果たした。
そして降臨する本物の「殿」こと、「姫」。
今までのことは全て嘘だった。
あんまりな事実に、家臣一同大パニック。
もちろん「殿」の辛さも分かるので、彼を恨むわけもない。
しかも困ったことに、姫はとても良い人です。強いし人格者。
おかげで誰かを罵るわけにもいかず、何をどうしようもない。ただただパニック。
寿司:
「お前ら…本当にあのお姫様と一緒に戦うのか…」
緑:
「もっと憎たらしいお姫様だったら、簡単だったのにな」
怒りのやり場もなく、そもそも怒っているのかも分からない。
混乱を抱えたまま、真・レッドと共に家臣は戦う。
くどいようですが姫は普通に優秀なので、問題なく戦闘できてしまう。
殿:
「………。。」
影武者の任を解かれた殿が、自分のいない「侍戦隊」の巨大ロボ戦を見上げる様が胸にきた。
殿が居なくても、戦える。
適切な表現かどうか微妙ですが、こういうのは会社でもある。
「この人が居ないと仕事にならない」と思われてるようなエース級の人でも、いざ辞めても案外どうにでもなる。
仕事に明け暮れて、仕事に誇りを持っていても、お役御免となったその時、振り返ったら何もなかったりする。
殿:
「…俺は殿様じゃない自分は初めて見た」
「びっくりするほど何もないな」
そんな殿に、敵さんが声をかける。
戦闘狂:
「俺と戦う。それだけで十分だ」
「お前がするべきことは、戦いのみ」
殿:
「…確かにこれだけは本物だ」
「一切、嘘はない。」
ああう。殿が…。殿が外道に落ちる…。
「全てが嘘ではなかったはずだ」の爺の言葉も虚しく響き、殿は血濡れの戦いに没入。
最終回まで残り3話。もう敵を倒すとか倒さないとか、そんな次元の話ではない。
【今期のOP】
本編の尋常ならざる展開の前振りを受けて流れるOP。
異常に熱いです。これだけで軽く泣ける。
1年間見てきて良かったとつくづく思う。
【今期のラスボス】
既に大ボスが力尽きてるのがまた状況に拍車をかける。
(お話的には復活して最後に華々しくバトルするんでしょうけれど)
敵はいない。後はとどめを刺すだけ。それがかえって「どうしようもない」感を掻き立てる。
大体、そのラスボスさんにしても「惚れた女の大事なものを取り返すために玉砕」です。
その際に主人公勢は成す術もなく負けてます。
単に相手が無茶をして自滅したので、今の優位がある。
そこだけ見れば何やら良い人。意味分かんない。何考えてるんだ「シンケンジャー」。
■侍戦隊シンケンジャー 第四十六幕「激突大勝負」
侍戦隊・シンケンジャー。
圧倒的に強い殿様と、その下に集った4人の侍さんのお話。
いよいよクライマックスに突入。
何せ殿は強いので、「部下を危険に晒したくない」と一人で戦うことに拘ったり。
でも健気についてくる部下の姿に、少し頼ってみたり。
だけどやっぱり弱いので、最後は結局自分で戦うしかなかったり。
そんな葛藤や成長を乗り越えて、殿と部下の絆も確かになってみた。
結果、敵の首領であるところのドウコクさんも、最終回1ヶ月以上も前に撤退。
もはや勝ちは決まったかに思えたところに、大どんでん返し。
桃姐さん:
「(殿は)あの女の子の、影武者ですか」
殿が、殿じゃなかった!
敵の目を欺くために、影武者として立てられた殿。
仕事は完璧に果たした。
そして降臨する本物の「殿」こと、「姫」。
今までのことは全て嘘だった。
あんまりな事実に、家臣一同大パニック。
もちろん「殿」の辛さも分かるので、彼を恨むわけもない。
しかも困ったことに、姫はとても良い人です。強いし人格者。
おかげで誰かを罵るわけにもいかず、何をどうしようもない。ただただパニック。
寿司:
「お前ら…本当にあのお姫様と一緒に戦うのか…」
緑:
「もっと憎たらしいお姫様だったら、簡単だったのにな」
怒りのやり場もなく、そもそも怒っているのかも分からない。
混乱を抱えたまま、真・レッドと共に家臣は戦う。
くどいようですが姫は普通に優秀なので、問題なく戦闘できてしまう。
殿:
「………。。」
影武者の任を解かれた殿が、自分のいない「侍戦隊」の巨大ロボ戦を見上げる様が胸にきた。
殿が居なくても、戦える。
適切な表現かどうか微妙ですが、こういうのは会社でもある。
「この人が居ないと仕事にならない」と思われてるようなエース級の人でも、いざ辞めても案外どうにでもなる。
仕事に明け暮れて、仕事に誇りを持っていても、お役御免となったその時、振り返ったら何もなかったりする。
殿:
「…俺は殿様じゃない自分は初めて見た」
「びっくりするほど何もないな」
そんな殿に、敵さんが声をかける。
戦闘狂:
「俺と戦う。それだけで十分だ」
「お前がするべきことは、戦いのみ」
殿:
「…確かにこれだけは本物だ」
「一切、嘘はない。」
ああう。殿が…。殿が外道に落ちる…。
「全てが嘘ではなかったはずだ」の爺の言葉も虚しく響き、殿は血濡れの戦いに没入。
最終回まで残り3話。もう敵を倒すとか倒さないとか、そんな次元の話ではない。
(左画像) 侍戦隊シンケンジャー写真集 天晴! (右画像) 侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦(特別限定版) [DVD] |
【今期のOP】
本編の尋常ならざる展開の前振りを受けて流れるOP。
異常に熱いです。これだけで軽く泣ける。
1年間見てきて良かったとつくづく思う。
【今期のラスボス】
既に大ボスが力尽きてるのがまた状況に拍車をかける。
(お話的には復活して最後に華々しくバトルするんでしょうけれど)
敵はいない。後はとどめを刺すだけ。それがかえって「どうしようもない」感を掻き立てる。
大体、そのラスボスさんにしても「惚れた女の大事なものを取り返すために玉砕」です。
その際に主人公勢は成す術もなく負けてます。
単に相手が無茶をして自滅したので、今の優位がある。
そこだけ見れば何やら良い人。意味分かんない。何考えてるんだ「シンケンジャー」。