桃園さんのお仕事も一区切りつかれたので、だらだらと書き綴ってみる。
■フレッシュさん
1年前にキャラクターデザインが公開された時には、「プリキュア」らしからぬフレッシュ具合に戦々恐々。
だけどいざ始まってみればとっても「プリキュア」してたのが印象的なシリーズでした。主に桃園さんの腕力具合が。
何であのデザインで、拳で語る娘になるのだろう…?
■フレッシュさん2
純粋に私の好みベースで書きますと、「成長物語」とか「ちょっとずつ仲良くなっていく過程」とかそういうのはあんまり好みではないです。
おかげでショートショートや続編ものが好きな性格になってしまった。
それもあって、フレッシュさんが「最初から仲良し」スタートで面倒なところをすっ飛ばしてたのは、私的には好感度大。
パッションさん加入前のちょっとSFっぽい単発エピソード群はとても好き。
「精神が入れ替わる」とか「明日が来ない」とか。
今までは日常を巻き込むのはありそうでなかったというか、基本、殴り合ってるだけでしたし。
強いて書くなら、パッションさん加入後はそういうのがなくなっちゃったのがちょっと寂しかったです。
というか、パッションさんが全てを持っていってしまったような。
夏合宿のときのような話をもっと見たかった気がする。罪悪感に苦しんでたパッションさんが「何か割に合わない」とふと気がついたあの夏の日。
■フレッシュさん3
結局、何で名前がフルーツで、そこから天使に進化したのかは謎のまま。
「ドリーム→シャイニングドリーム」はまだ理解できる。
しかし「ピーチ→エンジェル」は不可解です。
一応、桃園さんは「桃源郷」が由来だそうなのでシャングリラやパラダイスからの連想なんでしょうか。
桃源郷に天使はいないというか、いたとしても物凄くエロスな空気を感じます。
…別にそのイメージで、さして間違ってはいないような気がしてきた。
■パインさん
始まる前はパインさんに一番期待してました。
ですが、おひろめカーニバルで何か危険な香りを感じ取り、うやむやの内に離脱。
結果的にそれが正しかったのかどうか良く分からない。
何と言うか、私の脳内イメージ的にはパインさんは意図的に日陰に逃げてる雰囲気が。こうルミナス先輩をリスペクトしてるかのような。
自分以外の3人は説得工作に成功してると言うのに、ただ一人交渉すらしようとしないのは逆にタフです。
ウエスターさんがイースマニアだったのが運命の分かれ道だった。パッションさんの副作用がこんなところにも。
■ベリーさん
私は病的な「ぴっち」信者ですので、ベリーさんに対しては他と違う思い入れが。
でも最初から最後までそつなく終わってしまった印象も。
メイン回では綺麗にポイント稼いでたし、常に高評価だったのに何でだろう。
ブルンのコスプレ能力はもっと色々発揮して欲しかったです。コスプレは正義。
まぁそれをフルに使ってしまうと、ブッキーさんの「密かにジャージ作っておいたの」エピソードが無に帰するので遠慮したんでしょう。
完璧なる彼女は友への配慮を忘れない。スペック高いのに損な立ち回りだ…。
■ピーチさん
開始当時は私的順位3位だったのに、気がつけば桃園観察日記と化した1年でした。
なんなんでしょうね、この娘。
全身から漂うロースペック臭に胸がぎゅんぎゅんする。
そしてそんなロースペックだと言うのに、全プリキュア唯一「明白に告白され、かつ振られなかった」勲章の持ち主。
こういう隙だらけの娘さんに、男は騙されるんですよ。
ラストシーンの悪女ぶりは最高過ぎる。
桃園さん:
「言っわなーい♪」
異性のことしか頭にない男子中学生に対し、悪魔の「保留」宣言。
大輔くんはそこそこ良い物件のはずなのに。
野球部のエースで、惚れた女のためには体を張れるナイスガイ。姉が有名人のオプション付き。しかもそれを一切武器に使ってこない器量まで持っている。
そんな男を「保留」。
私は常々、「桃園さんは悪い男に騙されるタイプだ」と思っていましたが、むしろ男を騙すタイプだった。ていうか、騙された!
■ピーチさん2
彼女を表する個人的単語は「マジ落ち込み」と「ロースペック」。
プロフィールだけ見ると、全プリキュア中、最も魅力のないプリキュアというこの素敵さ。
それだけに「失敗してもやり直せばいい」の言葉が強い説得力を帯びます。
…そういえばロースペックロースペックと連呼してますけど。
逆にスペックの高いプリキュアさんは誰なんだろうと思ってみた。
娘さんを勝手な都合で評価する。人として最低の思考ゲームをしてみよう。
…。
……。
………。
考え込むまでもなく、ミルミルさんじゃなかろうか。人じゃなかった。
あの年にして自活可能な職を持ち(しかも国王直属)、家事能力も完璧。
国家滅亡の危機も単身乗り切り、自身の戦闘能力も異常。
おまけに一つのところに縛られない好奇心と行動力の持ち主です。
凄い。どこかの桃とえらい違いだ。
次点で考えるとルミルミさん。
ミルミルさんと比べると内向的な面が目立ちますが、方向性が違うだけでスペックは凄い。
しかも正体はクイーンなので、下手したら不老長寿ですよ。化け物。
更に次点でいえば霧生姉妹。ポテンシャルが半端ないです。
そしてそこまで考えたところで、プリキュア娘のスペックの低さに泣けてきました。
どうしよう。上から順に選んでいくと間キャラばかりが上位に来る。これが人間の限界か。
■ピーチさん3
ちなみに今日の「プリキュアボイス」は桃園さんの担当でした。
桃園さん:
「2月1日!」
「今日はあたしがあったかいミルクシチューを作っちゃうよ!」
ハンバーグ以外も作れたのか…。
いや自炊当番してるんですから、ハンバーグの無間地獄はなさらないとは思ってましたが…。
ピルンに全く頼らない姿勢は評価に値すると思うものの、よりにもよって普通の料理能力持ってる娘に、オート料理機能の謎生物支給しなくても。
ブッキーさんや蒼い人は、本人スペックと謎能力が噛み合ってるのに、桃園さんだけ壮絶な自己否定。
■ハートキャッチさん
今までにない程の、ほんわかした雰囲気に不安はあるとはいえ、「どうせ殴り合うんだろう。プリキュアだし」という安定感も。
プリキュアさんの信頼度は高い。
絶対この娘ら、殴る。魔法のステッキを支給されても、殴打武器としか認識できない世界の人たちだ。
今のところ花咲さんと来海さんのふたり体勢ですけれど、順当に考えれば追加戦士もいますよね。
何せ過去シリーズがルミルミ・霧生・ミルミル・イースさんで盛り上がってますし。
プリキュアシリーズは非プリキュアによって支えられている。
ところで花咲さんの二代目花キュアにばかり意識を取られてましたが、
来海さんも「くるみ」だの「姉がカリスマモデル」だの際どいワードを装備してらっしゃる。
この新人さんたちが何を考えてるのか分からなくて怖い。
…来海さんの公式プロフィール「美人でスタイル抜群の姉にコンプレックスを抱いている。」にちょっとどぎまぎ。
花咲さんは花咲さんで「引っ込み思案の性格にコンプレックスを抱いていており」とか書かれてるし、この娘らコンプレックスの塊ですか。
他にもやたら頑張ってる設定がてんこ盛りです。さすが少人数で始めるだけあって、武装を満載しておられる。
■7年目
ふと思ったのは、「桃園さんが続投するかどうか」は話題になったものの、「7年目が始まるかどうか」は誰も疑ってなかった。
先日、美墨先輩の中の人のTwitterで「初代の頃は毎回アフレコ前に視聴率の発表があり、玩具の売れ行きを視察に行ってた」とありました。
今もやってるのかもしれないですけど、そんな時代を乗り越えて、物凄い領域にまで来てしまった。
先日発表された東映アニメ様の決算短信でも、桃園さんは大変褒めていただけてる。
この調子で是非8年目や80年目に突入して欲しいものです。
だらだら長くなりましたが、桃園さんやスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。来年度にも期待。
■フレッシュさん
1年前にキャラクターデザインが公開された時には、「プリキュア」らしからぬフレッシュ具合に戦々恐々。
だけどいざ始まってみればとっても「プリキュア」してたのが印象的なシリーズでした。主に桃園さんの腕力具合が。
何であのデザインで、拳で語る娘になるのだろう…?
■フレッシュさん2
純粋に私の好みベースで書きますと、「成長物語」とか「ちょっとずつ仲良くなっていく過程」とかそういうのはあんまり好みではないです。
おかげでショートショートや続編ものが好きな性格になってしまった。
それもあって、フレッシュさんが「最初から仲良し」スタートで面倒なところをすっ飛ばしてたのは、私的には好感度大。
パッションさん加入前のちょっとSFっぽい単発エピソード群はとても好き。
「精神が入れ替わる」とか「明日が来ない」とか。
今までは日常を巻き込むのはありそうでなかったというか、基本、殴り合ってるだけでしたし。
強いて書くなら、パッションさん加入後はそういうのがなくなっちゃったのがちょっと寂しかったです。
というか、パッションさんが全てを持っていってしまったような。
夏合宿のときのような話をもっと見たかった気がする。罪悪感に苦しんでたパッションさんが「何か割に合わない」とふと気がついたあの夏の日。
■フレッシュさん3
結局、何で名前がフルーツで、そこから天使に進化したのかは謎のまま。
「ドリーム→シャイニングドリーム」はまだ理解できる。
しかし「ピーチ→エンジェル」は不可解です。
一応、桃園さんは「桃源郷」が由来だそうなのでシャングリラやパラダイスからの連想なんでしょうか。
桃源郷に天使はいないというか、いたとしても物凄くエロスな空気を感じます。
…別にそのイメージで、さして間違ってはいないような気がしてきた。
■パインさん
始まる前はパインさんに一番期待してました。
ですが、おひろめカーニバルで何か危険な香りを感じ取り、うやむやの内に離脱。
結果的にそれが正しかったのかどうか良く分からない。
何と言うか、私の脳内イメージ的にはパインさんは意図的に日陰に逃げてる雰囲気が。こうルミナス先輩をリスペクトしてるかのような。
自分以外の3人は説得工作に成功してると言うのに、ただ一人交渉すらしようとしないのは逆にタフです。
ウエスターさんがイースマニアだったのが運命の分かれ道だった。パッションさんの副作用がこんなところにも。
■ベリーさん
私は病的な「ぴっち」信者ですので、ベリーさんに対しては他と違う思い入れが。
でも最初から最後までそつなく終わってしまった印象も。
メイン回では綺麗にポイント稼いでたし、常に高評価だったのに何でだろう。
ブルンのコスプレ能力はもっと色々発揮して欲しかったです。コスプレは正義。
まぁそれをフルに使ってしまうと、ブッキーさんの「密かにジャージ作っておいたの」エピソードが無に帰するので遠慮したんでしょう。
完璧なる彼女は友への配慮を忘れない。スペック高いのに損な立ち回りだ…。
■ピーチさん
開始当時は私的順位3位だったのに、気がつけば桃園観察日記と化した1年でした。
なんなんでしょうね、この娘。
全身から漂うロースペック臭に胸がぎゅんぎゅんする。
そしてそんなロースペックだと言うのに、全プリキュア唯一「明白に告白され、かつ振られなかった」勲章の持ち主。
こういう隙だらけの娘さんに、男は騙されるんですよ。
ラストシーンの悪女ぶりは最高過ぎる。
桃園さん:
「言っわなーい♪」
異性のことしか頭にない男子中学生に対し、悪魔の「保留」宣言。
大輔くんはそこそこ良い物件のはずなのに。
野球部のエースで、惚れた女のためには体を張れるナイスガイ。姉が有名人のオプション付き。しかもそれを一切武器に使ってこない器量まで持っている。
そんな男を「保留」。
私は常々、「桃園さんは悪い男に騙されるタイプだ」と思っていましたが、むしろ男を騙すタイプだった。ていうか、騙された!
■ピーチさん2
彼女を表する個人的単語は「マジ落ち込み」と「ロースペック」。
プロフィールだけ見ると、全プリキュア中、最も魅力のないプリキュアというこの素敵さ。
それだけに「失敗してもやり直せばいい」の言葉が強い説得力を帯びます。
…そういえばロースペックロースペックと連呼してますけど。
逆にスペックの高いプリキュアさんは誰なんだろうと思ってみた。
娘さんを勝手な都合で評価する。人として最低の思考ゲームをしてみよう。
…。
……。
………。
考え込むまでもなく、ミルミルさんじゃなかろうか。人じゃなかった。
あの年にして自活可能な職を持ち(しかも国王直属)、家事能力も完璧。
国家滅亡の危機も単身乗り切り、自身の戦闘能力も異常。
おまけに一つのところに縛られない好奇心と行動力の持ち主です。
凄い。どこかの桃とえらい違いだ。
次点で考えるとルミルミさん。
ミルミルさんと比べると内向的な面が目立ちますが、方向性が違うだけでスペックは凄い。
しかも正体はクイーンなので、下手したら不老長寿ですよ。化け物。
更に次点でいえば霧生姉妹。ポテンシャルが半端ないです。
そしてそこまで考えたところで、プリキュア娘のスペックの低さに泣けてきました。
どうしよう。上から順に選んでいくと間キャラばかりが上位に来る。これが人間の限界か。
■ピーチさん3
ちなみに今日の「プリキュアボイス」は桃園さんの担当でした。
桃園さん:
「2月1日!」
「今日はあたしがあったかいミルクシチューを作っちゃうよ!」
ハンバーグ以外も作れたのか…。
いや自炊当番してるんですから、ハンバーグの無間地獄はなさらないとは思ってましたが…。
ピルンに全く頼らない姿勢は評価に値すると思うものの、よりにもよって普通の料理能力持ってる娘に、オート料理機能の謎生物支給しなくても。
ブッキーさんや蒼い人は、本人スペックと謎能力が噛み合ってるのに、桃園さんだけ壮絶な自己否定。
■ハートキャッチさん
今までにない程の、ほんわかした雰囲気に不安はあるとはいえ、「どうせ殴り合うんだろう。プリキュアだし」という安定感も。
プリキュアさんの信頼度は高い。
絶対この娘ら、殴る。魔法のステッキを支給されても、殴打武器としか認識できない世界の人たちだ。
今のところ花咲さんと来海さんのふたり体勢ですけれど、順当に考えれば追加戦士もいますよね。
何せ過去シリーズがルミルミ・霧生・ミルミル・イースさんで盛り上がってますし。
プリキュアシリーズは非プリキュアによって支えられている。
ところで花咲さんの二代目花キュアにばかり意識を取られてましたが、
来海さんも「くるみ」だの「姉がカリスマモデル」だの際どいワードを装備してらっしゃる。
この新人さんたちが何を考えてるのか分からなくて怖い。
…来海さんの公式プロフィール「美人でスタイル抜群の姉にコンプレックスを抱いている。」にちょっとどぎまぎ。
花咲さんは花咲さんで「引っ込み思案の性格にコンプレックスを抱いていており」とか書かれてるし、この娘らコンプレックスの塊ですか。
他にもやたら頑張ってる設定がてんこ盛りです。さすが少人数で始めるだけあって、武装を満載しておられる。
■7年目
ふと思ったのは、「桃園さんが続投するかどうか」は話題になったものの、「7年目が始まるかどうか」は誰も疑ってなかった。
先日、美墨先輩の中の人のTwitterで「初代の頃は毎回アフレコ前に視聴率の発表があり、玩具の売れ行きを視察に行ってた」とありました。
今もやってるのかもしれないですけど、そんな時代を乗り越えて、物凄い領域にまで来てしまった。
先日発表された東映アニメ様の決算短信でも、桃園さんは大変褒めていただけてる。
この調子で是非8年目や80年目に突入して欲しいものです。
だらだら長くなりましたが、桃園さんやスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。来年度にも期待。