穴にハマったアリスたち

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「波打際のむろみさん」 第1巻 発売

2010年02月17日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
本日2月17日は、「波打際のむろみさん」の記念すべき単行本1巻の発売日。
めでたいですね。近所の本屋さんには入荷されていませんでしたが。
今日発売の「マガジン」さんによれば、九州地区では本屋という本屋に溢れかえるほどの大キャンペーン中だったそうなのに。



波打際のむろみさん 1 (少年マガジンコミックス)

それでも負けじと寒空の下、探し歩いて3軒目でどうにか見つけて買ってきました。
新刊の平積みコーナーには置いてなかった。既刊の本棚にこっそりと1冊だけ。
人魚さんに対する不当な風当たりの強さを感じます。どこの組織の陰謀ですか。

収録の作者さんコメントによれば、「やっつけ仕事で描いた」。
確かに、時間があったはずの読み切り時代の方が絵が適当という謎現象が起きている。
まぁ人魚さんですし。気合入れられても困りますし。所詮、お魚。

本編については、週刊誌掲載時に感想を書いてるので割愛。
ただ改めて読むに、つくづく名言が多すぎます。

 「えら呼吸もできんくせに水の中に戻ってきたっていう根性が気にくわんね」
 「うまいこと人間に取り入って おまんまにありつくその甘えた根性がムカツくったい!!」
 「淡水でしか生きられんような魚のどこがいいと?」

今まで誰も言わなかったタブーに切りこんでおられます。
みんな薄々感じてはいたはず。クジラやイルカの醜悪さを。
言いたいことも言えないこんな世の中、「むろみさん」の意義は非常に大きい。

とりあえず描き下ろし四コマの「むろみさんを抱きしめて」が好きです。
ありがたみないですね、魚を抱きしめても。
ぬめぬめして、しかも冷たい。
コメント
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