穴にハマったアリスたち

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(第48話)わんだふるぷりきゅあ!「ガオウの友達」

2025年01月17日 | わんだふるぷりきゅあ!
■(第48話)わんだふるぷりきゅあ!「ガオウの友達」

オオカミの群れが襲ってきました。そして鎮圧しました。
蹴りかかってきたザクロさんも、なんやかやで懐柔しました。
これで残るはガオウひとり…なのですが、町は森に沈みました。

ガオウの正体はスバルでした。成りすましていたらしい。なんでそんなことを。

スバルはガオウ以外のオオカミにも受け入れられていたようですから、素直にスバルのままでも協力してくれそうです。
協力というか、そもそもの発端はオオカミなんだし。

ガオウの体を奪ったかのような形になってしまって、気まずかったんだろうか。それはそれで、黙ってると心証は最悪です。

困ったことに、特にザクロは露骨に好意をガオウに向けています。
彼女は正体がスバルだと知っていたようなので、あの好意がガオウとスバルのどちらに向けたものなのかは分からない。

ザクロたちが人間の姿をしていたのも、スバルの趣味なのか、ザクロたちが気を利かせたのか分からない。
前者だとすると「群れの長の名前を騙った人間が、メスオオカミを人間の姿にして侍らせていた」わけで、その気はなかったとしても随分とエグイ。

しきりに「オオカミの無念を晴らす」と燃えておられましたが、当のオオカミはそうでもなく。
恨みはあるでしょうけど、スバルを心配する気持ちの方が強そう。

以前のインタビュー記事で「動物の気持ちはどこまでいっても想像することしかできない」といったことが語られていました。
今回もまさにそれで、スバルはオオカミの気持ちを取り違えている。
部外者のワンダフルさんたちからすれば「そっちで勝手にやっててくれ」とでも言いたくなりそうな展開(想像することしかできない)ですけど、誤解自体は当初から想定されたテーマっぽい。

スバル(が奪ったニコ様)の力は、世界を作る力。
そこはかとなく映画のゲーム世界を連想します。

スバル=ナツキ=いろは?
ガオウ=ムジナ=こむぎ?

スバルはガオウを思って森の世界を作った。
ナツキはムジナ(タヌキ)を思ってゲーム世界を作った。

ムジナは己の想いを伝えるために、ナツキの元に走った。
ではガオウもそうか。

執着していたのは、映画ではムジナの方で、本編ではスバルの方。
動物パターンと人間パターンを行って、それぞれの顛末を描く感じかしら。
ただそうすると、ムジナとの対比でこむぎが描かれたように、スバルとの対比はいろはになりそう。
主人公はこむぎですから、スバルへの回答はこむぎが担当して欲しい。というかそれぐらいはやらないと、主人公としての立つ瀬がない。

良くも悪くも、スバルの言い分には何も譲歩する余地がないため、あちらが納得しないなら殲滅するしかありません。
そして納得する材料を持ってるのはオオカミだけと思われるので、プリキュア側はやることがない。
とりあえずザクロだか真ガオウだかがスバルを説得するのを遠巻きに見て、決裂したらキズナシャワーを叩き込もう。

ここまで他人事の最終決戦も珍しい…とも思ったのですが、そういえばトロプリも実質終わってる戦いを引きずってた。
デパプリ、ひろプリも人間サイドは割と無関係です。もしかして何か拘ってるポイントがあったりするのかしら。

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