穴にハマったアリスたち

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ドキドキ!プリキュア 第1話「地球が大ピンチ!残された最後のプリキュア!!」

2013年02月03日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のくどまゆさん】

本日10時から工藤真由さん・池田彩さんのツーマンライブのチケット販売開始です。
場所は東京と大阪。それぞれ昼・夜の2回公演。
なかなかに豪華で大きい企画です。みんなで行こう。

日取りは3月23日と30日。
16日がオールスターズ映画の公開日ですので、3週連続でイベント日和です。
3月を迎えるまでは、倒れるわけにはいかなそうだ。

■ドキドキ!プリキュア 第1話「地球が大ピンチ!残された最後のプリキュア!!」

新しい1年が始まりました。
そして開始早々、ゴリラと戦闘する少女が一人。
孤軍奮闘する様に大変にドキドキしますが、決着は既についていたようで。



紫さん:
 「何も守れなかった…」

追撃を振り切ってたところだったんでしょうか。切ないです。
初回からの敗北と言えば月光さんを想起しますが、あちらよりも悲壮感を受けます。
年のせいでしょうか。多分、年のせいだ。(ちらちらと月光さんを見つつ)

舞台移って、人間界。
通称・戦略兵器プリキュアの倉庫。
謎生物たちの亡命先の定番。



今年の新人さん。相田マナさん。
優秀なる生徒会長にして愛の人です。
こんな完璧な人がプリキュアにされるなんて…。かわいそうに…。

相田さんは困ってる人がいたら放っておけない。頼られたら断れない。
「放っておけない」とか「断れない」というか、もうそうするのが当然という感覚。
明らかに自分の領分を越えたはずの事柄に対してまで、どうして助力してしまうのか。

相田さん:
 「だって誰かが喜ぶ顔を見ると、こっちも嬉しくなるじゃない」

シンプルかつ真っ当なご意見。
どこかのメルヘン脳の「なんかこうウルトラハッピーって感じ!」とはえらい違いです。
能力が高く、参戦意欲も豊富。謎生物的には涎が出るほど欲しい人材だ。

そんな相田さん、今日は学校行事でクローバータワーの見学会。



たまたまアイドルの剣崎さんと遭遇。
彼女が落としたアクセサリを拾ってあげます。
この子はどこまでも人の世話を焼く。

その直後。



剣崎さんがつけていたのと似たアクセサリを売店で発見。
怪しいお兄さんに押し切られ、無料で受け取ってしまいました。
「無料より高いものはない」と断ろうとした相田さんは賢い子。
事実、そのアクセは極めて高い買い物なのです。
これがこれから始まる死闘への片道切符だったとは…。

異変はすぐにやってきる。
タワーを上るエレベーター列のその場所で。
並んでいたお客さんの一人から、突如化け物が発生。



今回の敵は「ジコチュー」。
描写を見るに、人の心の中の闇が増大し、分離したもののよう。
ここまで邪悪一直線の敵は、いまだかつてありません。

「5」のナイトメア社は、仮面をつけて無理やり絶望化していた。
「ハートキャッチ」の砂漠の使徒は、人の心の中の「分かっちゃいるがどうしようもない」苦悩をモンスター化していた。
「スイート」のマイナーランドは、「幸福と不幸はほんのわずかな違いで変わる」ことの応用だった。

ところが今回の方は、誰しもの心にあるちょっとした悪い心を増幅。
例を挙げると、「DX」シリーズの再生怪人の「改心したはずなのにどうして敵に?」の説明に使われたやり方そのものです。
「悪の心だけが寄り集まって云々」というやつ。
いきなり颯爽と和解の道がぶった切られました。
残された道は全力戦闘のみ。殴れ、相田さん!その高すぎる肉体スペックを活かして!



相田さん:
 「この景色は誰のものでもない。皆の者よ」
 「独り占めしようだなんて、そんな我儘言っちゃだめよ」
 「カニだって人と仲良くした方が幸せになれるよ」

説得、だと…。

こんな最大級に会話不可能な相手に、あろうことか会話を試みました。
問答無用で殴りかかる先輩方、ちょっとこの姿を見ましょうよ。
あれがあるべきヒロインの姿ではないでしょうか。
いえ、「どうせあの子も変身したら殴るようになる」とか、そんなことじゃなくて。
いやですから、「絶対に許さない」とか「詳しい事情は存じない」とか「あなたは悪い人!」とか「あんたの理屈なんてどうだっていい!」とか、そんなんじゃなくて。

そこに通りすがった謎生物。
相田さんのこの姿に感動し、彼女をプリキュアに採用することにしました。
直前に、999メートルの階段を駆け上がるという驚異的体力も発揮してますし。
かつてないほどの超優良物件を見つけた。



相田さんもあっさりと謎生物を受け入れました。
現実を直視する、大変に良い子です。
これが「プリキュアがこの世界に認知されてきているから」なのか、相田さんの特性によるものなのかは、次回以降の2人目・3人目の反応を待ちたい。

とはいえ変身の手順そのものはさすがに分からない。
何か勢いで変身しそうでしたけど、さすがにそこまでは甘くありませんでした。
まぁ変身できなくても、それはそれで何とかしてしまいそうなポテンシャルの持ち主ですが。



結局、最初の敵は、乱入してきた紫さんにより打倒されました。
なお紫さんは、交渉なんて生ぬるいことはなさりません。
即座に不意打ちで蹴りを入れ、即座に必殺技をブチ込んだ。
やはり敗戦を経験しているプリキュアさんは違う。
やられる前にやれ。会話など、不意打ちの隙を作るための伏線にすぎん。

こうして、シリーズ初の変身しないままで1話が終わり。
今後の展開として、事件に巻き込まれるたびに相田さんが説得を試み、変身を試すも失敗し。
でもそこに横合いから紫さんが乱入する…なんてのに期待です。

説得の無意味さを毎回毎回、これでもかと心に刻まれる相田さん。
やはり言葉よりも暴力なのか。あたしも殴った方が早いのかな…?
魔がさした彼女の心が闇に染まり、自己中な心が暴走したその時、新しいプリキュアが降臨する。

…といったことには当然ならず。



ぎりぎりのタイミングで変身起動。
おそらく紫さんが変身アイテムをいじってるのを見て、使い方に見当をつけたのだと思われます。
スマホ世代の適応力半端ない。

ハートさん:
 「みなぎる愛・キュアハート!」
 「貴方のドキドキ、取り戻して見せる!」

格好いい。
素直にその言葉しか出てきません。
決め台詞がシンプルなのが妙に新鮮。

再び敗北した紫さん、謎のアクセサリ屋さん、期待する謎生物、慄く敵。
色んな人に見守られ、10年目のプリキュアさんがここに誕生。
これからの1年間が、良い年になりますように。

(左画像)
ドキドキ!プリキュアマスコット 10個入 BOX (食玩)

(右画像)
Happy Go Lucky!ドキドキ!プリキュア(DVD付)

映画プリキュアオールスターズDX Blu-ray DXBOX (完全初回生産限定)


例年プリキュアさんは、序盤を見て「何か変だな?」と思ったところがキーワード。
今年は何だろう…?
違和感を大事にしていきたいです。

【今年のプリキュアさん1】

今年の命名はトランプつながり。
「ハート」が文字通りの「心臓」の意味だったら、美翔さん狂喜だったんですけどね。
10年もやってるのに、いまだに「動物」絡みの名を持つのは美翔さん只一人というこの異常事態。

「ドキドキ取り戻してあげる」とは、なかなかに良い決め台詞です。
「自己中」の対抗ワードが「ドキドキ」か。
普通なら「他の人の気持ちになろう」とかですが、そこで「ドキドキ」。

現時点の材料から予想すると、「困難も楽しみと思おう」といったところでしょうか。
列に並ぶのは面倒くさい。でもだからこそ、展望台の景色は楽しい。
そう思えば、並ぶ作業も楽しいはず。
逆にそこを飛ばしてしまったら、肝心の楽しみも失われてしまう。
ドキドキしながら並んでいた、在りし日のことを思いだそう。

「何故、人を助けるのか?」に対する相田さんの答えも「そうすると楽しいから」。
困ってるから救おうというより、救った方が自分もドキドキするから。
「他者への配慮」を持ちだされたら、ちょっともんにょりしたところですが、「ドキドキ」はすっと理解できるなぁ。

【今年のプリキュアさん2】

ただ、すぐに思いつく反論が、「ジコチューの人たちもドキドキしながら悪さをしてないか?」というところ。
どう見ても、あの謎の幹部少年はドキドキしていらっしゃる。
「ドキドキ」ワードでは対抗できなくないか?

この辺、「フレッシュ」さんを思い出します。
桃園さんの「幸せ」ワードは微妙に無力で、実際、何度も落ち込んでメンタル的に追い込まれてた。
相田さんも同じ道を進みそうな気配が漂ってます。
果たして「ドキドキ」はどこまで通用するのか。
血まみれの拳を振り上げ、にやりと笑みを浮かべながら「どう?ドキドキしたでしょ?」とか言いだす子になりませんように。

【今年のプリキュアさん3】

OPより。



『ドキドキだけがプリキュア』

格好いいです。よくぞそこまで言い切った。
相田さんの高スペックぶりを見るに、先輩方も暖かく許してくれそう。

【今年のプリキュアさん4】

対してEDは、オールスターズダンスで使用されたのと思しきステージ。
先輩方に貸してもらえたんでしょうか。
今年のプリキュアさんは、先輩たちと上手くやっていそうなイメージですね。

気がかりなのは、新人なのに人気アイドルらしい紫ですが…。レモネは後輩には厳しいからなぁ…。



いわゆる主役の相田さんよりも前に出ている紫さん。
設定的には彼女が歌っているイメージでしょうか。
プリキュアさんには珍しい演出。中の人がEDの女神・宮本さんなだけに、説得力はありますが。

…で、レモネはEDを任せてもらえたんでしたっけ?いえ、聞いた方が悪かったですね。ええ。

【今年のプリキュアさん5】

「10年目」「衣装デザイン」「最後のプリキュア」。

これらの単語から連想されたディケイド展開にはならず。
良かったような、残念だったような。
まぁ、特撮だったから映えたのであって、アニメだといまいちな気がしないでもない。

【追記】

プロデューサーの柴田宏明さんのTwitterによれば、同氏は放送直後からおもちゃ屋さんを行脚されてるらしい。
実戦配備された相田さんたちの売れ行きや如何に。
リアルタイムで届けられる報告が熱いです。

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