~~少し長くなります~~
かもや堂にてお話しする機会をいただき、後半は母の一生を編集したDVDを観ていただきました。
(会の様子…私の後ろ側が、母の作業場でした)
母の3回忌に親族に観てもらおうと、このDVDを作ったのですが、2つの思いがありました。
どなたにとっても“母親”というのは特別な存在かと思います。
私にとっても母は特別な人でした。
坊っちゃん育ちで病弱な父に代わり、母は本当によく働いてくれました。
その母の生き方を残しておきたいと思ったのが1つ。
そして、もう1つは、近頃のお葬式や法事が少しセレモニー化されすぎ、
淡々と終わってしまう感じがして、少し寂しく思っていたのです。
昔のお葬式や法事などには、親戚やご近所、故人の友人などが集い、
故人の思い出を大いに語り合った思い出があります。(我が家だけかな?)
一周忌にはまだまだショックから立ち直れない時期、
そろそろ心の平静をとりもどした3回忌の法要で、
頑張り屋だった母を思い出し、自分たちも前を向いて歩こうと、
残された者(特に若い甥、姪、息子たち)が思ってくれたら…そういう思いもありました。
思いがけず町の方々にも(少数ですが)観ていただくことができ、
母がこの町が大好きだったこと、この店を大事に思っていたことをお話しし、
私たち親族が叶えてあげられなかった「この店を町の人たちのために」
という母の願いを、町の方々が叶えてくださったことに対するお礼も言うことができ、
肩の荷が下りたようで、少し安堵しております。
この会には同級生や母の食堂のスタッフだった方、ご近所の方も参加してくださいました。
本当に嬉しく、有りがたく、一生の思い出になる一日でした。
藤里町社会福祉協議会の会長様(中・高の同級生…かのエイボン賞を受賞している)、
スタッフのMさん、Kさん、同級生のNさん、Sさん、ご参加の皆さん、ありがとうございました
(おまけの一枚 “「お寿司をもらってくれた“めんちょこちゃんたち”…かわいこちゃんの意味)
この日は、育児サークルの集いが二階の座敷を利用されていました。
予想以上の方が“かもや堂”を利用してくださっているようです。
本当にありがたいことです。