この歳にして初めて“おやき”を作ってみました。
参考にしたのは、この方のブログ。
形がイマイチでも、白玉粉で作ったので、もっちりで美味しかったです。
いただいたくるみも入れたので、香ばしかったですよ!
ラップでくるんで冷凍しました。
“おやき”の思い出
放蕩三昧だった父が「かまけし」して、すべてを無くした我が家でしたが、
そこは逞しい母のこと、間借りした店舗で冬はおやき、きりたんぽ、
夏は大福、かき氷を朝から晩まで作って商売をしていました。
小柄な祖母も、母が作った餅類や野菜など大きな荷物を背負って行商をしていました。
どん底の暮らしになっても、黙々と働いていた母と祖母でした。
(働きづめだった母にはもちろん感謝していますが、
祖母の話になると、私も兄も涙が止まりません。何なんでしょうね)
そんなこんなで、私は幼い頃、毎日のように“おやき”を食べていました。
今のように物があふれている時代ではなかったのに、贅沢なことです。
ちなみに、私はこし餡よりも粒餡が好きです
※ 秋田弁講座……「かまけし」とは、かまどをひっくり返すがなまったもので、
財産やのれんを無くしてしまうこと。