父の容態は少し落ち着いてきた。
病院の皆さんのおかげです。
少し食べられるようになった父の横柄な態度に付き合っていただいている看護師さんやお医者さんには大変感謝しています。
ただ、今後どうなるのかな、ということを考えるととても不安。
今まで父が自立していたので、それに頼り切ってきたことを今頃になって反省している。
色々と友人に話を聞いたり、ネットで調べたり、病院で何となく話題にしてみたりして見るけど、どうも視界不良。
大変わかりにくい。
救いは本人がまだ頭がしっかりしていること。
本人の希望を聞くことができる。
ところで、今の制度は本当に過渡期だ。
政府が自宅介護を進めていくと言う方針だと聞いて唖然としたのは、数か月前のこと。
時代に逆行していると思ったのだけど、今もそう思う。
自宅で一体だれが介護するの?
老人用のワンルームマンションみないなものを建設して、そこでケア関係の方がお宅を訪問して介護してくださるとか。
でも、基本一人で住むことになるしね。それに対応できる人はそこそこ元気な方でしょうね。
友人は仕事を持ちながら母親を介護しているけど、重い口を開いて出てくる現実はびっくりするような複雑な仕組み。
あのような制度をうまく取り入れて介護できる人はほんの少数の恵まれた人だろう。
で、どうしようかなあ。
非常に高額のホームはすでに満室だと聞いて、二度びっくり。
本人の希望は聞けるが、本人の現地見学はできない(当たり前か)
今日、病院の担当係り(そういう係りがこの頃はどこの大病院にもあるらしい)の方とほんの少しだけ話をする予定。
現実を知ることから始めないと…