読み終えるまでに長くかかったなあ。
少し前に無事最後まで読み終えました。
途中、ジョブズが大人になってアイポッドを作り、上り詰めて発病するまでは一気に読んだのですが、その後中だるみ…
ビジネスのごたごたが出てきたあたりから、急に面白くなくなりました。
元々、私が自叙伝好きということもあり、ビジネス書はあまり好まないからなのかもしれません。
生い立ちは結構悲しい。
自分が養子だと言うことを大きくなるまで知らないままに育ち、本当の両親の事を知らされてから自分探しのようなものが始まった。
日本文化、特に禅への傾倒はそういう下地があったからこそのめり込んでいったのではないかと思う。
精進料理を知ってからなのか、人参しか食べないという偏食もどうかと。
それでも、iフォンを始めとする発明?をした人が日本文化に深い造詣があったということは、日本人として単純に嬉しい。
かと言って、日本の禅についてよく知っていたから、あのように世の中を変えるような発明ができたというわけではない。
学校時代も一部の科目だけはとびぬけているけれど、総花的にはできないので苦労する。
それでも、何とか大学に行くけれどもやはりそこでも進学に苦労して、結局は中退。
そんな子供時代を過ごしたジョブズがどうしてあのような発明をしたのか、みんなが知りたいところ。
この分厚い本を読んでも、英語力が足りないせいもあり最後まではっきりとはしなかった。
このように世の中を変えていく人はそのことに執拗なまで固執してやり遂げていくすごさがありますね。
ただ、著者の脚色があるでしょうから何とも言えない。
凡人が考えるとそうなんだろうな、という所なんでしょうか。
私もiフォンを愛用していますし、毎日iフォンがなければ仕事も生活もスムーズにいかないだろうと思います。
だから、ジョブズはすごい。
ビジネス上のいざこざが病気の原因だと自分で言っている。
これからアップルはどうなっていくのでしょうか。
Steve Jobs | |
クリエーター情報なし | |
Simon & Schuster |