この頃、仕事の事をここで書くのが億劫になってきた。
といって、プライベートが充実しているわけでもなく、何だか中途半端。
先日は、トリニダート・トバゴ、ネパール、アメリカの人たちの通訳をした。
一日でこれらの人に順番に会った。
医療通訳は待ち時間が長い!ので、その間に色々とお国の事を聞いたりするのも楽しみの一つ。
もちろん、病気が重い場合はそんなこと言ってられないけど…
お国自慢だけでなく、その人の英語に慣れるという大きな目的もある。
それに、診察に入る前に色々と周辺事情などを聞きだしておかないと。
どの国の人も、お医者様の前に出ると思っていることが全部言えなくなる。
特に、何を聞きたいのか、を聞いておくといいかもしれない。
病気でしんどい患者さんは、何がきたいかなんて考えている人は少ない。
でも、遠いところまでしんどい体をおしてきたのだから、聞きたいことは全部聞いてから帰りたいものだ。
注射は嫌いだからしない、とお医者様の前で言っていた、図体のやけにでかい人は、診療室の外に出て話していると、
明日もう一遍来て、注射してもらうんだ!と決意を語る。
で、どうしたかって?
もちろん、もう一度診察室に舞い戻り…
その日のうちに注射をしてもらいました。
ヨカッタね。