もう3月も終わりだというのに、この頃はまた寒い日が続く。三寒四温とはよく言ったものだ。
春は終わりと始まりが同居する季節 何だか心ががさつき、落ち着かないときでもある。でも目の前の景色は一挙に華やぎ、毎日これから季節の移ろいをめでる楽しみが増えるときでもある。
会社を退職して丸1年が経った。早いものだ。昨年の今頃は震災も重なり、今年ほど春の華やぎが心に映らなかったことは確か。それでも、確実に月日は過ぎ去り、それに伴い私の心も移ろった。あれほど鮮明だった会社の出来事が今ではすっかり色が薄れて、背景の一部分にしかならない。なぜか懐かしい気持ちすらする。
がむしゃらだった気持ちが、ふと気づくと丹念に丁寧にしていきたいという思いに変わっている。
さて、::::::::::::
英語のリスニングは今でも一番気になるところ。
その名もずばり、『最強の英語リスニング実践ドリル』という本をしてみた。
著者は同時通訳者の新崎さんと石黒さん。お二人とも業界のトップクラスに長くおられる方々。
内容は、聞き取りにくい英語をどうやって聞くか、というもの。
全体が一つの物語形式になっていて楽しめる。物語に沿ってリスニングの教材をしていくと、いつのまにか最後まで来た、という感じ。
著者曰く、リスニング難易度が高くなる要因は大きく分けて5つに分かれる。
スピード、標準的でない英語、カジュアルな話し方、自分に向けられていない、音響的な障害
このそれぞれに関して、教材を混ぜながら詳しく解説が進む。
最後に、その5要因それぞれについてアドバイスが書かれている。
スラッシュリスニングという順送りの把握、細かい所に気をとられずに内容語をしっかりと聞き取る、不要なことばは聞き流す、などなど
そして、パーティでは気軽に自己紹介をして、会話の輪に入っていくことで、相手の言葉の難しさを自分に合わせてもらうことだと的確なアドバイス。
始めは聞き取りにくかった英語も何度も繰り返して聞いているうちに聞けるようになります。そして、その後BBCなどを聞くととても聞きやすい!
お試しあれ。
最強の英語リスニング・実戦ドリル | |
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