メインハーネスも痛んでいる所や断線しかけている所が多かったので作り変えようかと思ったのですが、せっかくのメインハーネスなので補修で対応。ギボシ類は全部交換しました。
特に電気配線はCB72にしてもその他も切れかかっている所を手でねじってビニールテープを巻いているだけの様な補修をよく見かけましたが、後々原因不明の作動不良や故障を引き起こす原因となるので修理時にはタブーです。面倒ですが必ず端子等で補修、出来なければ配線ごとやりかえが良いです。
細かい所もキチンと仕上げ。
ウインカーレンズも全てビスが片方で止まっている状態だったので、無かったパッキンもキチンと入れビスも止めなおし。ケースも磨き上げ、サイズがマチマチだった球も全交換です。
こういう所がCB72用のストックが使えるので良いです。
このCB450は逆車の様で元々ウインカー無しだった為にウインカーリレーがヘッドライトの中に増設して転がしてありました。国内仕様の所定位置である後方付近へ移設する為に後部ウインカーへのウインカー線も合わせてウインカー用サブハーネスを作ります。
国内用はメーター内のウインカーランプを点灯させる為に専用別配線が配線されています。
そもそも国内用ウインカーリレーの作動は現在主流(と言っても主流はICウインカーになりつつありますが)の1コイルの物と違い、1コイル・1接点式となっているようです。
コイルがオンになっている時だけに電源を送る接点が組み込まれているのではないかと。
このウインカーリレーを使うか普通のウインカーリレー+普通のリレー1個の組み合わせなければこの配線方法でパイロットランプをウインカーに合わせて点滅させるように出来ません。
加えてちょいと後で細工する用の追加ハーネスも作成。
バッテリーから直接ヘッドライト内へ電源を送る為、ヒューズも追加します。
メインハーネス+増設ウインカーハーネス+追加ハーネスと用途別で3系統ハーネスを引っ張る事に。
組み付け後全部電気系統の作動を確認しましたが、セルモーター以外はバッチリです♪
セルモーターについてはスターターマグネットにも問題がなく、セルスイッチONでモーターの端子まで電源が来るのですが、モーター自体が作動しませんので何ともです。
何にせよとりあえずこれで電気系統は一安心です。
セルモーターと追加ハーネスについては「続く」。