しかしバックトゥーザフューチャーを見てから「2015年にはひょっとしてそんな時代が来るかも?」と楽しみにしていたのも事実(笑)
そんな技術革新は無かった現実世界ですが、車が空は飛ばなくてもガソリン車から電気自動車へと移り変わっていく時代はそこまで来ている模様。
今日のニュースでは1時間の充電で350km以上走る(JC08モードにて)&中性能のスポーツ車並の加速性能を持った電気自動車が開発されたそうです。
単なる航続距離350km以上というだけではなく、「JC08モードで」というのが凄いですね。
車両のポイントとしてはインホイールモーター式(ホイール内に駆動モーターが入っている)らしく、それで車体の大幅な軽量化が出来たとか。
数年内にも量産が可能と言う事でいよいよ電気自動車の時代が到来?ですね。
現実的には普通のガソリン車が発電をしながら走る事が出来るので電気の消費量はほとんど走行距離に影響を及ぼさないのに対して、電気自動車はヘッドライトを点灯したりカーナビ使ったりエアコンつけたりなどの電気を使う事で直接走行距離に影響が出るわけですから、この走行可能距離も非現実的で今後さらなる課題も多い(電装機器の電気消費量を究極まで押さえ込んでいかないといけませんしね)と思われますが、それでも大きなハードルを越えてきたように思います。
開発した「SIM-DRIVE」社もパッと見だと海外の会社の様な名前なので、「あ~あ、また海外の会社にやられてるよ~」などと思ったのですが、国内企業だというところもうれしい限りです。
ただその電気自動車の動力源になる電気をどうやって作るのかという東日本大震災で生まれた大きな課題の方は当面解決の目処はありませんけどね。そっちの方が重要な問題だったり。