
中~高速では安定して走る様になったCB450ですが、低速~アイドリングでは相変わらず左側の気筒が不調?で、アイドリングも不安定です。
信号待ちでも常にふかしていればよいのですが、今後ツーリングなどにも使うとなるとそうもいかず・・・。
ここまであれやこれやと色々調整してきていてもこの調子なので、ひょっとして初歩的にプラグにかぶり癖でもついているのでは?とプラグを新しい物に交換してエンジンを回してみたのですが、調子は相変わらず。進んでいるようでなんだか同じとこを繰り返している気がしますが、とりあえず高回転は安定しているのでその辺りは進歩と言えるのかと(笑)
相変わらずこの様な感じ。左が左、右が右。アイドリング~低速で仕事をしているのは右ばかり。
・タペットの隙間は再々調整済み
・プラグは再々交換済み
・プラグコード、キャップは交換済み
・コンデンサー、ポイントは右と共通の為不具合の可能性無し
・エアクリーナーは左右が合体したタイプであるのでエアクリーナーが詰まっている可能性は低い
・パイロットスクリュー自体も交換済み
・フロートを新品に交換して再々油面を調整したことも合って油面は安定(微妙に低め)
CB450のキャブはパイロットエアスクリューでは無く、パイロットスクリューである為、混合気の量を締めるか開けるかで調整する事になります。
パイロットスクリューも一応規定が全閉から5/8回転開からの前後での調整という事ですが、左は1/2よりもかなり締め気味なのですが・・・。こうなってくると疑いはパイロットスクリューの穴に物がかんでいて締まり切っていないか・・・という所ですね。
あとはバルブの開閉に問題があるか・・・。
低速で考えればパイロットジェット、スロージェットの問題も考えれるのですが、とりあえずこれだけ整理して考えるとキャブの、しかもその辺りにしか原因は考えられません。
あんまり色々と調整が多いので、不具合対策やセッティング方法等ポイントだけを抜粋したクリアファイルを作成。マニュアル全部を見るとなると必要なページを探すまでに時間がかかるのですが、自分で作っておいて言うのは何ですがこいつは見やすい!必要ページしか抜粋してないので、作業しながら見やすいかったりします。もう1つ小さいバージョンも作ってまして、そいつはツーリング時に持ち歩けるようにしてます。
も一つ以前からエンジンの下にオイル染みが出来るので、どこから漏れているのか突き止めようとエンジン下部を徹底洗浄。今回のチェック後再度エンジン下部をじっくりと点検しましたが、心配していたクランクケース本体からの漏れでは無い模様。サイドカバーの継ぎ目かはたまたクラックでもあるかと心配していましたが、どうやらスプロケット部のオイルシールから漏れて来ているようです。
結局走らせなければさほど漏れるでもないのですが・・・これからの為に対策は考えなければ。
問題有りません。このCB450は360度クランクでして、左右同時点火なのです。と言う事でイグニッションコイルも一つなのですが、イグニッションコイルから左右2本のプラグコードが出ているタイプになります。
それでもプラグコードとキャップに問題がある可能性もあったのでソコは交換しました。
現在は快調なので季節ごとのパイロットスクリューの調整だけですんでいます。
行なった作業は
フロートバルブ交換(漏れてないと思っていたが微妙に漏れていたみたい。)
チャンバー室取付け時には必ず液体シールを塗る。(耐油・耐熱・耐ガス用)
ガバナー点検とポイントギャップが1番・2番共に同じか?(当然調整はできないが進角カムの磨耗確認の為)
左右共にタイミングライトで確認
以上で調子がよくなりました。
KATSUさんが言われる通りパイロットスクリューの穴が磨耗している可能性は私のキャブにもあるようで
左右の絞り位置は全然違います。
いやいや、やっと今日で走る方はなんとか安定しました。パイロットスクリューの所に問題があったのと、左右の絞り位置のあまりのずれに、思い切って調整しきれていなかったのが原因だったようです。
kawaseさんのも左右の絞り位置が全然違うのですね。それを聞くと安心しました。
ところでチャンバー室接触面に液体ガスケットを塗られるという事はオーバーフローしていなくてもチョコチョコとした漏れが多いのですね。うちのも油面は低くても結構染みが出てきます。
確かに絞り位置が違いすぎると不安ですよね。
私もその一人でした。
それとオーバーフローしてなくてもキャブが結構斜めに付いているので滲んできますので私はモトシール1をつまよう枝で塗っている訳ですが私もKATSUさんと同じく低めで設定しています。
面白い発見?を一つ
タンクを外しサブタンクでガスをキャブに流しバキュームピストンを外してニードルホルダーを見ると面白いですよ。
結構上のほうまでガスが来ているのが解ります。
ひょっとしてこれでフロートのバランスが解るのかな?
如何思います?
仰られているのはニードルがどこまで湿っているかで油面を確認するという事ですか?
油面の確認という事であればそれは難しいのでは?と思いますが・・・。
ジェットからほんの少量吸い上げられた(と言うのがいいのか毛細管現象であがってきてしまう)のが上がって来ているのではないかと思いますが、その具合も微妙に変わると思いますので、それで左右のバランスを見るというのが出来るのかな~と・・・。