中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

気になった年賀状

2012-01-07 13:15:00 | 身辺雑記

  年賀状の中に1枚、見慣れない家族の写真が印刷してあるものがあった。夫婦と2人の息子らしいのだが、夫婦のどちらかが卒業生だろうと思っても記憶がない。夫らしい人物の顔はひどく痩せていて病み上がりのようだ。

 

差出人の名前を見て、卒業生のN君だと分かり驚いた。N君は高校の生物部員だったが、高校生時代から肥満気味で、卒業以来毎年送られてくる年賀状にはたいてい写真が付いていて、どれも相変わらず太っているなと思うものだった。それがこんなに人が変ったように痩せるとはと思い、小さな文字の挨拶を見る「昨年7月に膵内分泌腫瘍という膵臓がんと診断され」とあった。

 

 調べてみると「膵内分泌腫瘍は膵腫瘍全体の2%前後で,人口10万人あたり1人以下の発生率」とあるから、比較的希な疾患のようだ。日本の悪性膵内分泌腫瘍手術例132例の術後5年生存率は76%と比較的良好だそうで、N君のものは悪性だったどうかは分からないが、多分手術は受けたのだろう。写真の側にそれぞれの新年の抱負が書き添えてあったが、N君は「体調回復 気力アップ」としてあった。

 

 気になるので電話したが息子が出てきて、昨日貧血で倒れ入院したが、肺の感染症とのことだった。年明け早々に入院とは心配だが回復するように願う。

 


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