9月30日
○今日は旧暦8月15日、満月で仲秋名月の日だ。中国では仲秋節と言って休日だが、この日には月餅を贈り合い、食べる。台風17号接近のために曇天で、名月は見られない。明日の十六夜(いざよい)の月でも見るとするか。
10月1日
○「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」。小倉百人一首の中の人口に膾炙された一首だが、「この月の月」は陰暦8月15日の満月のことを言う。この月は「中秋の名月」だが、今年は昨日の9月30日で、残念ながら台風17号が接近したため曇り空だった。今日も「台風一過秋の空」ということにならず曇っていた。
一海知義他『漢語いろいろ』(岩波書店2006年刊)によると、中国には「明月」ということばはあっても「名月」はないそうだ。今年は「名月」も「明月」も見られなかった。
○前にも書いたが、街に下りていく途中のEさんの家には可愛い三人娘がいる。一番上のミユちゃんは小学校1年生、次のミズキちゃんは5歳くらいで、二人とも親のしつけがいいのだろう、私にも「こんにちは」、「さようなら」とあいさつするのが可愛い。ここしばらく会っていないので、どうしているのかなと思う。今日の夕方街で末娘のミライちゃんを抱いた母親に出会った。しばらく見ないうちに大きくなっていて、私が母親に挨拶をして「大きくなりましたねえ」と言うと、ミライちゃんは私をじっと見つめてかすかに笑みを浮かべたが、その表情がまたとても愛らしくて心が和んだ。良い娘たちで、この子たちが縁で両親と挨拶を交わすようになったのが嬉しい。
10月2日
○新党「日本維新の会」の国会議員団の幹事長になる松浪健太議員が、自身のブログで「よほどのことがない限り、国政における決定は議員団ですべきことを橋下代表が認めた」と主張した。これについて橋下徹代表は「大きな方針や戦略については、今の国会議員団よりも僕の方が長けている。僕がきちんと方針を出します」と不快感を示した。そして「国会議員団の大きな方針に有権者がついてくれるのであれば、日本維新の会に所属しなくてもいい」と言い、さらに、「松浪議員だって維新の会に所属しなければ、ブログを(メディアに)チェックされなかった」と皮肉った(YOMIURI ONLINE)が、相変わらずの自信過剰のビッグマウスぶりで不快な人物ではある。維新の会メンバーからも「選挙で助けてもらおうと、自分たちが頼った橋下代表に文句を言うなんて本末転倒だ」との声が漏れたそうだが、。早々と所属政党を離脱して「維新の会」に入った国会議員達は「七人のサムライ」とか言ってイキがっていたが、このようにいかに見下されバカにされても、今更「維新の党」を抜けるわけにもいかない。哀れなことだ
中国ではこの季節に「教師の日」があります。この日は学校が休みでした。日本にも「教師の日」があればいいのにと思ったことをふと想い出しました。