中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

ミャオ(苗)族-14-

2006-09-13 08:27:19 | 中国のこと
 初めてミャオ族の村を訪れたのは2002年のことだった。その時は貴州省安順(Anshun)にある黄果樹(Huangguoshu)瀑布と言うアジア最大と言われる滝を見に行くのが目的で、その途中に立ち寄ったに過ぎなかった。
 このミャオ族はいわゆる黒ミャオ族の尖尖(Jianjian)ミャオと言い、貴州省の省都である貴陽(Guiyang)市に属する清鎮(Qingzhen)市*にある長坡嶺(Zhangpoling)と言う村に居住している。 
  *中国の行政区分では一般に省や自治区の下に市があり、その下に県がある    が、市に属する県級の市もある。
 
 私と同行した卒業生の女性2人がこの村に到着すると、地砲(銑鉄製の礼砲)の音が3発轟き白煙が上った。村に通ずる小道の両側には民族衣装姿の娘達が出迎え、その間を行くと門があり、そこで水牛の角の酒器に入った酒が勧められた。酒は薄くてさっぱりしていた。私達に酒を勧めた青年は、残りを自分で飲み干した。 






 村の中には広場があり、そこで20人ほどの男女の若者達が踊ったり、遊戯のようなことをして見せた。






 この娘達が被っている帽子の形から、尖尖ミャオ族と呼ばれるのだろう。



幼女



陽気な若者達



 この村を訪れてミャオ族に興味を惹かれ、また北京で発行されている「人民中国」などの記事を見て、たびたびミャオ族の村を訪れるようになった。


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2 コメント

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素朴が一番 (Betty)
2006-09-14 09:05:16
観光客のために着替えているのでしょうか?



普段もこのようなファッションなんですか?



笑顔がいいですね
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おそらく (中国迷爺爺)
2006-09-14 17:08:49
 観光客のためでしょう。祭の時などには着るのだと思います。北海道のアイヌ民族のようなものでしょうか。
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