定年後の暮らし(晴れたら自転車通勤から改題)

ブログ投稿再開します。
自転車とジムニーとモンキーが愛車です。
読書も趣味で、読んだ本を紹介しています。

疑心

2010年09月30日 | Book

新潮社の「疑心」です。
「息子の不祥事で大森署署長に左遷されたキャリアの竜崎伸也。異例の任命で、米大統領訪日の方面警備本部長になった彼のもとに飛び込んできたのは、大統領機の到着する羽田空港でのテロ情報だった。警視庁から派遣されてきた美貌の女性キャリア、空港封鎖を主張するシークレットサービス……。虚々実々の警備本部で、竜崎の心は揺れる。」とのことです。

幻の声

2010年09月29日 | Book

文春文庫の「幻の声」です。
「本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次。芸者のお文に心を残しながら、今日も江戸の町を東奔西走…。伊三次とお文のしっとりとした交情、市井の人々の哀歓、法では裁けぬ浮世のしがらみ。目が離せない珠玉の五編を収録。選考委員満場一致でオール読物新人賞を受賞した渾身のデビュー作。」とのことです。

まほろ駅前多田便利軒

2010年09月28日 | Book

文春文庫の「まほろ駅前多田便利軒」です。
「まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。」とのことです。

空中ブランコ

2010年09月27日 | Book

文春文庫の「空中ブランコ」です。
「伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。」とのことです。

本音を申せば

2010年09月25日 | Book

文春文庫の「本音を申せば」です。
「2004年をあらわす漢字は“災”でした。猛暑、台風、地震、大津波…まさに驚天動地、天変地異の一年。「戦後最悪」を更新しつづける日本社会を、クロニクル(年代記)的に書きとめて、“裏現代史”としてライヴな感覚で時代のありのままの姿を観察し続ける、ご存じ「週刊文春」に好評連載中のエッセイの文庫化第7弾。」とのことです。

東京学

2010年09月24日 | Book

新潮文庫の「東京学」です。
「江戸っ子は温かい。しかし、東京人は冷たい―。江戸を知っても、下町を知っても、東京を知ったことにはなりません。なんとも嫌みで、なんともよそよそしい東京人。流行に敏感で、食にもファッション性を求める東京人。東京人になろうというあなたには、東京人の心得をとことん伝授しましょう。東京人が苦手だというあなたには、東京人とのうまい付き合い方をこっそりお教えします。」とのことです。

8月17日、ソ連軍上陸す

2010年09月23日 | Book

新潮文庫の「8月17日、ソ連軍上陸す」です。
「昭和20年8月14日・ポツダム宣言受諾、翌15日正午・終戦の詔勅──。だが、戦争は終ってはいなかった。17 日深夜、最北の日本領であった千島列島の占守島へ、対岸のカムチャツカ半島から、突如としてソ連軍の大部隊が来襲。日本軍の三日間にわたる死闘が始まった。ソ連の北海道占領は、いかにして阻まれたのか。知られざる戦争の全貌を浮き彫りにした畢生の歴史ノンフィクション。」とのことです。

京都暮らしの四季

2010年09月22日 | Book

文春文庫の「京都暮らしの四季」です。
「建具替えをして、打ち水や氷柱で極楽のあまり風を味わう、美しい夏。火鉢に鉄瓶をかけ、障子の向こうに積もる雪を眺める、静かな冬。椿や桜に思い出の人を重ねる、心和らぐ春。月見、京料理、紅葉などが五感に響く、趣深い秋。町家に住まう者にしかわからない昔ながらの京の四季を優美に綴った傑作エッセイ。」とのことです。

うらなり

2010年09月21日 | Book

文春文庫の「うらなり」です。
「漱石の代表作『坊っちゃん』の登場人物、うらなり。個性豊かな教師たちのなかにあって、マドンナへの思いを残しながら、新任地へ赴いた彼から『坊っちゃん』の世界をみるとどうなるか。さらに、その後の彼の人生とは。明治、大正、昭和を生きたひとりの知識人の肖像を、卓抜な着想と滋味あふれる文章で描き出す。第54回菊池寛賞受賞!小林信彦が描く『坊っちゃん』の後日談。」とのことです。

独り群(ぐん)せず

2010年09月20日 | Book

文春文庫の「独り群(ぐん)せず」です。
「大塩の乱からの二十余年。剣を揮う手に庖丁をもちかえ、既に船場の料亭「三願」からも隠居を決め込んだ利之だが、乱世の相は商都・大坂にも顕われ始め、時代の奔流が、穏やかに暮らす利之を放ってはおかなかった…。信念に基づき命を賭す男たち。『杖下に死す』の続編となる歴史長編。舟橋聖一文学賞受賞作。」とのことです。