草思社文庫の「アメリカはいかにして日本を追い詰めたか」です。
「圧倒的な工業力格差を承知しながら、日本はなぜ真珠湾攻撃を決断したのか。なおも議論が尽きないこのテーマを、米国の国防政策専門家ジェフリー・レコード氏が分析。過重な経済制裁を加えて日本を「戦争か、米国への隷属か」の二者択一へと追い詰めたルーズベルト大統領の外交政策に開戦原因の一半があったと結論づける。これをまとめた「米国陸軍戦略研究所レポート」に、米側資料を駆使した日米関係史研究で注目される渡辺惣樹氏が詳細な解説を付す。開戦責任をひとり日本に帰し、内省的に語る戦後史観に修正を迫る、瞠目の書。」とのことです。