実業之日本社の「晴れた日には鏡をわすれて」です。
誰もが眉をひそめるような容貌をもつ牟田口アカネは、二十一歳にして人生に失望していた。隠岐の島後にある民宿で働いていたアカネは、クサカゲという客に得体の知れぬ運命を感じる。クサカゲは人間の外見を自在にかえ得る、世界的な形成外科医であった。彼は自らが死を希求していることを打ち明けた上で、途方もない計画をもちかけた。アカネは断崖で自殺を装って姿を消す、自ら選んだ容貌にかえた後、別人として新たな人生を生きるのだと―。究極のラブ・ホラー! 「整形して美女になったわたしは、幸福をつかめたか」。五木寛之の恋愛冒険小説。」とのことです。
そういえば五木さんの作品に「雨の日は車を洗って」っていうよく似たタイトルのものがありましたね。