定年後の暮らし(晴れたら自転車通勤から改題)

ブログ投稿再開します。
自転車とジムニーとモンキーが愛車です。
読書も趣味で、読んだ本を紹介しています。

海を見にいく

2010年05月31日 | Book

新潮文庫の「海を見にいく」です。
「「海に近づいてはいけません」。目だけとがらせて言った母。柏崎の吼える大波を前に、一歩も近づくことができなかった幼い日の私。一瞬のうちに小学生の息子を連れ去ろうとした、八丈島のオバケ波。灼熱のタヒチの海に、あざけるように漂っていたピンクのボート。歳月を経て、心のひだに深く刻まれた記憶の中の海の饒舌…。その気配を捉え、深い余韻を残すフォトエッセイ。」とのことです。

ひとり旅

2010年05月30日 | Book

文春文庫の「ひとり旅」です。
「終戦の年、空襲で避難した谷中墓地で見た、夜空一面から朱の光が降りそそいでいた情景。銀行の現金引出し専用機の前で、チャリンと出てきた十円硬貨一枚に一瞬頭が錯乱したこと。小説家を目指す少年からの手紙や、漂流記の魅力について―事実こそ小説である、という徹底した創作姿勢で知られる著者が遺した、珠玉のエッセイ。」とのことです。

どうせ今夜も波の上

2010年05月29日 | Book

文春文庫の「どうせ今夜も波の上」です。
「ハブにコブラ、ザリガニからワンタンメンに至るまで、旨いモノを求めて世界を巡礼する赤マント。大江戸線で冒険し、混浴風呂で待ち伏せ、アルゼンチン、ニューギニアとほっつき歩きながら、ケータイカメラに激憤する。還暦を過ぎてなお起きてるか寝てるかわからない超過密スゴロク的赤マントの人気シリーズ。」とのことです。

独身手当

2010年05月28日 | Book

新潮文庫の「独身手当」です。
「四十路を迎えた独身男女を気づかう手当。出世していない職員に配慮した手当。残業したフリをすればもらえる手当――。これらは今まで官僚・公務員に与えられてきた“異常な手当”の、ほんの一部に過ぎない。かつて厚生労働省の特殊法人に勤務し、そのあきれる実態に日々接していた著者が、霞が関と全国の自治体を徹底調査! 国会議員たちも注目する、役人天国ニッポン告発の書。」とのことです。


いつの日か旅に出よう

2010年05月27日 | Book

中公文庫の「いつの日か旅に出よう」です。
「「これはこれはこれはこれは!」この街では、王様の奇妙な生声が時報の代わりに響きわたる。それが仕事だと信じて疑わない「むじゃき大王」と、その支配に染まったおかしな住民たち。軽妙な会話文で強烈な風刺が繰り出される、異色の長篇ファンタジー第一弾。」とのことです。

シャーロック・ホームズ最後の解決

2010年05月26日 | Book

新潮文庫の「シャーロック・ホームズ最後の解決」です。
「声を失ったその少年には親友のオウムがいた。彼の代わりのように不思議な数列を連呼するオウムが。少年は九歳。親を失い、祖国を離れ、英国南部の片田舎で司祭の下宿屋に引き取られている。彼が巻き込まれた奇禍とは殺人事件とオウムの失踪。養蜂家の老人に司祭一家のドラ息子、謎の下宿人――。オウムはどこに? そして犯人は? ピューリッツァー賞作家による正統派ホームズもの。」とのことです。


光と影〈新装版〉

2010年05月25日 | Book

文春文庫の「光と影〈新装版〉」です。
「西南戦争で共に腕を負傷した同期の大尉二人。病院で一人は腕を切断され、もう一人は、軍医の気まぐれから切らずに治療することになる。これがその後の二人の進路を大きく隔てることになった。運命の残酷を描く直木賞受賞作「光と影」のほか、初期の医学ものの傑作「宣告」「猿の抵抗」「薔薇連想」を収録。」とのことです。