ナミヤ雑貨店の奇蹟 2012年09月30日 | Book 角川書店の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」です。 「夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。」とのことです。
橘花抄 2012年09月24日 | Book 新潮社の「橘花抄」です。 「どんなに困難でも、自分に悔いなき道を歩む。他に歩む道などないのだから―。両親を亡くし、黒田藩で権勢を振う立花重根に引き取られた卯乃。後添えにと望まれるが、父の自害への重根の関与を聞かされた卯乃は、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが、追及は苛烈だった。藩主の命を受けて、重根と弟・峯均を密かに狙う隻腕の剣士・津田天馬。宮本武蔵の二天流と佐々木小次郎の巌流。倶に天を戴けぬ二流の対決の秋が迫る。」とのことです。
プラチナデータ 2012年09月16日 | Book 幻冬舎文庫の「プラチナデータ」です。 「国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。その開発者が殺害された。神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。革命的システムの裏に隠された陰謀とは?鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の“彼”。果たして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。」とのことです。
明日のことは知らず 2012年09月05日 | Book 文藝春秋の「明日のことは知らず」です。 「大人気の「髪結い伊三次捕物余話」シリーズ11巻目。伊三次・お文夫婦にまつわる人間関係がますます深く描かれ、息子の伊与太、弟子の九兵衛など次世代にもスポットが当たります。起こる事件は、憧れの若旦那の犯罪を隠してしまう女中や、仕えていた藩が改易になった武士の困窮など、時代は江戸でも、人の心は現代と同じと思わせるものばかり。人間的に円熟した伊三次とお文が、私たちに人情の機微を教えてくれます。」とのことです。
ブラック・スワン降臨 2012年09月02日 | Book 新潮社の「ブラック・スワン降臨」です。 「ビンラディンの頭上を、突如急襲した黒い鷹。それは9・11以降十年に及ぶ謀報活動にアメリカが凱歌をあげた瞬間だった。だがまさにその時、フクシマの地は、ブラック・スワンの羽に覆われていた。原子炉にヘリで注水する果敢な「特攻作戦」も、日本が現代インテリジェンス戦に敗北しつつある象徴だった。日米同盟の亀裂と外交的孤立に二十年以上前から警鐘を鳴らして止まなかった著者の、書き下ろしノンフィクション大作。」とのことです。