定年後の暮らし(晴れたら自転車通勤から改題)

ブログ投稿再開します。
自転車とジムニーとモンキーが愛車です。
読書も趣味で、読んだ本を紹介しています。

笑顔千両

2010年11月18日 | Book

文春文庫の「笑顔千両」です。
「台所の片隅で小説を書きながら、夕食の支度が気になる私。大工の亭主は今日も汗まみれで帰ってくるだろう。育ち盛りの息子は私の原稿料で大学へ行かせてやらねばなるまい。家も持たず車も持たず、高価な服も宝石もいらない。そう、私は作家であるまえに、主婦なのだ―。人気時代小説作家が綴る、つましくもほがらかな心の日記。」とのことです。

永遠のとなり

2010年11月17日 | Book

文春文庫の「永遠のとなり」です。
「部下の自殺をきっかけにうつ病に罹り、会社を辞め妻子とも別れ、何もかもを捨てて故郷・博多に戻った青野精一郎。肺がんを発病し、死の恐怖から逃れようとするかのように、結婚と離婚をくりかえす津田敦。48歳となった、小学校以来の親友ふたり。やるせない人生を共に助け合いながら歩んでいく感動の再生物語。」とのことです。

エイジ

2010年11月16日 | Book

新潮文庫の「エイジ」です。
「ぼくの名前はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった――。その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?……家族や友だち、好きになった女子への思いに揺れながら成長する少年のリアルな日常。山本周五郎賞受賞作。」とのことです。

灰色のピーターパン

2010年11月15日 | Book

文春文庫の「灰色のピーターパン」です。
「池袋は安全で清潔なネバーランドってわけじゃない。盗撮画像を売りさばく小学5年生が、マコトにSOSを発してきた。“まだ人を殺してない人殺し”マッドドッグ相手にマコトの打つ手は?街のトラブルシューターの面目躍如たる表題作など4篇を収録したIWGPシリーズ第6弾。」とのことです。

虚栄の肖像

2010年11月13日 | Book

文春文庫の「虚栄の肖像」です。
「舞い込んだ不思議な仕事。墓前での奇妙な花宴。そこで依頼されたのは肖像画の修復。報酬は、桜を活けた古備前というが…表題作ほか、藤田嗣治の修復を依頼された佐月が偶然、十五年前に別れた恋人に再会する「葡萄と乳房」。暁斎の孫弟子らしき謎の絵師を探るうちに思わぬ真実が立ち現れる、書き下ろし「秘画師遺聞」の全三篇。北森ワールドに浸る絵画修復ミステリー傑作連作短篇集。」とのことです。

ぼくとペダルと始まりの旅

2010年11月12日 | Book

新潮文庫の「ぼくとペダルと始まりの旅」です。
「スミシー・アイド、独身、体重126キロ。仕事は退屈、酒とジャンクフードにまみれ、オタクで半分ひきこもり。突然の事故で両親を失くし、さらに父の遺品の中から現れたのは、消息不明だった姉の死亡通知。天涯孤独になったスミシーは、姉の眠るLAへと、自転車を漕ぎ出す。大陸横断旅行の行方は。後悔ばかりの人生は逆転できるのか。魂を揺るがす感動の物語。『奇跡の自転車』改題。」とのことです。

廃墟に乞う

2010年11月11日 | Book

文藝春秋の「廃墟に乞う」です。
「13年前に札幌で起きた娼婦殺害事件と、同じ手口で風俗嬢が殺された。心の痛手を癒すため休職中の仙道は、犯人の故郷である北海道の旧炭鉱町へ向かう。犯人と捜査員、二人の傷ついた心が響きあう、そのとき…。感激、感動の連作小説集。」とのことです。

赤猫始末

2010年11月10日 | Book

中公文庫の「赤猫始末」です。
「武家屋敷が連続して焼失、出火元の旗本は改易された。検分した扇太郎は放火(赤猫)であることを突き止め、彼らの莫大な隠し財産に驚愕する。闕所の処分に大目付が介入、謎の刺客集団が次々と襲いかかる。死闘を繰り返し、大御所家斉の死後を見据えた権力争いに巻き込まれていく。待望のシリーズ第三弾。」とのことです。

雨を見たか

2010年11月09日 | Book

文春文庫の「雨を見たか」です。
「北町奉行所町方同心見習い組には六人の若者がいる。伊三次の仕える不破友之進の嫡男、龍之進を始め、緑川鉈五郎、春日多聞、西尾左内、古川喜六、橋口譲之進という面々。俗事に追われ戸惑いながらも、江戸を騒がす「本所無頼派」の探索に余念がない。一方、伊三次とお文の関心事は、少々気弱なひとり息子の成長だが。」とのことです。