24日(土)、《SAKAEリバーサイドフェスティバル2019》に行く前に「ふれあいプラザ」で行なわれていた 《龍角寺文字瓦ミニ展示》 を観ました。龍角寺は709年に創建され、関東地方でも屈指の古寺です。龍角寺の造営にあたって瓦を制作供給した「龍角寺瓦窯跡」、「龍角寺五斗蒔瓦窯跡」が発掘調査されました。
窯跡からは「軒丸瓦」や「軒平瓦」が多く出土し、様々な事が分かりました。「軒丸瓦」の「三重圏縁単弁八葉蓮華文」(8枚の蓮の花弁の周囲に三重の同心円が巡っている)や「軒平瓦」の「三重弧文」は奈良県桜井市の「山田寺」(641年造営開始)と同じ特徴を持っていました。更に瓦生産への関わりを示すヘラ書きされた文字瓦も多量に出土しました。工人集団や周辺の地名との関係が推定出来るものもありました。例えば、朝布(栄町麻生)、玉作(成田市玉造)、服止〔成田市羽鳥)、加刀利・加刀入(香取)など。
軒丸瓦(三重圏縁単弁八葉蓮華文) / 文字瓦(神負) / 文字瓦(朝布など)
窯跡からは「軒丸瓦」や「軒平瓦」が多く出土し、様々な事が分かりました。「軒丸瓦」の「三重圏縁単弁八葉蓮華文」(8枚の蓮の花弁の周囲に三重の同心円が巡っている)や「軒平瓦」の「三重弧文」は奈良県桜井市の「山田寺」(641年造営開始)と同じ特徴を持っていました。更に瓦生産への関わりを示すヘラ書きされた文字瓦も多量に出土しました。工人集団や周辺の地名との関係が推定出来るものもありました。例えば、朝布(栄町麻生)、玉作(成田市玉造)、服止〔成田市羽鳥)、加刀利・加刀入(香取)など。
軒丸瓦(三重圏縁単弁八葉蓮華文) / 文字瓦(神負) / 文字瓦(朝布など)
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