買い物の前にいつもの遊歩道を歩いていましたが、晩秋ともなると花はあまり咲いていませんでした。「ヤツデ」(八手)は名前の通り、葉が指を開いた手の平の形をしていることに由来しています。別名は葉が大きく独特の形をしているので、「テングノハウチワ」(天狗の羽団扇)とも言います。「キダチダリア」は高さが2m位あり、花も8cm程と大きく雄大で貫禄がありました。8m以上にも成長するそうです。その為か別名は「皇帝ダリア」。
買い物の後、少し足を延ばして成田の「スカイタウンギャラリ-」に行って来ました。【西陣美術織 伊藤若冲 動植綵絵展】が開催されていました。「若冲」の生誕300年と西陣織550年を記念して制作し、日本全国を巡回しているとの事。髪の毛の半分ほどの絹糸13~15色を縦糸2700本、横糸1万5000本を使って織り上げています。原画を縮尺して70×35cmに収め、掛け軸に表装して紹介していました。1点を作るのに半年~1年位かかるそうです。「若冲」の絵が見事に再現され、奥行きや立体感が感じられました。緻密な匠の技に感嘆しました。
ヤツデ / キダチダリア
パンフレットより
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ヤツデの花は地味でがよく見ると爽やかですね。
我が家はヤツデが大きくなってしまったので切ってしまいました。
皇帝ダリアも一時何処のお宅にもありましたが、
いつの間にか消えています。
伊藤若冲の織物さぞ美しかったことでしょう。
良かったですね。
「ヤツデ」は地味な花ですが、蜜が美味しいのでしょうね。花のまわりに虻がたくさん飛んでいました。「皇帝ダリア」は背が高くて花も大きいので存在感がありました。正に皇帝!でも、剪定しないと8m以上になってしまうので扱いが大変そうです。
西陣織の呼称550年の節目の2017年、ちょうど2016年の「生誕300年記念若冲展」でブームとなっていたので、西陣織の魅力を知って貰おうと企画したそうです。日本全国の巡回展で会期が短かったのですが、西陣織で再現した「若冲」は美しく見応えがありました。