6月に成田スカイタウンギャラリーであった「柏木崇男と仲間たちの模型展」とは別のグループで、千葉市を拠点として活動しているグループだそうです。
飛行機模型は旅客機・戦闘機が多かったです。その中で「友野喜美男」」さんの作品が目に留まりました。それは飛行機模型本体よりも情景表現に重点を置いた物でした。「TKワークス」が企画し、「(株)さんけい」が製造した1/144のペーパークラフトキット「航空情景シリーズ」で作った物です。レーザーカットにより精緻な加工をしたガレージキット・管制塔などを糊で貼り合わせるだけだそうです。私にも作れそうな気がしました。その特長は彩色ボード紙を貼り合わせて組み立てる模型なので、丈夫で軽くて塗装する必要がありません。また、プラモデルにない質感と1mmもない様な精密な情景表現が可能です。欠点は水に弱いので、最後に専用のスプレーニスで仕上げるそうです。
後で知った事なのですが、「友野喜美男」」さんは「航空情景シリーズ」を企画した「TKワークス」の代表の方でした。製造した「(株)さんけい」は各種模型やジオラマを作り50年以上の歴史のある会社です。博物館・資料館などに多種多様な展示模型を納品している実績が有ります。「スタジオジブリ」からはキットの依頼をされた事があるそうです。「航空情景シリーズ」は人や飛行機は別売ですが、食玩の飛行機が大きさとしては丁度良いとの事。物語を想像しながら人や飛行機を置くと楽しいそうです。
第2回飛行機模型展in成田 / 航空情景シリーズ
機体収納庫から飛行機を牽引する様子 / 機体整備格納庫の様子
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