高校の同窓生6人で池袋駅から徒歩3分にある「築地竹若・池袋店」にて待ち合わせをしました。11時と早めのランチでした。30食限定の「海鮮寿司」は1295円で (ぐるなびクーポンを使って1231円に) 、お値段以上の内容と味でした。
西武池袋線・大泉学園駅から練馬区立《牧野記念庭園》に向かいました。植物学者「牧野富太郎」博士が大正15年から94歳で逝去された昭和35年まで住んでいた所です。生涯に発見・命名した植物は1500種類以上にも及び、収集した標本は約40万枚、研究の為に収集した書籍は約4万5千冊にも上るそうです。「スエコザサ」や「センダイヤ」、「ヘラノキ」など自ら探し求めた300種類以上の草木類が植栽されています。「スエコザサ」は発見の翌年に亡くなった妻の壽衛子さんの名をとって付けたものだそうです。
園内にはちょうど満開の花が幾つかありました。常設展示室では博士の愛用の道具や標本、著作などが展示してありました。企画展示室では夏休み特別企画【ドクターマキノと道草たんけん -空飛ぶ胴乱号にのって-】をやっていました。 郷里にある高知県立「牧野植物園」の元職員の里見和彦氏が書いた科学絵本の原画展です。ダンボールで作った研究基地・胴乱号の中は楽しいものでした。今日は博士の存在と偉業に触れる事が出来ました。
池袋駅に戻り、目白駅からバスに乗って《肥後細川庭園》に行きました。幕末より肥後熊本の細川家の下屋敷・抱屋敷となっていました。現在は文京区立となっています。「松聲閣」はかつては細川家の学問所として使用されていたそうです。休憩室「椿」で冷たい抹茶と和菓子を食べました。サービスの水は浄水器のものを銅の打ち出しヤカンに入れて一晩寝かせたものだそうです。銅イオンが溶け出し円やかな味でした。時々、「くまモン」が立ち寄るので、運が良ければ会えるそうです。
目白駅に戻ってから今回の企画を立てたN君の母校の《学習院大学》に寄りました。堀部安兵衛が血刀を洗ったという伝説の「血洗いの池」や中央教育研究棟・12階の「松本楼」に行きました。閉店時間に近かったので、中には入らずに12階の通路からの眺めを楽しみました。
※ 「海鮮寿司」の画像はY子さんから提供された物を基に作成しました
「海鮮寿司」 茶碗蒸しとアサリの味噌汁付き / 博士の像とスエコザサ
ヤブラン / ヒガンバナ / シロバナヒガンバナ
胴乱(採集した植物を入れる為の鞄) / 顕微鏡(ドイツ製) / 採取した竹の標本
肥後細川庭園 / 松聲閣(しょうせいかく)
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