サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《 スイレンと花菖蒲 》 -明治神宮御苑にて-

2019年06月06日 | 動植物

6日(木)、高校の同窓生7人で有楽町駅で待ち合わせ、「ラ・メール・プラール」でランチを食べました。フランス西海岸サン・マロ湾上に浮かぶ世界遺産の「モン・サン・ミッシェル」。「ラ・メール・プラール」はその地で130年の歴史を刻み続ける店です。2011年に海外初出店として日本でオープンしました。私は看板メニューの「ふわふわオムレツ」を頼みました。別のメニューを頼んだ人とシェアーして食べました。N君は「モン・サン・ミッシェル」にある店で食べた事があるそうです。

地下鉄千代田線で明治神宮前駅に移動して「明治神宮」に行きました。「大鳥居」を通って「御苑」に行きました。途中の木の根元に不思議な物がありました。<ナラ枯れ対策>の為の仕掛けでした。「カシノナガキクイムシ」という虫が媒介する「ナラ菌」によって樹木が枯れる被害が発生しているそうです。虫の生態を利用してトラップ下部のアルコール入りのボトルに捕獲するそうです。5月頃~9月頃まで設置されるとのこと。

「南池」(なんち)の「スイレン」(睡蓮)はちょうど見頃でした。「コウホネ」(河骨)というスイレン科の珍しい花もありました。 水中にある「根茎」が白くゴツゴツして骨のように見えるので、「河骨」と書くそうです。黄色い花びらの様に見えるのは「ガク」で、花はその中にあります。尚、「根茎」は生薬になります。また、松の木の上に「ダイサギ」が止っていました。大勢の人が写真を撮っていましたが、モデルの様に殆ど動かずにいました。対岸には「アオサギ」が止っていました。

「花菖蒲田」は最初は稲田だったのを「明治天皇」が明治26年に「昭憲皇太后」の為に「花菖蒲田」に改めたのだそうです。今では150種・1500株が植えられています。まだ5分咲き程で、早めだったみたいでした。草むしりなどの手入れをしていた方が他の人に説明していた話によると、草むしりが終わったら水を張る予定との事。「加藤清正」が掘ったとされている「清正井」の清水は「花菖蒲田」を潤し、「南池」から「後池」の水門を通って「渋谷川」へと流れているそうです。

「花菖蒲田」を見終わって戻る時に「南池」の前を通ったら、「ダイサギ」がまだ同じ所に止っていました。1時間以上も経ちます。この場所が気に入っているのでしょうか?最後に「御社殿」に御参りしてから、用事のある2人とは原宿駅前で解散しました。

この日は半袖でも汗ばむ位の夏日でしたが、残りの5人で『印象派への旅』の展示を観る為に渋谷まで歩く事にしました。つづく・・・。

スフレオムレツ <ふわふわで美味しかったです> / 半熟ゆで卵付きのサラダとパン


大鳥居  /  <ナラ枯れ対策>の為の仕掛け


スイレン  /  コウホネ  /  水辺には繁みが映っていました 


「ダイサギ」 <時々羽を広げる以外は殆ど同じ位置にいました> / 「アオサギ」


珍しい花菖蒲


後に見えるのは四阿(あずまや)  /  清正井


「御社殿」:御神木(左側) 夫婦楠<実は2本です> / 御神木(右側) 「祈願絵馬」に囲まれた楠

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