サヨコの独り言

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《 印象派への旅 》 -海運王・バレルのコレクションが初来日!-

2019年06月07日 | 展覧会

6日の「明治神宮御苑」のつづきです。原宿駅前で解散後、残りの5人で「印象派への旅」の展示を観る為に渋谷の「Bunkamura  ザ・ミュージアム」まで歩いて行きました。「ウイリアム・バレル」はイギリスの産業革命期に船舶の売買で大成功し、「海運王」と称されました。美術品に関心のあった「バレル」は主に画商の「アレクサンダー・リード」から作品を購入しました。「リード」は「ゴッホ」の弟で画商であった「テオ」と一緒に暮らしていた事もある敏腕画商でした。今回、「ゴッホ」が描いた「リード」の肖像画も展示してありました。

「バレル」は絵画や美術工芸品など9000点以上にも及ぶコレクションをグラスゴー市に寄付しました。それが美術館「バレル・コレクション」となりました。美術館建設に関しての条件は<大気汚染の影響が少ない郊外に作品を展示すること><国外に持ち出さないこと>と厳しいものでした。そんな中、「バレル・コレクション」が改装に伴い閉館中の為、奇跡的に実現した展覧会です。

西洋近代絵画を中心に80点 (内7点はグラスコー市の「ケルヴィングローヴ美術館」からの出展) が展示されました。ドガ・ゴッホ・ルノワール・クールペ・ブータンなども、殆ど初めて観る作品ばかりでした。大きな作品は少なく、テーマも風景や静物が多く、部屋に飾るのにちょうど良い感じの作品が多かったです。

【印象派への旅 海運王の夢 -バレル・コレクション-】のパンフレットより
 

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