「成田祇園祭」が7月5日~7日まで行なわれました。合わせて《 関東の山車人形と成田祇園祭展 》が開催されていました。6月1日~7月7日まで前期と後期に分かれていました。歴代のポスターや古写真に加え、「ミニチュア山車・屋台」の模型なども展示されていました。関東の「山車人形」は全部で27体(対)、前期14・後期13と見応えがありました。同じ人物(神様)を扱った人形が多かったので、まとめてみました。
一番多かったのは【素戔嗚尊(すさのおのみこと)】でした。私の思っているイメージに近いのは桐生市の【素戔嗚尊】です。【楠木正成】と【日本武尊】も複数ありました。佐倉市の【日本武尊】はイケメンで、見上げるような大きさ(3m位)で存在感がありました。人形師によって顔がだいぶ違っていて興味深かったです。私は人形師の三代目「原舟月」が好きなので、合わせて載せました(★印)。
鎌倉市の「極楽寺・八雲神社」では例祭の期間中、「導地蔵堂」に「八幡太郎義家」と「鎌倉権五郎景政」の山車武者人形が置かれ、「垂れ幕」が後ろに飾られます。人形は「後三年の役」の折、「義家」が弓で岩石を砕き湧き出させた清水を、「景政」が兜で受けている場面を表しています。
「ミニチュア山車・屋台」の模型は成田市の「岡崎典利」 さんが制作した作品です。1/10サイズで骨組みから細部の装飾まで再現し、車輪や仕掛けは本物同様に動かせるように拘って作ってあるとの事。最後の「土屋」の「山車」が仕上がり、「成田祇園祭」の10台全ての「山車」と「屋台」が揃いました。
パンフレットより:幸町の山車の様子/仲之町の山車人形【神武天皇】/本町の山車人形【藤原秀郷】
昭島市の【須佐之男命】 本庄市の【素戔嗚尊】 久喜市の【素戔嗚尊】
栃木市の【素戔嗚尊】★ 桐生市の【素戔嗚尊】
さいたま市の【楠木正成】 深谷市の【楠木正成】 下仁田町の【楠木正成】
佐倉市の【日本武尊】 栃木市の【日本武尊】★
栃木市の【天照大神】★ 佐倉市の【関羽雲長】★
鎌倉市 極楽寺・八雲神社祭典部の垂れ幕 -立体的な刺繍が施されていました-
土屋のミニチュア山車 人形は「大穴牟遅神」(おおなむじのかみ)大国主神 / 制作中の山車のパーツ
「成田祇園祭」は2020年にコロナ禍で中止に。その後は復活しました。
でも、私はここ数年は都合が付かず、残念ながら観に行けていません。
《 関東の山車人形と成田祇園祭展 》を観て雰囲気を感じて来ました。
老舗「菊屋」の名物女将は、2017年に逝去されましたが美しい方でした。
強子さまは股関節の手術を勧めていただいていたのですね。
いろいろと思い出もあった事でしょう。淋しさをお察しいたします。
お祭りに行かなくなりました。
タクシーで正五九のお参りは済ませて参道の楽しさもなくなってしまいました。
白いエプロンの石橋昭子さんの姿が見えないのが寂しいです。
私にご自分の股関節の手術で体調が良くなったので私に、勧めてくれました。素敵な方でした。