9月26日(日) 木曽駒ヶ岳・宝剣岳
高山植物の宝庫 そして紅葉の美しい千畳敷カール
そのどちらも見たいけど、何より優先したいのがお天気だ。
出来れば大混雑も避けたい。
次の休みは相棒ちんは仕事だぜ
そんなこんなを考慮して、やっと行ける日が来た
前日の土曜は準備に充てた。
早めに寝たのに、相棒ちん、珍しく一睡も出来なかった
寝付きが悪かったようで、仕事のこと考えちゃったらしい
私は家と車中とで5時間ほど眠れた。
夜の高速じゃ、怖くて運転も変われないし~
菅の台バスセンターに6時に到着
<始発は6時12分ですよ!> と言われ、慌てて準備した
行列してる
そんなに慌てることなかった
でも行列のわりに、案外早くバスに乗ることが出来た
駐車場は、この時点で3分の1ほど埋まっていた。
ロープウェイ乗りやってきました 千畳敷カール
紅葉は思ってたより進んでおらず、ほんの少し色づき始めたところだ
剣が池の向こうは南アルプスの山々
その上に富士山が頭を覗かせている
少し上がったところから、カールを見下ろす。
右奥の赤い建物はロープウェイの終点駅とホテル千畳敷。
乗越浄土 真ん中に富士山
ここで、もういいわ~ ってくらい絶景です
ただ、ワタクシ、ちと体調がよろしくありませぬ
昨日より、頭痛&吐き気なのよ~
休憩、挟みます。
得意の しぇ~ のポーズが出来るまでに回復しました
の効果、絶大や~
さてと。
駒ケ岳目指します
この先、楽チンだといいな~・・・。
後ろを振り返ると宝剣岳がそびえている。
余力と勇気が残っていたら、帰りにトライするかも?
まだまだ先は長いのだ。
左手には、2週間前に登った御嶽山が見えてくる
中岳
着いた~ 木曽駒ヶ岳山頂 2956m
きつかった~ 何回岩の上に腰を下ろしたことか
富士山はまだまだご機嫌が良いようだ
槍ヶ岳や穂高連峰もばっちり
御嶽山に乗鞍岳?
八ヶ岳方面
北アルプスと御嶽山が一望できるこの場所でランチ
今日の山ご飯は、おにぎり・ハムサンド・茹で卵・チキンナゲット、写真に入ってないけど野沢菜漬け。
ウラシマツツジ
標高の高い岩場でしか見ることの出来ない、貴重なツツジである。
さて、宝剣岳へと向かう。
危険と書かれた巻き道は回避し、元来た道を戻る。
いよいよ宝剣岳だ
っていうか・・・、登るの?
怖いところな~ん???
予備知識ゼロの私
ザックをデポして登ることにした。
わぁお めっちゃ怖いや~ん
来なきゃよかった
私の前を登っていた女の子。
前に進めない。。。
1ステージ登りきったところで、その先の山頂直下の岩壁伝いの鎖場を目にして、どうやら無理なようす。。。
先に行った仲間が、怖いなら戻れと言ってる。
けど、下からどんどん来るから戻れない。
とりあえず、ほんのわずかなスペースによけろと指示が飛ぶ。
私・・・、覗いた
えーーーーーーーっ 私も無理かも
止めとけ もう戻ろっ
ちょっと待って・・・、行ける。 行けるわ
ほんの数メートル、岩壁伝いに横切るだけだけど、足場が狭い
足を滑らせたら、間違いなく奈落の底だ
↑ 写真は帰り。 往きは撮る余裕なし この向こうから渡って来るのだ
鎖をしっかり持って、絶対に放したらあかんでっ と相棒。
分かった 下を絶対に見たらあかんよ
今からは気が散るで、喋らんといて
宝剣岳 2931m
なんとか来れたけど、こんな思いしてまで来るつもり、さらさらなかった。
下調べを相棒任せにしてたのが、間違い。
もっと自分でもよく考えて来なくては。
かなり反省。
意気消沈
すると、まさに山ガール、山ボーイのお二人さん。
1人ずつこの岩の上に登り、ポーズを撮って写真を撮り始めた
特に彼女なんて、1本足でポーズを取る
ギャラリーは、すごいとかキャーとかワァーとか言ってたけど・・・。
私は彼女の親御さんのような気分になってしまい、怖くて見てられなかった。
それを見た別の山ガール3人組が、私もやりた~い と言いだした。
寿命が縮まりそうなので、早々に下山する。
思い出したくもない鎖場
宝剣山荘で休憩させてもらう。
宝剣岳と木曽駒ヶ岳の山バッジを購入した。
さあ、のんびりと千畳敷へと戻ろうか。
千畳敷に戻ってきた。
途中、何度かアナウンスが聞こえてくる。
ロープウェイは待ち時間が長いようで、整理券を配って、順番に乗車する。
次のロープウェイに乗れる番号をアナウンスしているのだ。
往きに通らなかったので剣が池を回るコースを歩き、ロープウェイ駅へ。
1時間15分ほどの待ち時間のよう。
おにぎりを食べながら外で待っていたら、段々ガスが上がって来て、カールは真っ白けになった。
そしてとうとう雨も落ちてきた
仕方が無いので中へ避難。
レストランは満席、小さすぎる売店は混雑しており、ロープウェイを待つ人もいて、大変な人口密度となっていた。
高齢の方や小さなお子さんなど、お気の毒である。
雨が降ったり寒い時などの為に、屋根のあるもう少し広いスペースが必要である。
登山ブームに何から何までは追いついていないようだ
帰りは、すぐに高速に乗れる。
乗った途端! 35キロ渋滞の情報
だが、心配したほどではなかった。
往きよりは1時間余分にかかりはしたが、なんとか早く帰宅出来て良かった
<コースタイム> (休憩を含む)
菅の台バスセンターよりバス乗車6:45→しらび平駅7:18→千畳敷カール8:10→乗越浄土9:05→中岳9:40→10:10駒ケ岳12:00→宝剣岳(ピストン)12:40→千畳敷・剣が池14:15
*写真再生 2021/09/09
コロナ禍の今、ここはロープウェイやバスに乗るので、なかなか行けません。