10月11日(日)
曾爾高原(そにこうげん)~二本ボソ・倶留尊山(くろそやま)・亀山
鈴鹿山脈の一つ、霊仙山へ行こうと準備していたが、朝起きて空を見上げたら、鈴鹿山脈の山頂付近は雲に覆われていた
霊仙山は山ヒルが多く発生するそうで、今は微妙な時期。。。
まだいるかもしれない
いろいろ悩んだ挙句・・・・・・・。
昨晩、ススキの一番きれいな時期にはちと早いんじゃない?と却下した、奈良県の曾爾高原へと行き先変更した。
自宅から1時間半ほどで到着
第一駐車場に駐車する。
駐車料金は600円。
きれいやね~
箱根の仙石原のような、ススキ野原の壮大な風景が広がっていた。
アザミがあんまりかわいいので、見入ってしまいました
亀池の隣のお弁当広場(勝手に名付けました)
お弁当広場の奥から、斜面を登ります。
階段が付いていて登りやすい
駐車場に着いた時は寒くて、冬のパンツを履いて来なかったことを後悔したが、なんのなんの。。。
暑ぅ~
斜面を登りきり亀山峠に到着
眼下には草紅葉が始まった亀池とお弁当広場。
その向こうには群馬の荒船山のような雰囲気を持った鎧岳・兜岳も見える。 (写真右から、鎧岳・兜岳・国見山・住塚山だそうです)
亀山峠より南に向かって稜線を登って行く。
二本ボソ・倶留尊山への登山口がある。
そこから少し登ると、小屋が見えてきた
なんと!
その先、二本ボソ・倶留尊山へ向かうには、500円の入山料が必要だ
大人2人で1000円
はっ 払いますとも
おっと
二本ボソ、とうちゃ~く
入山料1000円をお支払いしてすぐに、山頂です
あとで分かったのだが、二本ボソから先の倶留尊山頂上部は私有地だそうで、環境整備の為の協力金として、入山料を徴収しているそうだ。
二本ボソ頂上と書かれた板の向こうには、これから登る倶留尊山が見えている
その向こうには伊勢湾。
北側を見ると、まるで群馬の西上州のようなのどかな風景が広がっていた。
池ノ平高原というのだそう。
どこかで聞いたような・・・
ここから先は、たまにこんなロープもあったりする。
登山道は狭く、粘土質のような土で滑る
その土が登山靴の溝を埋めてしまい、岩や木の根っこで滑るのだ
登りで転んだのは、とっても珍しい。
腕を強打した
歩くのに難儀し展望もない登山道に、つい1000円の入山料への愚痴がこぼれるのである
倶留尊山 1037・3m
難儀したけど、やっと着きました
日本三百名山なのに、ちょっとお粗末な山頂標識である
倶留尊山…室生火山群の最高峰。 東西に断崖を連ねて池ノ平を見下ろし、南にススキ穂そよぐ曾爾高原を裾野とする。
東に大洞山、西に大岩峰鎧岳・兜岳を望む関西屈指の景勝地として評価が高い。
さっきまでいた二本ボソが見えている
ここからの展望が良いだけで、あとは、木々の合間から覗き見るだけ
ここでランチにするのを躊躇われたが、疲れたので休むことにした。
しかも、ここ・・・、火気厳禁
入山料をお支払いする時に、注意書きが書かれていた。
カップ麺にするつもりだったがお湯を沸かせないので、オニギリ・沢庵・魚肉ソーセージだけのランチである。
さあ、亀山峠に戻り、稜線の先の一番高いところ・亀山へと向かいます。
亀山、到着。 849m
あつ~ 木陰なし
イセ愛山会の皆さんの手作りの山頂標識がありました。
やっとこラーメンが食べられました
珈琲も淹れて、のんびりします
あぢ~~~ と言ってます
さあ、そろそろ帰らねば・・・。
亀池に戻ってきた。
あんまりきれいなので、一周してみようか。。。
池の周辺には灯籠が設置されている。
9月下旬から10月中旬まで、「曾爾高原 山灯り」として、灯籠が灯るそうだ。(詳細はこちら)
ほとんど水のない池の中に、白いものがたくさん点々と見える。
ウメバチソウのようだ。
何かに見送られるように 、曾爾高原をあとにした
<コースタイム>
曾爾高原駐車場9:10→亀池9:30→亀山峠9:50→二本ボソ10:30→11:10倶留尊山12:40→13:30亀山14:30→14:50亀池15:15→15:20駐車場
*写真再生 2021/09/09
曾爾高原は最近、出かけたばかり。
秋と夏では随分と違いました。