大宮氷川神社の
“神主さんと神社を学ぼう”に参加しました。
神話の読み聞かせ
神社での作法入門
神社職員による境内案内
祓詞浄書体験
神話カレンダー原画展
などがありますが、私は神主さんの説明を
受けながら境内案内をしてもらいました。
氷川神社の系列社は280社以上あるそうです
現在の神社敷地面積は3万坪ですが戦前は
大宮公園が氷川公園だったので、その頃は
8~9万坪あったそうです。
楼門(現在のは昭和15年に建てられました)
氷川神社は2400年以上の歴史がありますが
昭和15年に別々にお祀りされていた
須佐之男命 (すさのおのみこと)
稲田姫命 (いなだひめのみこと)
大己貴命 (おおなむちのみこと)の
3柱を一緒にお祀りしました
作法入門の様子
神橋と神池(深さは1、5m位)
亀 鯉 うなぎもいるようです
舞殿では震災復興祈願の雅楽演奏が行われました
摂社=本社の御祭神と縁故の深い神を祀った神社
門客人神社 いなだ姫のご両親が祀られています
昔は「荒脛巾社(あらはばき)神社」と称されていたそうです
元いた神様と一緒に外から来た神様が霊力をもち土地の
氏神の力を一層強化してくれるという信仰になった様です
御嶽神社 大己貴命(おおなむちのみこと)様と
少彦名命(すくなびこなのみこと)様
隣の門客神社は摂社なので御嶽神社は一段下になります
大己貴命(おおなむちのみこと)様とは、
大国主命(おおくにぬしのみこと)様の若い時のお名前です
1寸位の小さな神様
『「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)』 に登場致したのが
大己貴命(おおなむちのみこと)様です。
宗像神社
多起理比売命(たぎりひめのみこと)様と
市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)様
そして、田寸津比売命(たぎつひめのみこと)様
三女神を総称して、宗像神社(宗像大社)といいます。
稲荷神社 食物の神様
御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)様です。
この神様は須佐之男命(すさのおのみこと)様と
第二の奥様である神大市比売神(かむおおいちひめ)様との
間に生まれた神様です。
6社 以下の6柱が一つ屋根に祀られている珍しい神社です
住吉神社(住吉三神)すみよしさんしん
神明神社(天照大御神)
山祇(やまづみ)神社
大山祇命(おおやまづみのみこと)様(各地の山の総本家に当たる神様です)
須佐之男命(すさのおのみこと)様の妻の、稻田姫命(いなだひめのみこと)様の
お父様とお母様の親に当たります。
稻田姫命(くしなだひめのみこと)様からすると、お爺さまに当たられる神様です。
愛宕神社
火の神様です「火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)様」です。
迦具(かぐ)は、「光輝く」という意味で
「火が光輝く神様」となります
伊弉冉尊(いざなぎのみこと)様と伊佐奈弥宮(いざなみのみこと)様の
お子様ですので、須佐之男命(すさのおのみこと)様とは兄弟にあたります
雷(いかづち)神社 大雷命(おおいかづちのみこと)様
伊佐奈弥宮(いざなみのみこと)様がお亡くなりになった後に
黄泉国(よみのくに)に行かれた時に生まれた神様で
伊佐奈弥宮(いざなみのみこと)様は腐り果てた身体になって
しまうのですが、その腐り果てた身体から生まれたのが
大雷命(おおいかづちのみこと)様のようです
石上(いそのかみ)神社 経津主神(ふつぬしのかみ)様
伊弉冉尊(いざなぎのみこと)様が妻の伊佐奈弥宮(いざなみのみこと)様が
亡くなられた原因であったお子さんの、火の神様の
「火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)様」を剣で殺してしまいました
その剣に着いた血から、三人の神様が生まれました。
その内のお一人、石筒之男神(いわつつのをかみ)様の
別名が経津主神(ふつぬしのかみ)様だと言う事です。
神様のお名前が難しいです|
横浜港に係留されていて、現存する唯一の貨客船に
「氷川丸」がありますが、現在に至るまで「氷川丸」船長は
毎年8月の例大祭へ参詣しています。
震災で電車が使えなかった時には、歩いて
いらしたそうです。
お氷川様と親しみを込めて呼ばれていますが
神話の世界から現在へと続く神社と信仰
知ることは楽し!
今までとは違った感覚でお参り出来そうです。