先日、TVでルーマニアの放映があった。
木で作られた教会の特集だったが、懐かしくて
自分のブログを見直した。
あれからもう、4年が経っていた
早い! でももっと経っているような気も・・・
あの時友人が、木で作られている教会を見に行きたくて
仲間を誘って自分達で行きたい教会を指定して
旅行会社にホテル等探してもらって日程を組んだ。
すごく贅沢な旅行だったと思う。
我々が行ったことのある教会がいくつか、放映されて
詳しく説明をしていた。
さすがに映像や説明が上手で当時を思い出す。
高い屋根の天辺までモミの木を薄くして重ね合わせて
あるのに、どうやってあんなに高い所まで???っと
疑問だったっけ。
沢山の思い出が持てた事、誘ってくれた友人に感謝です
ブログを見直していたら、「カテゴリーを分けて」という
コメントが、そのままになっていたのに気付き、遅まき
ながら、「ブルガリア」と「ルーマニア」のカテゴリーを
作って入れました。
お暇な方は時間潰しにでも見てくださいね。
寄ったウイーン空港には モーツアルト
生誕を祝ったお知らせが 天井に
大きな英語版と日本語版の2種類が
交互に並べて掲げられていた。
何故 英語と日本語だけ???
そしてオーストリア航空の機内でモーツアルトの
写真が付いたチョコレートキューブが配られた。
実は このチョコレート
勿体無くて まだ開けてないのです。
こんな私って・・・ヘン?
写真はブラショフ市
義務教育 小4・4 中2
夏休み 6月から
月給平均 300ドル(10,000~15,000レバ)
サッカー選手 30,000レバ
平均寿命 男性67才 女性73才
定 年 男性62才 女性57才
老人ホーム 無料
病院・公立は無料だが設備が古い。
手術はチップ
外人は有料
税金・所得税25~65%
残業の所得税は高いので残業をしないで別の所で
アルバイトをする人が多い。
サービス残業は月給10倍の罰金が雇い主にかかる。
ルーマニアのフェラーリと呼ばれている馬車にも税金がかかる。
消費税19%
特別消費税 ゴルフ、タバコに追加上乗せされる。
年金 月収の65%位 買い物の1/2政府負担
作っている物 ダム、ヘリコプター、橋。
武器は共産政権時代に作っていたが今は禁止。
輸出 車(ダッチャー)冷蔵庫
農村 トラクターは非常に高いので殆んどが手作業です。
自給自足でにわとり、やぎ、牛、豚を飼って羊毛など売って生活。
果樹園は酒を作って売る。
畑は、6年作ったら1年休ませる。
女子体操 5,6才から学校に入れ親元から離れて暮らす。
車 普通車6000ドル位 日本車は15000ドル位で高い。
ヒッチハイクは有料です。
うっかり手を上げたら大変ですね
国旗の意味は 青=空 黄色=小麦 赤=戦争で流した血
現地のガイドさんに、日本の旗の意味は?と聞かれ「赤は太陽」と言ったら
「太陽なら黄色にすればいいのに」と言われ・・・
「ルーマニアの子供は太陽を黄色く描くの?」と聞いてみると
黄色く描くそうで 日本の子供は赤く描くと言ったら
非常にびっくりしていた。
同じ太陽なのに フ・シ・ギ
どっちの方が高い?
大きさも0の多さも違う2枚
実は同じ価値です。
古い札は上で 下は新札 現在両方出回っているので ややこしいけど
上のお札は0を4つ取って計算します。
電線
無数の電線が入り組んでいてビックリ。
ボタンが沢山あってマッサージ器の様。
ジャグジーか?
気持ちいいかも~ ルンルン♪
洋服を着たまま使い方を練習してみる。
4っのボタンは上か下に分かれてお湯が出る。
温度は?
シャワーの切り替えは?
んん?? どこをいじってもシャワーに切り替わらない。
中央の2つのボタンをクルクル回してみる。
温度調節のようだ。
大体分かったけど確認のため、ある筈の文字を読もうにも
薄暗く文字もはっきりしない。
しかも何語?ここはルーマニアだからしょうがないか。
シャワーは諦め 上か下から出るお湯の温度と強さの
調節をして入った。
思っているより温度調節がうまくいかなく 使っている最中に
ぬるくなったりするので、ちょっと熱く調節すると熱すぎて
慌てて又ぬるくするの繰り返し。
後で分かった事は上か下の階で使うと温度が変わるらしい。
ナルホド~!
湯沸かし器を想像すれば解決でした。
初めての物って、うまくいっても いかなくても
楽しいものです。
この人は何をしているか分かりますか?
大勢の人が見守る中で何をしているのでしょうか。
ここはホテルの一室です。
実は女性が洗面所から出られなくなっちゃったんです。
鍵はかけていません。
なのに出ようと思ったらドアが開かないと中から伝えてきた。
外から挑戦してノブを上下しても、途中までしか下りなくて
強引に下ろそうとしても一定の位置からは下りない。
仲間が入れ替わり立ち代り挑戦するものの変化なし。
フロントに連絡して来てもらうが 1度目は手ブラで
いじってみるもののそのまま戻り、
2度目はいくつかの鍵を持ってきて差し込むが変化なし、
3度目は二人がドライバーを持参。
その時の写真です。
ノブが付いてる金属部分のビスをドライバーで外して
中をチョコチョコ。
開いた~。
古い物を大事にするお国柄
こんな事もあるさ! みたいに悪びれもせずケロッとして
立ち去る二人でした。
閉じ込められホテルはドラキュラの生家近くのレストランです。
食事中に仲間が一人でトイレに入って鍵が開かなくなって
出られないでいるのを、店員が気づいて開けてもらった
という話しも聞き 我々は、一人ではトイレに行かない、
鍵はかけない ドアが固い時は閉めないと気を使うのでした。
古い建物は価値があるのですがトイレは要注意です。
それにしても、お風呂に入っている時じゃなくて良かったとか
一人部屋でなくて良かったとか しばらくこの話題で
尽きないのでした。
ホテルのレストラン 何か変じゃありませんか?
普通はテーブルに向かって置いてある椅子がこんな形に。
向きを直してから座るのですが 空いています の
表示なのでしょうか。
我々が見たのは このホテルだけでしたが フ・シ・ギ?
ブルガリア・ルーマニア共に農村で働く姿には脱帽です。
どこまでも続く広大な畑で背中を丸めコツコツと耕している。
いつまでやっても終わりそうにない。
子供が当然のような顔をして働いている。
日本の子供はこれを見たらどう思うかなって考えてしまう。
この写真では子供が手綱を取っている。
すご~い!逞しいなぁ!
仔馬は繋がれてないのに母馬にピッタリ付いて歩いている。
とっても可愛い~!
金属で出来たバケツのような物を前後に持つ女性
農作業でも長いスカートでした。
7部位のスカートにハイソックスかタイツらしき物を
履いている人も。
どこの家の周りも緑がイッパイで綺麗に刈り取られている。
一見芝生かと思えるけど自然の草のようで日本のような
草取りをしている所は見る事が出来ず 大方の家は
大きなカマで刈り取っていた。
刈り取った草は袋に入れ運ばれて牛の餌になるそうで
根は残すので無駄がないです。
ルーマニアで多く見られた屋根付き井戸。
家の近くに設置されて、外にハンドルがあり
それを回して水桶を上げるようです。
家によっては飾りを付けて立派な(派手な?)井戸もありました。
童話に出てくるような家だとは思いませんか?
ルーマニアの人が家を建てる時は親戚や友達と一緒に
作るんですって。
ビックリです。
手伝ってもらってもお礼はナシで、相手が作る時に
手伝えばいいという助け合いで出来ているんですね。
人間関係が良いお国柄なのです。
お洒落な家も沢山見ました。
冬の間寒くて仕事が無いのでイタリアやフランスに
出稼ぎに行って住んだ家が気に入って、帰ってから
真似して作る人もいるそうです。
旧チャウセスク宮殿
世界で2番目に大きな建物
1番はアメリカの国防省(ペンタゴン)
今は国民の館と名を変えて会議やコンサート、オフィスとして
使用しているそうです。
国際会議の時に使う通訳の人が入るボックスもズラリと
並んでいました。
国民の館には、紀宮様もいらしているそうです。
余りにも大きな建物で写真に入りきれません
当時の独裁者チャウセスクの権力者の偉大さを感じますが
色を使い分けて、デザインした大理石の建物には4tの
シャンデリアとか
一間が600坪の部屋とか大きな部屋が沢山あります。
どの部屋も天井が高く18mもあり純金が豊富に使われ、
溜息が出る位何もかも大きく、豪華で目を見張るばかり。
部屋数3107の内見学は1、2階のみ。
2階には広~いテラスがあって そこでチャウセスクが
演説をしたとか。
特注の大きな絨毯と分厚く長~~~いカーテン。
見学者はカーテンに触ることを禁止されています。
建物の中の写真もNG。
申告してお金を払えば撮影も出来るけど グループの中の
一人二人だと広い見学場所で所々にいるガードマンは
誰が払ったのか払わないのか分からなくなって
疑われたらフイルムのたぐいは没収となるので
全員で撮らない事にした。
ミルク1本もらうのに真冬の寒い朝3時から並んでももらえない事も
あったという共産党支配に市民の不満が爆発。
美術館
旧共産党本部(今の美術館)にいたチャウセスクはデモの市民に囲まれ
この屋上からヘリコプターで逃げるが 結局捕まって夫婦で銃殺され、
自分の為に作った宮殿だったが完成間際に処刑され住む事はなかったという。
凱旋門です。
第一次世界大戦の戦勝記念に建てられました。
狭い道を歩いていたら、ところどころに花が
結わえられているロープが下に横たわっている。
脇にいるお兄ちゃんに 何をする物か聞いた。
すると、きょうは結婚式があるので花嫁さんが
通ったら上に上げて脅かすんだと、上に上げて見せてくれた。
そしてこんな車も。
屋根に紅白の花とリボン。
素敵な出会いで 皆で拍手をしてお祝いをしました。
見に行くということで世界遺産になっているのも
あります。
この教会もそうですが大昔に、どのようにして
上まで積み重ねたのかと想いをはせるのでした。
ルーマニアには木の教会が8教会あるそうですが
ガイドブックには5教会しか載ってないようです。
まっすぐ上に伸びる屋根。
古いのは14世紀 多くは17,8世紀の物
とんがり頭まで全部木で作ってあり 屋根はモミノキ
柱や部屋はカシノキです。
屋根の瓦に当たる部分は一枚一枚
30年に1回付け替えるそうです。
拡大写真
木なのに、長い年月 良く持っているなぁって感心します。
教会の中ではミサができ 信者さんが刺繍をしたのが
沢山のフレスコ画に掛けられて素敵です。