※ つれづれなるままに

日頃の気ままな記録です。
気楽にお付き合い頂ければ嬉しいです。

トルコ事情

2009-09-30 17:28:34 | 海外旅行 トルコ


ホテルからの写真ですが、新しくホテルが出来ると廻りには
家が建ち、モスクも建ちます。
それ程、モスクは住民に密着しているのですね。

土地が広いのに何故高層にするのか?
それは、都会になる程土地代が高いからです。
日本と変わらないです。


次の2枚の写真で、きっと気付いた事があるでしょう 



そうです。
低い家の上も、高いビルの上も何やらゴチャゴチャしています。
これは煙突です。
エッ???って思いますよね。

トルコは寒い時にはマイナスになるので、セントラル
ヒーティングが故障した時に薪ストーブ等が使えるように、
必ず煙突を付けなくてはならないという国の命令なのです。

又殆んどの家の屋根の上にソーラー温水器や、貯湯装置が
あって、先を読む力のある国だと感心します。


メブラーナ博物館

2009-09-30 10:46:51 | 海外旅行 トルコ

ホテルの入口の回転ドアにメブラーナ教の踊りが。

メブラーナ教は、地球を含める宇宙は丸く永遠の時間を表して
クルクル回るほどにスカートは丸く広がり神と一体化すると
いうので、目が回らないのかと思う程、力を抜いていつまでも
回る宗教です。

又、教えも素晴らしいです。

メブラーナ7つの教え

 ① 恵みと助けは流れのように与えよ
 ② 情けと哀れみは太陽のように与えよ
 ③ 他人の欠点は夜のように隠せ
 ④ 怒りといらだちは死のようにあれ
 ⑤ 謙遜と謙虚さは土のようにあれ
 ⑥ 寛容は海のようにあれ
 ⑦ あるがままに見せるか、見かけの如く振舞え

クルクル回りながら、この教えを念じているのでしょう
弾圧があっても信仰する人が後をたたないのが分かります。


       メブラーナ博物館
     
メブラーナ教の修行の場だったのですが、今は博物館に
なっています。
靴にビニールのカバーを被せて、中を見学できるのですが
写真を撮る事は禁止されています。


 

一緒に行ったお嬢さんたち  スカーフを被って
見学していました。
一瞬でも信者になって、大らかな人間になった・・・!?



緑の屋根のしたにメブラーナや僧侶の棺が置かれています。


年に一度だけコンヤのスタジアムで踊り(セマ)の儀式を
見る事が出来るが、無形文化財になっています。


NHKの世界遺産でも取り上げられたメブラーナ教
トルコと言えばメブラーナ教と言う人さへいる位
有名なのです。

無宗教者の多い日本ですが、それぞれの宗教には
学ぶ点が多いですね。
信者にならなくても、良い所は受け入れたいです。

追記)
 最初の写真は回転ドアに踊っている信者の写真が
 プリントしてあって、そこを通る人を包み込むように
 回っていました。

 コメントで説明不足に気が付きました。
 あんみつさん ありがとうございました m(__)m


ラマダン月

2009-09-28 17:19:19 | 海外旅行 トルコ


ホテルのレストラン入口のアーチです。

ラマダン月(断食月)だけ飾られる物でアーチは
糸で織ってあり、中央は刺繍がされて、とっても
素適でした。

ラマダン月には、日が出てから沈むまで水も
飲まず食事もしないのに、我々は御馳走が
頂けて申し訳ないようです。

全員が断食をする訳ではなく、病人・妊婦・
赤ちゃんなど考慮されているので心配は
ないそうです。

ラマダンは、食べられない人の気持ちに
なるようにと、貧しい人や弱者を思いやる心を
育てるイスラム教の修行と言う事です。

見習う点が多いですね。


ラク酒

2009-09-27 10:43:20 | 海外旅行 トルコ

     

前にも載せたトルコ名産、ラク酒を詳しく説明したいと思います。

干しぶどうから作り、アニス(八角)で香り付けしてあります。
写真でも分かりますが無色透明で、水や氷を入れると白くなるので
ライオンのミルクと言われています。

アルコール度 45度

1杯飲むと・・・・赤ちゃんになる
  2杯飲むと・・・・大人になる

  3杯飲むと・・・・・・・・
        ・・虎になる っと言われています

虎になるのは東西を問いませんね。


トルコ陶器

2009-09-27 10:22:37 | 海外旅行 トルコ





厚めの素朴な地肌に鮮やかな色彩
見ているだけで心が安らぎます。

一枚一枚丁寧に手描きされたのはトルコの
伝統工芸で、とっても素適です。

トルコ発祥の花 バラ、チューリップ、カーネーションは
陶磁器や絨毯など、何百年と続いている物に多く描かれて
いますが、新しい図案なども取り入れて幅を広げています。

有田焼や九谷焼を思い出させる絵付けは興味を
そそられますが、この技術は建物や織物その他の物にも
生かされているように思いました。


世界最初の広告

2009-09-27 09:24:40 | 海外旅行 トルコ


エフェソクス遺跡にある世界初の広告です。
左足と女性の顔 ハートが彫られた大理石の敷石

大勢の人に踏まれて女性の顔は見えなくなっているけど
「足の向く方向にお金を持って行くと、綺麗な女性が
もてなしてくれます」という娼婦の館への広告で
当時は金額も彫ってあったと言います。

主な客は長い航海の末にエフェソスに上陸した海の男で
道しるべの足型は港とは反対の方向に向けられ、長い坂を
広告の足型を頼りに娼館へと上ったと言う。

港に女あり とは歌のようだが、皇帝トラヤヌスが公衆トイレ、
浴場と一緒にプランを立て7世紀頃まで使われました。

近くには、神殿 図書館 などもあり、排水路は人間が入れる位の
太い下水道で、今で言う本管に匹敵します。

日本では弥生時代の頃と考えると当時の技術の高さに
感心するばかりです。



植物

2009-09-26 23:51:23 | 海外旅行 トルコ

トルコで見かけた珍しい植物です。

ナツメヤシ
乾燥した実は甘くお土産としても売っています。


身長位の高さで黄色く大きな花に赤いヒゲ?オシベ?が綺麗



火炎樹(マメ科)
咲き終わった花がクルリと、丸まったマメのようになっています。

赤いカエンボクもあります。

この火炎樹はホテルに咲いていて、かなり大きな木でしたが
トルコの人は植物にはあんまり関心がないのか花の名前を

聞いても分かる人がいなくて、結局仕事で東南アジアに
グリーンベルトを作ったと言う 一緒に行った日本人から
聞いて初めて分かりました。

日本人も色々な国で、良い仕事をしていると再認識を
した旅行でもありました。

帰国後 調べたら世界三大花木の一つ と分かりました。

世界三大花木は、、、

 ジャカランダ 火炎樹(カエンボク)鳳凰木(ホウオウボク) 


ベリーダンス

2009-09-25 23:11:05 | 海外旅行 トルコ

     
トルコの伝統舞踊 ベリーダンスです。

オスマン帝国の宮殿にあるハレムで踊られていたそうで
夜、ホテルのプール脇のカフェで、ギター演奏に合わせて
踊っていました。

音楽を聴きながらチャイを頂いていたら、舞台から
踊りながら降りてテーブルを回ると ダンサーの胸元には・・・

オプションでベリーダンスショウがあったけど、私は
行きませんでした。
行った人の話では“良かったよー”
オジサン達はニコニコしていました。

“上を向いて歩こう”のギター演奏に日本語で
歌ってくれたのにはビックリしました。
嬉しくて?懐かしくて?合わせて一緒に歌いました。

遠い国で日本の歌を聴くのは感動します。


キャラバンサライ

2009-09-24 17:40:23 | 海外旅行 トルコ

シルクロードの隊商が泊まる宿でした。
サライは宮殿とも言われています。



立派な門構えです。


柱の模様


壁の模様

昔はラクダや、馬、ロバなどが列を成して
出入りしたのでしょう。
想像できます。

シルクロードを、色々な物が行き来したようです。

特に、中国からのシルクは、その1/4は服になり
3/4は絨毯に加工されたそうです。

現在トルコでは約100個のサライがあって
移動中も何度か見かけました。

修復している所もあって終了したら観光スポットに
するという話です。

観光に力を入れているのが分かりますね。
逞しいです。


水道橋

2009-09-23 10:00:18 | 海外旅行 トルコ

グランバザールに向かう途中で突然大きな建物が出現
これはナニ???


動いているバスの中から慌ててシャッターを切った。
バイクがその下を通過しようとしているので大きさが分かります。

これはヴァレンス水道橋で4世紀に作られ地下宮殿に水を
送っていたという事ですが、その頃の日本はまだ弥生時代が
終わって古墳時代になった頃ですって・・・。

そんな時代に、もうこんな立派な物が建てられる技術が
あったなんて驚きです。