京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

平山郁夫と文化財保護

2011-03-04 22:00:54 | ギャラリー
特別展、文化財保護法制定60周年記念だそうです。

    
    東京国立博物館平成館

   
   仏教伝来をたどって平山郁夫氏が取材して歩いた地は、日本、中国は勿論
   シルクロード、カンボジア、パキスタン、アフガニスタンからヨーロッパ
   まで、大画面の世界地図にマークがびっしり。

    
    平山郁夫氏は戦争で破壊されたアフガニスタンの文化財を保護し、避難
    させて預かり、私財を投じて文化財を保護し、修復しているという。

奈良薬師寺に2000年に奉納された門外不出の「大唐西域壁画」の中から

    
    「アンコールワットの月」 静謐な空気感に、崇高な気分になる。

    
    「バーミアンの石窟」 なんとスケールの大きいこと。 

 
  そして圧巻は「西方浄土須弥山」 全長49メートルの大壁画。仏教の聖山、
  神のおわす深い山にふさわしい。

  明日3月6日までなので、慌てて駆けつけましたが、思ったより混んでいなくて
  平山郁夫氏の偉業を心行くまで味わいました。