20年以上前に、「ユリイカ」か何かの自殺特集の本で、イギリスのシルヴィア・プラスという女性詩人のことを読んで以来、彼女のことが気になっていたのだが、最近になって地元の図書館に何冊か彼女の評論・詩集などがあるのを見つけ、しかも彼女に関する本がよく新刊コーナーに出ているので、見つけ出して読んでいる。
フェミニズムという思想の世界では、彼女のことが「殉教者」として評価されているのだとか。
自立できるほどの才能を持ちながら『女・母・詩人』と多様な役割を背負い込みすぎて自爆してしまったことに対する評価らしい。
こんなことが解説に触れられていたので、ふと気になったのだが、ベビーシッターが一般的なアルバイトとして認められているイギリスでさえ、子供を持つシングルマザーはかなりきついのに、日本だったらもっとシングルマザーは厳しい状況なので、(ベビーシッターがそれほど一般的でない、保育園の入園もいろいろ制限があって厳しい等)彼女と同じような道をたどる女性が今後増えていくのではないかと思った。
それはちょっと恐ろしい予感なのだが・・・この不景気で職も少なく、「実家の親がかり」の人でないとシングルマザーがなりたたなくなってくる厳しい状況に、ちょっとゾッとする。
世の中は進化している、あまりに速い速度で・・・というが、ベビーシッターとかのサービス業に対してはまだまだ進化のスピードなんて遅すぎる、いらだつぐらいに遅い。
フェミニズムという思想の世界では、彼女のことが「殉教者」として評価されているのだとか。
自立できるほどの才能を持ちながら『女・母・詩人』と多様な役割を背負い込みすぎて自爆してしまったことに対する評価らしい。
こんなことが解説に触れられていたので、ふと気になったのだが、ベビーシッターが一般的なアルバイトとして認められているイギリスでさえ、子供を持つシングルマザーはかなりきついのに、日本だったらもっとシングルマザーは厳しい状況なので、(ベビーシッターがそれほど一般的でない、保育園の入園もいろいろ制限があって厳しい等)彼女と同じような道をたどる女性が今後増えていくのではないかと思った。
それはちょっと恐ろしい予感なのだが・・・この不景気で職も少なく、「実家の親がかり」の人でないとシングルマザーがなりたたなくなってくる厳しい状況に、ちょっとゾッとする。
世の中は進化している、あまりに速い速度で・・・というが、ベビーシッターとかのサービス業に対してはまだまだ進化のスピードなんて遅すぎる、いらだつぐらいに遅い。