展示会関係の仕事で、ちっと離れたとある町に行った。
仕事はまずまずだったし、食事つき帰りにおみやげありという、けっこうオイシイ仕事だった。
会場に入ったら、いきなり大量のサラリーマンのおっさんやにいちゃんがいることに、ちょっと驚く。
普通の会社に勤めている人には、それが普通の光景かもしれないが、おいらのように普通じゃない仕事をしていると、大量の背広軍団に会うことはまずないので、なんくだかそれがすごく新鮮な光景に思えたのだ。
(普段仕事しているときに来るお客さんはたいてい女性だし、背広の人なんて上司ぐらい)
しかもこっちにきてから電車・鉄道に乗らないので「通勤ラッシュ」というものも、久しく経験していない。
通勤でパンがつぶれたことも、足をふみまくられふみまくったことも、おいらにそんな時代があつたのかと、なんだか遠いことのような気がしてくる。
こうして日一日と、おいらは「とある地方都市の住人でのんきなやつ」になっていくのだ。
仕事はまずまずだったし、食事つき帰りにおみやげありという、けっこうオイシイ仕事だった。
会場に入ったら、いきなり大量のサラリーマンのおっさんやにいちゃんがいることに、ちょっと驚く。
普通の会社に勤めている人には、それが普通の光景かもしれないが、おいらのように普通じゃない仕事をしていると、大量の背広軍団に会うことはまずないので、なんくだかそれがすごく新鮮な光景に思えたのだ。
(普段仕事しているときに来るお客さんはたいてい女性だし、背広の人なんて上司ぐらい)
しかもこっちにきてから電車・鉄道に乗らないので「通勤ラッシュ」というものも、久しく経験していない。
通勤でパンがつぶれたことも、足をふみまくられふみまくったことも、おいらにそんな時代があつたのかと、なんだか遠いことのような気がしてくる。
こうして日一日と、おいらは「とある地方都市の住人でのんきなやつ」になっていくのだ。