店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主走る④と他の話

2010-04-06 20:12:18 | Weblog
 体調がちょっと良くなった。
 今日はどうしてもクリアしないといけない用事ができたので、車で役所の支所まで行ってきた。
 ここの人は親切で、言葉使いもよく、手続きの説明もわかりやすかった。
 もちろん、帰りぎわまで他の手続きがないかどうかまで気をつかってくれたので、ありがたいと思った。

 いい対応は、目の届きやすい小さい役所の支所だからなのか?
 いや、違うっ!行き届いているのは、そこにいる人たちの心がけだっ。
 おいらは、そう信じたいんだけど・・・。
 
 こんな話をするのは、先日父の老人手帳(みたいなカード)の更新に行ったときは、市役所の臨時カウンターに派遣かバイトらしいヘボな人たちが、いっぱいたからだ。
 そいつらは、マニュアルにある手続きの仕方をただ、棒読み暗記してしゃべる。
 法律の条文暗記しても司法試験に合格しないのとおんなじで、暗記の盲信(妄信と言えるかもね)はまずいのに・・・。
 ウチの父は普通の手続きとちょっと別の例(マニュアルにない例)だったので、それを突っ込んできくと、そのたとんにウロウロ、オロオロ・・・まわりにいるヤツまで動揺する。
 動揺するのって、尋ねられた本人だけでいいじゃん。
 なんか反応が原始人的・・・。
 (あ、こんなこと書くと「原始人のことよく知らないクセに」とか怒られそうだ。すいません。)
 公共の場で、集団パニック状態を人前で見せるとすごく見苦しいし、見ようによってはそうやって全体が動揺してるのって、窓口・席に来たひとに不安を与えると思う。

 それでさえも不快なのに、そのあと、もっとやな事が起きた。
 おいらの隣(次)にいたおじいさんは、酸素ボンベをつけた(明らかに障害者だと思われる)人で、歩くのもキツそうなのに、ひとりで来ていた。
 そのおじいさんを、
「次はあっちへ行ってください」
 と、おじいさんがやっと座ってひといきついたと思ったら、別の席に追い出した。
 呼吸が苦しいから酸素ボンベつけているのに、また歩かせるの?
 でもって、おじいさんが座ったままでも手続きできるようにしてあげればいいのに、書類の受け渡しにもいちいちおじいさんを立ち上がらせる。
 自分から席にいるおじいさんにできた書類を持っていってあげようなんていう気持ちはナシ。「そんなヤツ誰もおらん」の世界だ。情けないことに。
 もちろん、ウロウロ、オロオロちゃんたちは、何をするでもなくそこにいるだけ。
「無為無策」ってこういうの?
 見ててかなりムカついた。
 
 役所側の対応もかなりまずいと思う。
 どこか不自由な人にはなるべく「ラク」なやり方で手続きしてあげればいいのに。
 そんな対応のしかたさえ、いちいちマニュアルにしないといけないのか?
 じゃ、そのマニュアルの欠陥は誰のせい?
 国民の(市民の)税金で生活してるくせに・・・この(じいさんに対する)鬼畜的対応って何?
 でも与えられたマニュアルどうりにしか何もしないし、それ以外のことが起きたらあんな反応(ウロウロ、オロオロ、放置)しかできないでどうすんだよ。
 頼むからヘボは社会に出てお金をもらおうなんて思わないでくれ。
 それと役所は、いろいろな手続きをするところであって、ヘボの養成所じゃないはずなんだけど・・・。