新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

スミマセン、また総選挙の話(多分これで最後)

2012-11-24 07:45:49 | その他
大分2区は、この数日の間に、共産党やら社民党前職の後継候補やら維新やらで、一気に賑やかになりました。

これで、考える材料ができました。投票日までに、じっくり検討したいと思います。揃った顔触れには、期待できる人材など皆無ですが、あとは、仕方なく「次善」の投票先にする相手を誰にするかです。まあ、自民党と維新は、最初からないな(笑)。

前にも書きましたが、維新の会の政策には、田舎の少子高齢化の深刻な過疎地をどうするかという視点が、全くありません。
地方は、それまでも、マスコミが言うほど優遇されてなど来ませんでした。バブルの恩恵は全くないのに崩壊の影響はもろに直撃を受け、回復できずにへとへとになったところに小泉改革の「地方切り捨て」政策を喰らいました。その後露骨になった、大都会の都合だけで物事が決まる政治には、過疎地は息の根を止められてしまいそうです。なのに、維新の会は、また、同じ穴のムジナの都市型政党が一つ増えたに過ぎません。

国の制度を変えれば全てうまくいく?バカ言っちゃいけない。制度を整えたにも関わらず、男性の育児休業取得は全然普及しないじゃないですか。厳罰化されたにも関わらず、飲酒運転は跡を絶たないじゃないですか。

法や制度は、あくまで「形」。単なる「入れ物」に過ぎません。
それをいじれば万事OKなどと、空理空論の極みです。

このところ、総選挙の話題を多く書いてますけど、僕は、今、日本の民主主義の危機だと思っているのです。

政治家にも呆れていますが、マスコミ、それも低俗な芸能ワイドショーの、あからさまな世論操作の通りの投票行動を繰り返す、この国の有権者にも、うんざりしています。

だから、いつも自分に言い聞かせているのです。

自分の頭で考えよう、と。