みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

ピュア・ブルー

2007-03-13 22:50:18 | 風待ち談話
 最近アルコールはビールよりも焼酎を飲むようになった。今飲んでいるのはキリンのピュア・ブルーだ。青いボトルのちょっと洒落た麦焼酎だ。このピュア・ブルーというネーミングは焼酎以外の製品にも付けられているようだ。純粋な意味合いのイメージであまり深い意味など気にしていなかったが、ある本を読んでいたら本当のこのピュア・ブルーというのは何なのかが書かれていた。その意味を知って意外だった。焼酎ごときに付けるような意味では無い気がした。
 それは19世紀、イギリスが植民地のオーストラリアに移民をしている時代のことだ。オーストラリアはイギリスの流刑者が送り込まれた地で、さらに金銀が発見されると多くの山師などが移民していったが、次第に無法大陸と化してしまいそうになった。これではいけない。とイギリス政府は流刑の開拓者や山師にも嫁を世話して、家庭を作らせ平和で豊かな植民地にしなければならないと考えた。そこでオーストラリアに移住する独身女性の移民募集が始まった。そこに最初130人が応募。この単身海を渡った勇気ある女性たちのことを「ピュア・ブルー」と呼ぶのがそれである。以後、ピュア・ブルーは家系の誇りとされ尊重された。そんな歴史の中で生まれた言葉である。これからはこの歴史に思いを馳せて飲んでみよう。でも飲み過ぎて小生も流刑の民にならないようにしたいものだ。
 ちなみに我が愛艇の名は「ソルティー・ブルー」。ん、ん、あまり関係ないか。。。

 おまけに写真を。ニュージーランドはオークランド市内、オールブラックスのオフィシャルショップがある交差点。今年のラグビーワールドカップは、オールブラックスが優勝候補の筆頭だ。