みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

卒業式

2007-03-14 17:36:45 | 風待ち談話
 本日は市立河南中学校の卒業式だった。同校の評議員をやっているので招かれた。長男、長女の母校でもあり、何かと関わりのある学校でもある。ジュニアヨットクラブの教え子達もここに多く在籍しており、自分なりの思い入れもある学校だ。ジュニアも本日1人が卒業した。おめでとう!

 同校の卒業式はここ2~3年ほどだろうか、大きく様変わりしている。とても素晴らしい内容になっているし、本日も感動的なものだった。これまでは一般的な卒業証書の授与式であり、送辞や答辞などのセレモニーで進めるというものだったが、今ではこのセレモニーのあと在校生たちの手作りによる「もう一つの卒業式」というのが行われる。体育祭でのエール合戦を彷佛させるように、卒業生に大きなエールを贈ることから始まり、プラカードでの人文字、各クラブによる垂れ幕メッセージなど温かい演出が繰り広げられる。そして在校生、卒業生がそれぞれに合唱で思いを伝える。素晴らしい歌声が会場を大きく包み込み、保護者の目が潤む。最後は全員でのさらなる合唱で、小生も目頭が熱くなった。卒業生たちの感謝のメッセージにも純真な素直な気持ちを感じ取ることができた。「人は1人では生きては行けない。クラブ活動を支えてくれた多くの仲間や、怪我で苦しかった自分を励ましてくれた母に感謝したい」などと、本当に素晴らしかった。
 我が子がいなくてもこんな感動的な思いをするのはあと何年くらい経験できるだろうか。
 本日の素晴らしい出来事に感謝したい。