「地域、市民への研究紹介」という宮古短大の出前講座に行って来た。県立大学の先生たちが研究したものを発表し、それを学ぶというものだ。本日で3回目。このうち2回の講座に出席している。本日の研究発表テーマは「格差を考える」と「成果主義の現状と課題」の2つだった。
日本経済は今、様々な格差が拡大している。そのうち所得格差が深刻な状況にある。小泉内閣が格差を拡大したと言われているが、実はこの格差は1995年から始まっていた。小泉内閣だけが目立ってしまった状況だが、実はこの格差、過去3回も拡大した時期があったという。現在の格差の原因は企業の方針転換(日経連の新時代の日本的経営)と政府の政策にある。派遣労働の規制緩和などにより派遣社員が急増、あるいはパートの待遇改善。これによって正社員、非正社員化が進み、その賃金格差が広がっていっている。云々。
こんなことを学んできたのだが、残念なのは一般市民の参加がなかったこと。本日は小生以外は皆、大学関係者。それもたった数名である。場所はキャトル5階の研修室。夜6時20分から。街中のショッピングセンターで研究発表することは多くの市民を取り込む可能性は高いのだが、ここの場所が悪いのか、あるいは告知方法に問題があるのか、その市民の参加を求める工夫が求められるものだ。あとはやはり市民が分かりやすい、興味を惹きやすいテーマというのも大事なんだろうな~。
日本経済は今、様々な格差が拡大している。そのうち所得格差が深刻な状況にある。小泉内閣が格差を拡大したと言われているが、実はこの格差は1995年から始まっていた。小泉内閣だけが目立ってしまった状況だが、実はこの格差、過去3回も拡大した時期があったという。現在の格差の原因は企業の方針転換(日経連の新時代の日本的経営)と政府の政策にある。派遣労働の規制緩和などにより派遣社員が急増、あるいはパートの待遇改善。これによって正社員、非正社員化が進み、その賃金格差が広がっていっている。云々。
こんなことを学んできたのだが、残念なのは一般市民の参加がなかったこと。本日は小生以外は皆、大学関係者。それもたった数名である。場所はキャトル5階の研修室。夜6時20分から。街中のショッピングセンターで研究発表することは多くの市民を取り込む可能性は高いのだが、ここの場所が悪いのか、あるいは告知方法に問題があるのか、その市民の参加を求める工夫が求められるものだ。あとはやはり市民が分かりやすい、興味を惹きやすいテーマというのも大事なんだろうな~。