斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

議員活動レポートNo8を発行しました

2014-11-13 22:17:15 | 議員活動
議員活動レポートNo8を先週発行しました。
当初8月発行の予定より遅れること2か月余り、これから
配付をしていきますが、今回私自身は約200部を配布する予定です。
あとは配付をお願いしました。
本来なら私が全世帯に配布できると一番良いのですが、時間的に
どうしても無理です。それは配付先でお会いした町民の方々と、
特に滅多にお会いすることの無い方とニセコ町の暮らしについて
お話することは貴重な機会ですからこの時間を大切にしていきたい
と思います。

ニセコ町は人口が微増しています。
9月末で4,857人、世帯数は2,287軒でした。(広報ニセコ11月号から)
人口減少時代にあって、特に地方の過疎化が進む中で微増とはいえ、
ニセコ町のような小さな町で人口が増えていくのはそれなりの理由が
あると思います。私もその理由に魅かれて9年前に移住してきました。
終の棲家として選んだニセコ町が「住むことが誇りに思えるまち」、
「住みつづけられるまち」、「住んで良かったまち」になるように
一町民として責務を果たしていきたいと思っています。

“原発止めようみんなの会議”

2014-11-13 12:56:00 | 政治
倶知安町議会議員の竹内隆さんの呼びかけで“原発止めようみんなの会議”が
倶知安町の後志労働福祉センターで10月26日に開かれました。
話し合いのテーマは
1.避難計画の有効性
2.泊原発再稼働を止めるために、私たちが出来ること

10月24日は原子力防災訓練の日でした。倶知安町では避難予定地の
伊達市に町内会員の一部の方々がバスで避難訓練を行いました。
訓練に参加された町民の方々からご意見・感想をお聞きしました。
●ああいう避難はあり得ない(現実的でない)
●冬期間通行止めの箇所がいくつもある
●スクリーニングが全町民に対応できないのではないか
●高齢者が多い
●避難者の対象となる幼児が大切であるが、訓練では考えていない。
 3歳の子どもを連れた避難訓練者はたった1組だった。
●無駄な訓練である
●(いざ事故が発生した時の)人間の心理状態を考慮していない。
●誰が避難したか確認がなかった
●単なるイベントに過ぎない。
●天候は一切考えていない。
●行政側はシナリオ通りに行けば大成功と考えて、住民主体ではない。
 命・暮らしを守れるのか。
等々意見が出されました。

つづいて “泊原発再稼働を止めるために、私たちが出来ること”について
参加者全員から意見が出されました。
原発事故による健康被害を特に子どもたちの健康被害に関して
チェルノブイリ事故の現状からよく理解すれば、原発に反対せざるを得なく
なるのではないかと言う意見がありました。
住民投票についても検討する意見が出されましたが、投票のやり方で
却って妨害とか失敗も予想されることから積極的に推進するところまでには
至りませんでした。
問題は原発に関する情報が充分に浸透していないことが現在の状況にある
のではないかと私は思います。

最後に次回の会議では講師の先生に講演をしてもらうことになりました。
その際に講師は一人ではなく原発推進派の方と脱原発を目指すお二人の方々を
お招きして講演会(シンポジウム形式)を行ってはどうかということになり、
何人かが候補に挙がり、交渉してみることになりました。

こうした会合にはいつも原発反対派ばかりが固まってしまうので、
原発推進派やどちらとも言えない方々、その他の考え方の方々にも参加しやすい
講演会にしてみてはどうかということが話し合われました。
何よりも原発についてあまり考えようとしない人たちに一人でも多く
目を覚まして関心を持ってもらうことが“鍵”となるのではないでしょうか。