斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

冬季オリンピック

2018-03-08 23:52:57 | 町の課題
広報ニセコ3月号“こんにちは 町長です”で片山町長は平昌へ
冬季札幌オリンピック・パラリンピックの招致PRのために出かけた時の
様子を書いています。その中で
“この間、各国の多くのIOC委員にニセコの紹介をしましたが、
ニセコの名前をご存知の委員の人は皆無。“とありましたが、同行していた
札幌市のスポーツ局の方は
“ジャパンハウスの北海道ブースでは札幌よりニセコ町が一番人気があった。
ニセコのブランド力は高い“と語っていました。
ニセコの名前を知らないIOC委員は皆無ということはないと私は思って
います。謙遜?しているのか言葉が通じなかった?!のかな~と思っています。
片山町長はここを訪れた安倍総理やIOCのバッハ会長とお会いして
ニセコをしっかりPRしていたので成果はあったと聞いています。

冬季札幌オリンピックが実現するかどうかはわかりませんが、最終的に
判断するのは開催地の一つになるニセコ町であり、町民の理解があっての
オリンピックです。平昌オリンピック視察について町民のみなさんにまず
説明して理解を得た上で事業費約700万円を予算計上したのか、その
プロセスが問われています。

9月11日(月)議員協議会で約50分「2018年平昌オリンピック・パラリンピック
視察等について」教育委員会から詳細な説明を受け協議しました。
その結果9月議会定例会13日(水)最終日にこの予算を承認しました。
正直、素人の議員たちが説明を受けて即判断を迫られてもわかりません。
(この件について2017年12月1日のブログに載せています)

なお事業費はおおざっぱですが、以下のようです。
開催主催地札幌市:市長を含む職員15人 カンヌン泊 予算700万円以内
倶知安町:町長他3人の計4人 カンヌン4泊  420万円
帯広市:市長他職員2人計3人 ソウル泊2人2泊、1人4泊 数十万円
ニセコ町 町長他10人計11人 カンヌンとソウル泊    700万円

各自治体の事情や条件が異なるので単純にはいきませんが、各自治体の
担当部署らの聞き取りです。

なおこの件については町民の意見・要望を受けて議会に一般質問「平昌
五輪への視察団派遣について」を提出しています。

3月議会定例会が始まります

2018-03-08 00:11:46 | 議員活動
第1回ニセコ町議会定例会が3月8日(木)から16日(金)まで
9日間の日程で始まります。
7日(水)一般質問5件を提出しました。

①学校給食費無料化の実施について
②新庁舎内に子ども食堂を
③ニセコ高校への新年度出願者数について
④平昌五輪への視察団派遣について
⑤これからの雪対策について
以上の5件です。

一般質問は3月9日(金)の議会運営委員会で5人の委員と議長の6人
で審査され質問の許可が下されます。審査する委員の方々は提出した
いづれの質問も町民のみなさんからの意見、要望、質問をもとに作成し
いることを念頭に置いて審査していただきたいと願っています。

始めの「学校給食費無料化の実施について」は何と全国1741自治体の
4分の1に当たる442自治体がすでに給食費の全額、半額、一部補助を
実施していることがわかりました。
北海道では三笠市(9,000人)が2006年から無料にしています。
他にも道内16の自治体で実施しています。その内後志管内でもすでに
赤井川村、黒松内町が無料化をしており、昨年から蘭越町が小中学校の
児童生徒254人の給食費半額補助を始めました。
今年から留寿都村、神恵内村が給食費の補助を始めるようです。

最近では滋賀県長浜市(11万6千人)が無料化を実施し話題になりました。
歴史的に最も古い所は山口県和木町(6,323人2017年10月1日現在)で
1948年ごろから給食費の無料化を実施しています。

福島県郡山市(14万人強)では昨年の9月定例会で「郡山市内小中学校の
給食費の無償化を求める請願」に賛成26、反対11で採択されました。
郡山市のような人口14万人余りを抱える自治体では給食費は年間
12~13億円なるそうです。

ニセコ町の小中高校生500人分の給食用食材費は約3,000万円余りです。
(他に給食のための経費は約3,500万円かかります。)

給食費の無償化は今全国で広がっていますが、自治体財政を圧迫する
懸念があり、実施に踏み切れない市町村も少なくありません。
これは政府が財源を確保し、全国の学校給食の無償化を実現すべき
ではないかと思います。