斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

外科的手術=クオータ制の実現が必要

2019-02-01 23:37:26 | 未来のニセコ
1月28日(月)後志町村女性議員協議会の総会と研修会、新年会が倶知安の
第一会館で開催されました。後志19町村の内11町村から16人の女性議員が
おりますが、女性議員の比率は約8%です。女性ゼロ議会から新たに女性議員が
誕生した議会もありましたが、一方で女性議員がいた議会が女性ゼロ議会に
後退した議会もあり、一進一退です。

なぜこんなに女性議員は少ないのか。またなぜ女性は団結しないのか・
昨年5月に「政治分野における男女共同参画推進法」=「候補者男女均等法」が
施行されました。しかしながら罰則はなく、強制力を持たない理念法に過ぎません。

1昨日報道ステーションで「女性議員を増やす」のテーマで1月29日東京で
行われた院内集会の様子が報道されました。ご覧になった方もいらっしゃると思います。
私の知り合いの方々の顔がたくさん見られました。私も参加出来ず残念です。

この番組の中でジャーナリストの後藤謙次さんが「思い切った外科的手術が必要である」
と述べています。新たな社会を生むためには女性議員が一定の割合を占めることが必要です。
政治も大きく変わります。世界中で女性議員の割合が高い国々は例外なくクオータ制
(割当制)を採用しています。日本は先進国の中でも政治分野における女性の進出は
最低を記録しています。誰もが住みやすい社会を実現するためには日本も「クオータ制」
を断行することしかないと思います。
このままでは日本は100年かかっても男女平等は実現されないと思います。
不平等で不幸な社会がこれからも継続して行きます。
「誰一人置き去りにしない社会」とは何処にあるのか。明らかに
「女性を置き去りにしている社会」ではないのか。

日本政府は一体何を考えているのか。当たり前のことが当たり前にできない
最も遅れた国と言えます。

私は意識の高い女性ばかりでなく、この政治の貧困に対してリベラルな意識の
高い男性たちが勇気を出してもっともっと声を上げて欲しいと思います。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿