斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

昨年の4月24日(日)から1年を振り返って

2012-04-24 10:45:10 | 議員活動
昨年2011年4月24日(日)はニセコ町議会議員選挙投票日でした。
同時にニセコ町議会議員に立候補して当選した日です。

2006年7月ニセコ町に移住してきて4年10か月、
ニセコ町民として住民票を提出してからちょうど4年でした。

今にして思えば周囲から私の町議会議員立候補は″無謀”極まりない
行為と映ったに違いありません。
地縁、血縁はもちろん、地盤、看板、かばん無、政党、組織、支援団体、
地域支援も一切なく、家族の支えもありませんでした。
ニセコ町をよく知らなかったからできたことかもしれません。

しかし地元でたった一人の女性が堂々と名前を出して、支援してくれました。
また幸運なことに札幌の友人が10日ほど泊り込んで何から何まで選挙の準備を
手伝ってくれました。何よりこのお二人のおかげです。

この“村社会”を今も厳然と引き継がれているニセコ町で地元の方が堂々と
名前を出して支援することは大変勇気のいることです。
ニセコ町民の何十人もの人たちから直接、私を応援していることが分かると
“村八分”にされる。“この町には住めないようになる”また
“落ちてもそれはあんたのせい(悪いん)じゃないよ”と言われました。

私の当選は“奇跡としか言いようがない”、“これはまさに(ニセコ町の)革命”
です、“よく当選できましたね”と今でも選挙事情をよくご存じのたくさんの方々
から言われます。

この“当選”がニセコ町も水面下で静かに確実に前進していることを
実感させられます。

それだけに私に投票してくれた方々の期待に少しでも答えなければとの思いで
無我夢中の1年でした。

町民の方々からの意見・要望をよくお聞きし、調査を重ねた上で年4回の定例議会で
一般質問を12件行いました。

2011年6月(21日)の定例議会で一般質問3件
①泊原発と防災について
②「綺羅乃湯」入館料の町民利用者への一部助成について
③ニセコ町敬老祝賀会と高齢化について

2011年9月(20日)の定例議会で一般質問2件
①「小学校の選択制」について
②「フッ化物洗口」について

2011年12月(20日)の定例議会で一般質問2件
①「ニセコ町まちづくり基本条例」の評価について
②原発問題について

2012年3月(13日)の定例議会で一般質問5件
①原子力防災計画について
②節電について
③有島記念館の運営について
④校区外の入学許可について
⑤ニセコ町の今年度の大雪による被害状況と除雪について

以上です。

議員2年目に入る今年は、町の山積する課題の中から問題を絞って
まちづくりの一歩が実現できるように努力していきたいと考えています。

そして一にも二にも健康管理の大切さを実感しています。
ニセコという空気も水も森も恵まれた自然環境に抱かれ、新鮮な食べ物にも
恵まれ、癒されることで切りのない仕事とストレスの多い日常生活とのバランスを
いかに保っていくか、一日24時間365日という限られた時間をどう有効に使って
いくかが課題でもあります。

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