斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

9月議会定例会一般質問 質疑応答 要約掲載

2016-10-08 18:38:14 | 議会・議員
9月議会定例会一般質問の質疑応答を要約して掲載します。

ニセコ町の公共交通体制について

Q斉藤うめ子議員  
地域の公共交通の整備は、自動車を運転しない町民や高齢者、子ども、障害者にとって
通院、通学、買い物など日常生活と直結する最も基本的な移動手段であり、必要不可欠な
最低限度の生活を営む権利と言えます。
現在ニセコ町内には公共交通の手段としてデマンドバスのみが運行しています。
しかし、電話をしても予約がとれない、利用する時間帯が合わないため予定が立たない、
夜間は運行しない等々、ほかにもさまざまな問題を抱えており、町民の足として確実な運行は
保証されていないのが現状です。このため、日々の生活に不便を生じたり出かける機会も
制限されるなど、さまざまな問題が発生しています。これは、ひいては町全体の衰退にも
かかわってくることになり、危惧される問題です。高齢化とともに地域の公共交通の利用度は
これからもますます必要になってくるものと思われます。
特に冬場は利用者の増加が予想されます。町としてこの現状をどのように受けとめ、
対策はあるのか、町長の見解を伺います。

A片山町長
 議員ご指摘のとおり、地域公共交通は住民の皆さんの通院、通学、買い物の移動手段として
生活と密接に関係をしており、公共交通体系の強化は町民の皆さんの生活基盤を支え、利便性
を高める側面から大変重要だと考えております。町内の公共交通としては、近隣町村や市街地と
温泉方面を結ぶ路線バスやJR、タクシー、町内区域運行のデマンドバス等が運行されております。
このうちデマンドバス運行の課題につきましては、昨年度のまちづくり懇談会でも斉藤議員の
ご指摘と同様のご意見を多くいただいたところであり、また公共交通体制の強化は観光事業の
受け入れ態勢の充実を図る側面からも重要課題と考えております。
平成28年3月に策定したニセコ町自治創生総合戦略においてもニセコエリアの2次交通の確保を
位置づけたところでございます。今後地方創生推進交付金等の活用を視野に現在運行している
デマンドバスなどの公共交通の課題や対応策を整理した上、生活、観光基盤の両面から公共交通を
最適化する方策を検討してまいりたいと考えております。なお、その際には現在交通事業を展開
していただいている町内のバス事業所やハイヤー事業所などの皆さんとの連携を図りつつ取り進
めてまいりたいというように考えております。

Q斉藤うめ子議員
町内の公共交通を最適化する方策を連携して進めるということは、絶対に必要で、ぜひして
いただきたいと思います。デマンドバスが平成13年から本格的に取り入れ、町内の公共交通
として始まったわけですが、私はこの3年間を振り返ってみたとき、このデマンドバスだけで
最初からどう考えても町内の公共交通を全てカバーするということは全く不可能に近い状態
だったと思います。そのことを予測できたのではないかと思っています。その当時からニセコ
町地域公共交通活性化協議会というのが発足していていますが、この協議会でこれまで3年間に
何回デマンドバスに関する問題を検討、協議会を開かれてきたのですか。なぜかというと、
この3年間、少しは改善された部分もありますが、乗車率を見たときに、むしろ下がっている
傾向にあります。根本的な問題解決が検討されていないのが現状です。
今後地方創生推進交付金等の活用を採用してこれから生活、観光基盤の両面から公共交通を
最適化する方策を検討すると今おっしゃいましたけれども、何よりも私はもっと根本的な問題を
徹底的に話し合うということが大事だと思うのです。私が最初に申し上げたように、これは
町民の足が不便になるということは町の衰退にもかかわってきますので重要な問題です。
その方策というのはどういうことを今考えていらっしゃるのか、わかる範囲で結構なので、
お聞かせ下さい。

A山本企画環境長
デマンドバスも含めて、これまで地域の公共交通については段階的に経緯をたどってきたのだろう
とまず思います。デマンドバスの前にはふれあいシャトルが動き、スクールバスとの混乗の中で
ということでスタートしたということで始まってきて、そちらを卒業して今度はデマンドバスという
ことで始まってきたということなので、年々ある程度の進展というか進歩を遂げてきたのだろう
というふうには押さえております。
 それから、これまでのデマンドの問題というのは、先ほども申し上げましたようにこれまで
斉藤議員からもご指摘いただきましたし、それから各まちづくり懇談会の中でもさまざまな課題は
出ておりまして、それらは運行事業者さんとも含めて検討し、ある程度の対策を試みてはきましたが、
確かに根本的に解決されている状態ではないというふうには捉えております。
 そこで、これがデマンドバスのことだけで地域の公共交通が本当に解決するのかというご質問、
ご指摘は、我々もある意味そのように捉えておりまして、そのために今回国の交付金を活用した中で
公共交通に係る全体の状況を把握、調査をして、どのような形にすると最適化していくのかという
ことをいま一度調査させていただきたいと思っております。その際には、デマンドバスの運行状況
ももちろんですし、それからJRの状況だとか路線バスの状況だとか、それらのものも加味しながら
最適化の方法を探っていきたいと考えているところでございます。

A片山町長
 先ほどのご質問で全ては不可能というのは全くそのとおりで、最初からこれによって全てが
解決するというふうに思っておりません。また、地域公共の交通会議の中でも、あるいは当時
調査をしていただいたコンサルタントの報告においても、ニセコ町内の場合は3方向に大きな
需要があるので、3台必要ではないかというのが出された提案でありました。
しかし、3台必要だというふうに私も認識しておりますが、乗車率をきちっと上げて、
みんなが使うと。タクシーやハイヤーさんとは全く違うので、みんなで譲り合って乗るという
のがデマンド交通の、いわゆる福祉面での乗り合いタクシーの側面もあるわけでありますので、
そこの意識が定着したらもう一台ふやすということも選択肢としてあるのではないかという
ふうに私はもともと考えてこれまできております。ただ、今、日本の社会の中でウーバーという
新たな住民が参加する公共交通の手段ができたり、さまざまな展開が世の中にありますので、
今回一回現状をきちっと把握をして調査をし、その上でニセコ町が次のステップに行くために
どうしたらいいか、その洗い出しをしながら次の手を考えたい。

A山本企画環境長
先ほど協議会の開催の状況ということでお話をいただいたと思いますが、デマンドバス運行前では
3回から4回協議会を開催しながらデマンドバスをどのように運行していくかという話し合いを
したということでございます。運行がスタートした以降というところについては、ここ2年に
ついては我々のほうも課題のところはある程度押さえてはいますが、ではそれをどうするのだ
というところまで検討が至っておりませんでしたので、開催については書面の会議でご了解を
いただいていたというのがこの過去2回ということでございます。

Q斉藤うめ子議員 
 今お話を聞いて運行後ははっきり言ってほとんど検討されていなかったような状況に見えるのです、
お聞きしたところでは。これについて私が何回もこういう課題があるよということをここで
一般質問させていただいて、それに対して対応はほとんど変化なかった。私が申し上げたいのは、
もっともっと検討ていただきたいという思いがあり、協議会を傍聴させていただきたいと思った
のですけれども、実際にはそういう機会はなかったような気がします。
今回の町長の行政報告見ますと、乗車人数が減っているのです。減っているということは、
私の聞き取り調査の範囲では、デマンドバスはもう当てにならないから、ある程度あきらめよう。
行くのもあきらめようとか、そういう傾向が実際に私の耳に入ってきて、本当にどうしようもない
ときは個人的に頼んでみたりするそういう状態で、むしろ後退しているというか、むしろ乗車人数が
減ってくる傾向にこのままではあるわけです。ですから、町長がおっしゃったように、本当に
この町内の交通網ですね、町民の足というものをきちっと、これからもますます必要になって
きますので、時間をかけても、根本から検討していただきたいと思っております。
検討していくと同時に、デマンドバスだけではなくて、朝早いスクールバスに乗せてもらうとか、
平行してやっていかれる範囲で取り入れていくという方法もあるのではないかと思います。
もっと柔軟な発想というか、ただ、スクールバスになりますと、学校に通っている子どもたちの
運行経路しか行かないので、その範囲と距離を少し延ばすとかできないものか。
最初は5カ所で1便ずつ出ます。帰りは3回各便が出るわけです。
交通問題は全国どこの町村でも抱えている深刻な問題でありますので、その地域、地域の問題を
よく検討した上で取り入れていかなければならないと思います。
 最近では中頓別町が全くボランティアで無償で始めましたので、どこまで続くのかわかりません
けれども、これも自治創生の費用で賄っているかと思いますが、それから最近新聞で読んだのでは
住民がバス自主運行というのがあって、行政もサポートをしているようです。千歳市の場合は住民が
バス自主運行して1日3便出す。そして、町民がバスのドライバーになって運行するとか、そうい
うことをやっているわけです。
実際ここのニセコ町でもそういう話が出ていますが、デマンドバスに頼れないときは誰かに頼んで、
これは白タクになるといけないのですけれども、何とかしてもらおうという話も出ています。それから、
近隣の町村でも、これは違法ではありますが、そういうのを利用しているところもあると聞いて
おります。
車を運転しない人とか、それから運転できない人たちは大変な苦労をしています。今申し上げたような
スクールバスの活用とか、住民タクシー、ライドシェア、それから今思いつく範囲では福祉バスの定期
運行とか、そういうものもいろいろと組み合わせてやっていく必要があるのではないかと思います。
そこで、今後の検討委員会ではぜひそういう面でもっともっと検討していただきたいと思っております。
その検討委員会なのですけれども、どういう方たちが検討委員になっているのか。もっと幅広く
公募するとか、そういう方法も検討していただきたいと思っております。

A山本企画環境長
 今ご指摘いただいたようなさまざまな運行手段ですとか、そのようなことも視野に入れた中での
検討を現在考えているということでございますので、今ご指摘いただいたようなことも参考に
させていただきながら、今回の最適化の検討を進めてまいりたいと思います。
 それから、協議会のメンバーという部分については、運輸局さんですか、いわゆる交通の関係の
専門の方、それからニセコ町内では今公共交通に関連する事業者の方々ですとか、それから町民の方、
町内の各種団体、例えば福祉協会ですとかということも含めながら、幅広く公共交通に関係する
ところを構成員として進めてまいりたいというふうにも考えております。



これからのニセコ高校のあり方について

Q斉藤うめ子議員  
国家百年の計は教育にありと申します。同様にニセコ町百年の計は教育にありと考えます。
少子化の影響もあり、近年ニセコ高校では生徒の定員割れが続いておりますが、
町にある高校の存在の意義、あり方は教育的観点からはもとより、町の活性化、発展のために
大変重要なものと考えます。
そこで、以下の点について伺います。
①定員割れへの今後の対策はどのように考えているのか。
②生徒募集のターゲット、対象者はどこに当てているのか。
③ニセコ中学校からニセコ高校進学率はどのくらいか。過去の推移をもとに。
④日本で唯一の緑地観光科の特色を生かして積極的に全国から生徒募集をする考えはないのか。
⑤地元の生徒が行きたい高校、保護者が行かせたい高校はどのような高校と考えているのか。

A菊地教育長
 ニセコ高校の存在、あり方については非常に重要であると私も考えております。それでは、
順次お答えをしていきたいというふうに思います。

①何よりもニセコ高校の特色ある教育内容の魅力を一層高め、地域から信頼される学校づくりに
努めることだと以前からそのように考えて取り組んでいるところであります。今の対策と
しましては、町長、学校長高校教育振興会長などで構成するニセコ高等学校振興対策会議に
おいて生徒募集のあり方など、学校振興策について協議検討のもと各種対策に努めている
ところであります。

②町立高校としてやはり地元及び後志管内に重点を置きつつ、札幌市など道内への案内も行って
いるところであります。

③最近の5年間を見ますと、おおむね30%前後というふうになっております。

④先ほど述べた高校振興対策会議においてその方針を協議、検討しているところでありますが、
生徒寄宿舎の拡充による受け入れ態勢づくりが必要となるなど、大変大きな問題も考えられる
ことから、現時点では結論は得ておりません。

⑤1点目でお答えしたとおり学校そのものの魅力を一層高め、地域、町民から信頼され、支援される
学校づくりを学校、教職員が一丸となって取り組むことが肝要だと考えております。
議員も言われるとおり、本町の教育振興、そしてニセコ高校の振興はより長期的な視点での構想や
それに基づく着実な取り組みが必要だと思います。そうした意味からも、農業と観光を融合した
緑地観光科によるハイブリッド教育の充実をさらに図りつつ、社会に貢献する人材を輩出する視点での
教育に引き続き努め、多くの中学生が進学したい学校づくりに取り組んでまいります。

Q斉藤うめ子議員 
 全くおっしゃるとおりですが、実際生徒は定員割れしています。
そこで定員募集の方法ですが、そこに何か講じているものが具体的にあるのでしょうか。
 おっしゃるとおりで学校の魅力を高めるということ、これはもちろん当然なのですけれども、
そしてこの緑地観光科というのは日本で初めての学科ですから、このPRというか
宣伝がまだまだ行き届いていないような気がします。これは、全国にこういう学校がありますよ
ということはお知らせはしているのでしょうか。インターネットがありますけれども、
道外からの生徒の受け入れはどういうふうにされているのか。

 それから、お話の中に寮の問題がありましたが、私は高校にはニセコ町や管内だけでなくて全国、
全世界からニセコの魅力を感じていろんな人たちが集まってきて、ミックスするというか交流する。
多種多様な子どもたちがお互いに集まるということは、今国際的に注目されているニセコ町ですので
もっと広い範囲で生徒募集をすることは非常に大事なことではないかなと思っています。
そして、なかなか地元にいると地元の魅力に気がつかないことがあるのですけれども、そういうことを
気づいてもらうためには、いろいろなところからも入っていただくことが大事ではないかなと思って
います。
寮の問題も、もちろん遠くから来るとありますが、これは私は一番最初の文言で申し上げたように、
教育は国家百年の計と言われるように、将来を見据えて教育にお金をかけることは町の発展、貢献に
非常に重要なことだと思っています。そして、教育関係者も含めて町民の方々から、ここの
子どもたちにお金をかけたって、どうせ外に出ていって帰ってこないのだからというような話も
きいております。
私は、そうではないと思うのです。仮にこの町から出ていったとしても、将来またUターンする
子どもたちも出てきますし、またIターンも含めて、そしてまたニセコの魅力を町外、全国、全世界に
広めていくという機会になりますので、この高校の存在というのは非常に重要な意義があると思います。
ですから、もっと生徒募集に力を入れてはどうかというふうに思っています。過去において、具体的に
どういう募集の仕方をされているのか、教えていただきたいと思っています。

A菊地教育長
 本当にニセコの魅力を高校教育を通して全世界に広める、その拠点の一つに高校があるというあたりは
私も同感でありまして、そういう意味でも今のハイブリッド教育、これがなしている意義というのは、
非常に大きなものがあるなと。実際にそういう教育内容を進めているなというふうに私は思っております。
 具体的に生徒募集の方法につきましてですが、具体的には春の段階から学校長が、先ほど言いました
ように町内あるいは管内の生徒に重点を置いて募集しておりますので、管内の全ての中学校を訪問して
高校の教育内容について説明をし、進路指導に生かしていただくようにお願いをしているところです。
ただ、1度ならず2度、3度と足を運ぶことがございます。
 それから、もう一つは、高校の説明会を開催しております。これは、中学校で要望があれば、
その中学校へ行って実際により詳しい教育内容についてプレゼンテーションも使いながら説明をしたり
、もちろんニセコ中学校では毎年行っておりますので、その際はニセコ高校も他校も含めてなのですが、
それぞれの学校の説明をして、子どもたち、それから保護者に学校の魅力について説明をしている
ところでございます。
 それから、体験入学がございます。これは、ニセコ町内の子どもたちにつきましては全員を対象として、
高校の1日体験入学をして、実際に高校生の子どもたちが案内をしながら、高校で行っている教育内容を
味わってもらったりということを毎年行っておりますし、それから管内の中学校にも呼びかけて、
毎年相当の中学生が体験入学に来ているところでございます。
 それから、札幌圏のほうにつきましてですが、今のところ札幌圏につきましては札幌市の教育委員会に
ニセコ高校の案内、募集要項の配付も含めてお願いをしているところでございます。
まだ札幌圏につきましては、一つ一つの学校を歩くというところまでは至っておりません。
 それから、全国へのお知らせについてなのですけれども、今のところは全国につきましては
ホームページの内容を見ながら全国からの問い合わせに応じて、今までも道外からの入学生もあり
ましたが、ホームページを見ながら子どもたちが、体験入学に来る子もおりますし、実際に志願して
くるということがございます。
 それから、最後に寮の問題ですが、現在8割から9割、年度によっては近く生徒が入ることが
ありますので、これを拡充するということはなかなか、そう簡単にはいかないのかなというふうに思って
いますので、より検討を深めてまいりたいなというふうに考えております。

Q斉藤うめ子議員 
 今教育長から全国へのお知らせということをおっしゃったのですけれども、私も実は高校に問い
合わせたところ、道外から来ている生徒さんがいらっしゃるのですけれども、その場合は道内に
保護者が居住するということが条件だというふうに伺ったのですけれども、そういう規定が
あるのでしょうか。
そうなると、全国にお知らせをPRしてもその家族なり住居を完全に道内に移さなければ受け入れない
という体制になっているというふうに伺っています。それは本当なのでしょうか。そうなると、
また生徒募集の方向も違ってくるかなと思っています。
それが1点。
 先ほどもお話しの教育レベルを上げることは本当に大切なことなので、全国から生徒募集を
していくことによって、おのずと私は教育のレベルも上がっていく可能性が非常に高いと思っていますし、
高校のレベルが上がれば、それは波及効果として中学校、それから小学校への影響も非常に大きく影響
されてくるものではないかというふうに考えております。その点について。
 それから、寮の問題ですね。全国から募集すれば当然寮の問題が出てくるのですけれども、現在までは
寮を見ているところでは満員になったことはないようなのですけれども、その寮の問題も当然考え
なければならなくなります。ですから、教育改革というか、教育自体まだまだ検討していかなくては
ならない問題がたくさんあると思います。
町の将来、未来を考えたときに、これは本当に根本的な一番大切な問題の一つだというふうに考えています。

A菊地教育長
 道外からの募集についてですけれども、北海道教育委員会が定めている規則といいますか、そのような
規則があるかと。つまり保護者の住所が存する生徒の受け入れということになりますので、道立学校で
あればそのような規定があるのかなというふうに思っております。ニセコ高校の場合は町立高校という
ことで、設置者がニセコ町ということですので、過去にも道外からの生徒を受け入れておりますし、
具体的な決まり等についてはちょっと調べてお伝えをしていきたいというふうに思いますけれども、
過去にも道外からの入学者があるということは事実でありますので、その辺の規則は調べて、また後ほど
お伝えをしたいというふうに思います。

Q斉藤うめ子議員
 生徒の入学に関して、居住地が道内でなければならないのか、ことし福井県のかつやま子どもの村から
来ている生徒さんは、それから前に聞いた話では奈良県から来ている生徒さんは道内に居住地を移すと
いうことが条件で来ているというふうに伺っておりますが、その辺どうなのかなと思っています。

A加藤学校教育課長
 厳密に言いますと、ニセコ高校は町立高校ですので、学校設置者がニセコ町ということなので、
ニセコ町としては学区としては別に道内に限ったものではないので、全国からも受け入れしていると。
実際に受け入れる際に学校の生徒指導の問題とかもいろいありますので、あと寮に入っていただいた
場合に、寮の休みになると閉寮日とかがあって、生徒を一旦帰宅させたりすることもあることから、
学校の指導の範囲内でさまざまな入学時の募集のときにそういう相談を受けて、個別に学校で対応
しているのが状況です。
ですから、入学時に道外に住所があっても、ニセコ高校を受験するというのは可能だということで、
そのように個別に対応して受け入れているというのが現状です。


同期会

2016-10-08 14:52:34 | 人生
藤女子高等学校新17回生同期会が去る10月1日、札幌のホテルで
開かれ昨年に引き続き参加しました。
昨年は卒業50周年と言う節目の年ということもあり道外からも
たくさんの参加者がありましたが、今年は道内が中心で約30名ほどでした。

私たち団塊の世代は1学年360人以上6クラスあり、6年間同じクラスに一度も
ならなかった人もおり、覚えていない人もおりますが、年に1度、こうして
2時間余りですが、一同に会してお互いに元気を確かめ、近況を語り合うのも
とても大切な時間のように思います。
道外からの参加者は数名でしたが、参加者の多くは現在も様々な形で
大いに活躍している様子が窺えました。

同期会は卒業以来毎年欠かさず開かれてきたようです。
中心になっている幹事の方々が確りまとめてきてくださったお陰と
感謝しています。
同期会代表を始め、今も藤学園で教職を取られている方がいればこそ
こうして毎年続けて来られたものと思います。
幹事のみなさま、いつも本当にご苦労さまです。
これからもよろしくお願いいたします。


ニセコ高校出前講座

2016-10-08 13:51:30 | 教育


北海道ニセコ高等学校で10月6日(木)2年生「観光コース」の生徒を
対象に道庁と後志総合振興局の職員による出前講座が行われ、その講座を
見学する機会がありました。こうした講座は一般町民や関心ある方々にも
ぜひ開放していただきたいと思います。

*ニセコ高校は去る10月1日、札幌で移住促進に取り組むNPO法人
「住んでみたい北海道推進会議」が開催した移住促進のための
アイディアコンテストで全道10校16チームの中から最優秀賞に
輝きました。ニセコ高校のますますの活躍が期待されています。

リーダーとは

2016-10-08 12:54:45 | 社会
「選挙」を通して改めて「人間とは何か」について考える
機会になりました。
こうした特別な状況下で、人間の本質が良く見えてきます。
どんなに頭が良くても
どんなに素晴らしい政策を掲げても
どんなに情熱を抱いていても、
どんなに意欲に燃えていても
どんなに弁舌に優れていても、
論争相手をとことん論破できたとしても、
その根本に人間としての優しさ、思いやり、気配り、配慮が欠けて
いるならその人はリーダーにふさわしいとは言えないのではないか。
リーダーにはより高い人間としての品性が求められていること。
リーダーになってはいけない人、リーダーにさせてはいけない人、
今回の選挙を通して「人間とは何か」、改めて考えさせられたことは
大きな成果だったように思います。