先週の土曜日にわが家はプチお花見に行きました。
私の作業が追い込みに掛かっているので遠出するのが無理だったし、三ツ沢公園まで。
トシヤは春先に調子が悪くなるので、ほぼ毎日自傷して頬を青黒く腫らしています。
たまに血豆が破けて出血もしています。
ほんとうに何が原因なのか、周囲にはほとんど理解できないんです。
人に向かっていくのもかなり困るけれど、自傷も負けず劣らず辛いものがあります。
自分の考えや欲求を言葉で表現できないということは、私たちの想像を超えるくらい辛いことなのでしょう。
たとえ言葉を持ってたとしても、うまく相手に伝えられるかどうかというのもあり、コミュニケーションの問題というのは人間として生きていくのにとても大きな問題なのだなあとつくづく考えさせられます。
それゆえに、自閉症児は障害児のチャンピオンなんて言われてしまうんだろうな。
肝心要の部分に困難を抱えてしまっているから。
私はトシヤの調子の波を肌で感知することは出来ます(高性能のセンサーが備わってると思って下さい)。
なので予測的に行動を制御することは可能ですけど、トシヤの希望を細かく受け取ってやるのは無理です。
このあたりのテレパシー的な能力が備わるといいのになあとずっと思っています。
トシヤは家にいるときは自分の寝室(和室)にひとりでいることが多いのですが、昼間でもカーテンを閉めて真っ暗にし、部屋の隅っこに座っています。
何を思って過ごしているのでしょうかね。
これってまるで座敷わらし?
まあ、わが家の座敷わらしみたいなものだけど。